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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 悪夢 〜華〜 ( No.1 )
- 日時: 2011/07/20 16:14
- 名前: 桃犬 (ID: K6rfcNSS)
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・
流れ込むそのイメージにうなされ、すぐに目が覚めてしまう。少し頭が痛いような気もしなくない。
私は寝室を出た。
「お嬢さま、一体どうなさいました」
驚いた・・・こんな近くにいたとは。
「あら丁度よかったわ、水無月。今何時かしら」
「夜中の2時でございます」
さらに驚いた。ほっといたら昼まで寝てそうな自分がこんな時刻に起きるなんて思いもしなかった。
「ハーブティーくれる?眠れないの」
たちつくしていた執事は一礼をして、そそくさとその場を去っていった。
私は食卓にむかう。
それにしても、悪夢なんていうのは不吉な象徴としか考えられない。ドラマの見過ぎか?どんな夢を見ていたのか、忠実に思い出そうする。
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