ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 鏡の国の君を捜して ( No.2 )
日時: 2011/10/16 09:53
名前: クリスタル (ID: RIMOjgnX)

 I 【Un visiteur blanc comme neige    〜雪のように白い訪問者〜 】

 〜Prologue〜

 いつも彼女は幸せそうに笑っていた。

 いつも私は悲しそうに泣いていた。


 どうして私だけが悲しい運命をたどらないといけないのか?

 答えを捜したって見つからず、時間だけが過ぎていくのだった。


 だから私は———答えを探すことも、悲しそうに無くことも辞めることにした。

 そして私は———かわりに彼女が悲しそうに泣き続ける方法を考えた。



 ———————————————————————————なのに