ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 怖い話 ( No.8 )
日時: 2011/08/11 22:46
名前: 姫更 (ID: 19CtFRjf)

♯2の続き


「美緒、ちょっと貸して」

「?」

藍子は美緒の風鈴をひったくった。

バリンッ

ガラスの割れる音がした。

そう、藍子が美緒の風鈴を割ったのだ。

「ひどい・・・・うぅ・・・」

「う・・・うっせー!歌!美智!手伝って」

「う、うん!」

「せーのっ」

ボワアアアアア

「きゃあああああああ!」

なんと、藍子たちはガラスを作るために使う火の中に、美緒を投げ入れた。

「熱いよぉ!助けて!」

「・・・・・・・・・・」

美緒はそのうち、跡形もなくなっていった。

「先生!美緒ちゃんがトイレに行ったきり帰って来ません!!」

歌がうそを先生に言った。

「何ですって!?」

その後、生徒は帰され、先生は捜索のため残った。








—————藍子の家にて—————

チャリーン

「んー。いい音♪」

よぉ・・・

「ん?何か聞こえたような・・・?」

チャリーン

ついよぉ・・・

「ん?」

チャリーン

あついよぉ

「美・・・緒?」

あつい・・・あつい・・・あつい・・・あつい・・・

「きゃああああああああああ」