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はあ・・・。
俺は一人で溜息をついた。
なぜかって？
それは今目の前にいる、一人の幼馴染がいるからである。
「どうしたの？正斗君？具合が悪いの？保健室行く？」
カナメは心配した顔で言う。
「別にそんなんじゃねえよ。ただなんとなく。」
俺はめんどくさそうに言った。
「そっ、そう・・・。」
目の前にいる女子はしょんぼりとした顔で少し俯いた。
・・・。
彼女はカナメ。
俺の幼馴染。
ポニーテールで青いリボンをつけた
だれもが見てもかわいいと思う顔。
正直、俺も可愛いと思う。
そして、日本人なのに目が赤い。
昔、ハーフなのかと聞くと違うと言われた。
でも、俺がだらしなくしたりするとすぐにとんでくる。
・・・心配性なのか？
うざったいと思うときもあるけど正直嫌いではない。
かといって好きというわけでもない。


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