ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 怖い話 ( No.7 )
日時: 2011/08/11 12:20
名前: 姫更 (ID: 19CtFRjf)

♯2  風鈴

今日は、藍子たちの校外学習の日だ。

「リュック重ーい!・・・そうだ、美緒持ってよ!」

「え・・・。じ、自分の荷物は自分で持ったほうがいいと思う・・・」

藍子、歌、美智たちは美緒をいじめている。

「うっせーよ。ホラ、持てよ! みんなのも持てよ?キャハハ!」

「うう・・・」

ドスンッ

藍子たちは美緒にリュックを投げた。

すると先生が、

「藍子さんたち!何で美緒さんにリュック持たせてるの?」

「美緒ちゃんが持ちたいって言ったんです。持たなくていいよ、っていってもいいのいいのって・・・」

「そうなの?美緒さん」

「・・・・・・はい」

「そ、そう。それならいいのよ」

先生は走っていった。

「よく言った。美緒。じゃあリュックヨロシクねーー」

「・・・・・・・・・・・・」








「では、風鈴を作ろうと思います」

藍子たちの校外学習では風鈴作り体験をする。

(よし、いい感じにできたぞ!)

♪ーー♪ーー

(美緒のほうが上手だ!いらいらする・・・・)

                     続く