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○○月×☆日×曜日 雨

雨にふられて、父さんが帰ってきた。ぼくは、玄関の陰に隠れて、父さ

んが来るのを待っていたんだ。父さんは罠に引っかかったネズミのよう

だった。二人を見てびっくりしている間に、ぼくは背後からナイフを刺

したんだ。それはそれはすごかったよ。だってね、血は吹き出すし、う

めき声を上げながら倒れるし。でも、最悪だったのは自分の名前を呼ば

れたことだったんだ。だってね、あいつらにはぼくの名前を言う資格は

ないからなんだ。人を殺すときって楽しい。すごい楽しいんだ。だか

ら、次も誰を殺そうかと思ってる。でも、殺す奴は決まってない。誰か

いい人がいたら教えてほしいものだね。