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Re: 一人のヤンデレと子悪魔女〜勝つのはどっち?〜 ( No.4 )
日時: 2011/08/04 10:34
名前: あおぴー (ID: NTBCloh9)

歩いているとベンチがみつかった。
「ここで食べようか」
「そうだな」
二人がちょうど座れる分のスペース。
俺らはよっこらせっとゆうように座った
「あの、実はぁ・・・。」
カナメがなにか言いたそうにしている。
「ん?」
「じじじ実はぁ!お弁当、作ってきたの!」
「まじで!?」
カナメが料理を作ってくるなんて、びっくりだった。
なんせ、カナメは料理が下手だからである。
カナメの唯一の苦手なことだから。
学校の成績表をみると、数学や国語は5か4なのに
家庭科は2である。
「ちょっと!失礼ね!食べさせてあげない!」
ぷいっ!といじけてしまった。
「あー!嘘、嘘!食べたいです!カナメの料理が食べたいです!!」
「なら、仕方ないね!」
と弁当箱を渡してくれた。
ふたをあけてみる
「えい!」
そこにキラキラ輝く、弁当が!と思ったが・・・。
茶色と黒ばっかりの弁当が!
「・・・・・・どういうことか説明してくれ。」
「えへへへ・・・。」
どうやら、カナメが頑張って作ろうとしたけど、結果が
こんなのになってしまったらしい。
でも、先ほど茶色いとか黒とかいったが別に焦げたわけでは
ないみたいだ。
「卵焼きを入れればまだいいのでは?」
「あっ!そっか!」
「プチトマトとかパセリとか・・・。」
俺が食いながらいろいろと話していると・・・。

「ちょっといいかしら?」