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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.29 )
- 日時: 2011/08/07 11:46
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
病院から家までの道のりはそう遠くない筈なのに、私の歩みが遅いからか、
すごく遠く時間がかかっているような感じがした。
「ただいまぁ〜・・・」
玄関のドアを開け、靴も脱がずにその場に座り込んだ。
あ、こんなところに居たらまたお母さんに怒られちゃう。
重い腰を上げながら立ち上がり、自分の部屋に向かった。
「ふぃ〜・・・!」
ボフッと、ベットに倒れこんだ。
しばらくベットに顔をうずめていると、玲也の顔が浮かんできた。
・・・玲也、元気そうで良かった。
李香も、もうちょっとあそこに居ればよかったのに・・・。
------------あ、李香。
バッと顔をあげ、私は急いでバッグの中から携帯を取り出した。
「え〜っと、李香・・・・・・あった」
*・*・保留します・*・*
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