ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 怖い話 ( No.46 )
日時: 2011/08/18 11:26
名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
参照: 元、「かりん」です

折角なんでもう一作←
都市伝説を基にして作ってみました。(フィクションですが、一応、人形などを持っておいた方が、怖さは半減しますよ)



『だるまさんが転んだ』

だるまさんが転んだ。それは幼い子供達の遊び。でも、それは場合によっては、死者との遊びになる。
この話を読んだ後、視線を感じたら、気をつけてください。



それは、3月のある日から始まる。

「佐奈。希。麗。暇だからだるまさんが転んだやろうよ」

桜が私達に言う。
いったいいくつの遊びだよ。

「あ、いいね〜♪」

「面白そ〜」

え、皆やるの?

「佐奈やるの?やらないの?」

桜が詰め寄る。
此処で断ったら何されるかわかんない……

「やるよ」

「じゃあ、決まりね。此処から、あの木までね」

「うん」

「じゃあ、鬼きめよ♪」

「ジャンケンがいいんじゃないのかな?」

「その案賛成♪」

じゃんけんの結果、私が鬼……
しょうがないか。
わたしは、遠くの木まで、走っていき、だるまさんが転んだを始めた。

「だ〜る〜ま〜さ〜ん〜が〜転んだ!」

私は振り返る。其処には、地獄のような光景が広がっていた。
校庭に大型トラックが突っ込み、桜たちは……

「嘘……でしょ?」

結局、桜たちは、死んでしまい、私は一人ぼっちになってしまった。
そんな中、都市伝説のサイトを巡っていたとき、ある事を見つけてしまう。

「えっと、普通に自分が後ろを向いているときに、だるまさんが転んだと言えば、幽霊が近づいてくる。その時肩をタッチされたらアウト……どうなるかはしらない……怖!」

その時、トントン……

「え?」

振り返ると血まみれの桜たちが……

「いやあああ!」



———え?その後の私がどうなったかって?






———貴方の後ろにいいるよ———……