ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 99の扉 −死のゲーム− ( No.5 )
日時: 2011/08/10 23:53
名前: 茉由 (ID: AUvINDIS)
参照: http://nekketusennsei!syousetukakiko

 部屋の中には、一つの丸いテーブルに10脚の椅子が並べられている。

扉には1から99までの数字が書かれており、

100枚目だけは数字ではなく天使の絵が描かれている。

机の真ん中には画面があり、映像が飛び出す仕組みになっている。

映像はまるい球体がまわっているだけで変化はない。

 「君も気がついたらここに?」

知らない男が声をかけて来た。

多分自分と同い年位だ。

「ああ。君は?」

「僕は高校三年生の宮川 愁」

愁はにこりと頬えんだ。

 愁が名乗ったので自分も自己紹介をする。

とりあえず、ずっと独りでいるよりは落ち着くので知り合いが出来て良かった。