ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.29 )
日時: 2011/09/24 02:07
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

「———こんなおめでたい日に、てめぇは何してるんだ?」


銃の弾は彼の頬をかすめ、彼の頬からは少し血が出ました。
するとその時、フッと魔法陣の発動が止み——全てが消えてしまいました。

「……」

彼は——また面倒くさそうな表情に戻っていました。
そして、溜息をつくと銃弾が飛んできた方に向きました。


桃色がかった白髪の少女。
少し眠たそうなたれ目に、透き通った明るい紫色の瞳。少し顔色は悪いものの、今は瞳も表情も鋭くとがっているかのようでした。
そして、彼女の右手には短銃が握られていました。その腕は、まだ彼の方に向いたままです。



「…、
 あーヤベ…もうこんな時間か」



すると彼は、まるで今まで何も無かったか様にそう呟き、歩み出しました。
私はその変貌ぶりに、開いた口がふさがりませんでした。

———あ…あの人は、今まで自分がしてきた事を何も思ってない…!?

私は怒りを感じ、だんだんと肩を振るわせました。
絶対に。
絶対に許せませんでした。
謝罪の言葉もなければ、反省もしない。

幸いなことに、怪我人はいるような感じではありませんでした。
けど、それでも!



歩み去ろうとする彼に私は、怒鳴ってやろうと口を開けましたが、それより先に…あの少女が口を開きました。

「おーい、てめぇ…どこに行く気だ?」

すると彼はしれっとした目線で、彼女を見る。
そしてまた面倒くさそうに溜息をついて言いました。


「…俺もこう見えても暇じゃないんだよ。することあっからそっちに行くだけだ」
「そうじゃねーだろ」


彼女の声色に、怒気が混じっていました。

「アンタが何者かは知らないけどさ、これだけの事をしといて詫びの一つも無し?そりゃ黙って見過せねーな」
「あ?知るか。…そんな事よりも、もっと大事な事なんだよ」


「…そんな事って…“そんな事”って何なんですか!!?」


私は彼の言葉に、ついに怒りが爆発しました。

「さっきから聞いていれば…何なんですか!?…最低ですよ!今すぐ謝ってください!」

しかし、私が小さいからかはよく分りませんが、彼は聞く耳を持ちません。
それどころか、彼は私を鋭い眼差しで睨みました。
けど、私も怯みません。

「…謝ってくださいよ。いえ、貴方のした事は、謝って済む問題じゃないんです」

「…」

彼は、何も言いません。
そしてそのままフイッと視線を外すと、再び歩み始めました。

「てめぇっ!待てっ」
「——逃げるんですか!?」

彼は歩みを止めません。
しかし、何かを思い返した様に———立ち止まって、顔だけこちらを見ました。
そして吐き捨てるように、皮肉交じりに彼はこう言い残しました。


「———忘れるなよ、もしソイツがいなかったら俺は容赦なくお前を殺してたからな。
 お前なんかに旅はできない、お前の言う仲間に迷惑かけるだけだぞ?



 お前は旅を放棄して実家にでも帰ってろ」


ショックでした。
私は…これでも、選ばれてここへ来ました。
———でも、確かに…こうして他の人に助けられました。…こんな子供が一緒にいれば迷惑かもしれません。

『…でも、それでも……』
私は涙が零れそうになるのを堪え、拳を握りしめました。

彼は、去ろうと私達に背を向けました。
しかし、そんな彼は再び立ち止まる事となりました。


「————迷惑がかかる?てめぇみたいな奴が言うな」


彼を呼びとめたのは、彼女でした。
彼女は———あるものを彼に見せつけ、こう言いました。


「あたしは、北の国から来たライラ・サード・スーオン…剣士だ。
 話は聞いていた、この子が魔王討伐メンバーの一人だそうだが…

 ———あたしも、曲りなりに“その一人”だ。


 てめぇみたいな奴に、コイツの価値を決めつけさせねぇ」



———ライ、ラ…さん?

彼女が持っていたのは…招待状。私も持っている、あの招待状でした。
その招待状には、大きく彼女の名前が書いてあります。

私は、彼女を見ました。
彼女は鋭い眼差しで彼を睨んでいました。
そして、彼女に睨まれていた彼は再び溜息をついて———何も言わず人混みへと消えて行きました。
何人かの人が彼を取り押さえようとしていましたが、それを行動に移す人はいませんでした。


私は彼女と二人、その場に取り残されてしまいました。



Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.30 )
日時: 2011/09/19 12:28
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

「…あの、ありがとうございました。
 おかげで助かりました——ライラ・サード・スーオンさん…」

彼が去った後、そこには式典とは思えぬほどの静けさが漂っていました。
辺りではさっきの青年の事を口々に言う声が聞こえ、ある人は警備の人に事情説明をしています。

そんな中、私は———魔王討伐メンバーと名乗ったライラさんに、頭を下げました。
するとライラと名乗った彼女は、脚部分に巻いてあるガンホルダーに銃を収め、私に向き直りました。
そして彼女は私をジッと見て、少し咳払いをしつつ言いました。


「…先程はついつい熱くなってしまいました。まぁ貴方が無事でよかったです」


…ゑ?
私は思わず、間抜けな顔で彼女の顔を見てしまいました。

『———く、口調がさっきと随分違うような…』

私は、彼女が先程の口調を思い返し、今の口調とを頭の中で比べてみましたが…やっぱり、全く違う…!
しかも、さっき彼女を取り巻いていた雄々しい雰囲気とはまるで違う、控え目で上品な雰囲気を彼女はマトっていたのです。
そして、そんな彼女は小さく溜息をつくと、私から背を向けました。


「…もう一人の方と、貴方を探しに来てたんです。
 4人揃わないと儀式が始められないのでさっさと来てください」

「あ…!は、はいっ…!すいません!」

私は彼女の言葉でハッとし、慌てて後を追いました。
しかし、心の奥底では、彼の言葉が私の決意を揺るがせていました。



“お前なんかに旅はできない、お前の言う仲間に迷惑かけるだけだ”




* * *



全速力で城下町を駆け抜け城に着くまでの間、私は必死に彼女の後を追いました。
剣士と言うだけあって、身軽でとても素早かったのです。

「…着きましたよ」

ライラさんは城の前に着くと、スタスタと門番に駆け寄り、招待状を見せてさっさと城の中に入って行きました。
私は息を切らしながらも、休む暇など無かったので、門番に招待状を見せました。

すると門番は私の方をチラッと見て、もう一度招待状に目線を戻しました。
…こんな小さい子供がパーティメンバーに選ばれたのが、半信半疑なんだと思います。
私が下に目線を落とすと、ふとライラさんの声が聞こえました。


「その子で間違えありません。門番さん、時間ないので早くしてもらえないでしょうか」


「…さようで御座いますか。申し訳ございませんでした…城内へどうぞ」
すると、門番は道を開けてくれました。私は、ライラさんに連れられ奥に行きます。

———長い長い廊下。

紅いカーペットの上を、ライラさんは堂々と歩いていきます。
そのカーペットの側には、一定の間隔ごとに兵士さんが立っています。
その彼等の前を通り過ぎる度に…目線がずっと背中に刺さるのでした。




そして、その一番奥の部屋。
大きな扉がありました。ここが、「王の間」。この先に、私を選んでくれた王様がいる。

「————…」

ライラさんは門番と会話を交わし、大きな扉の部屋の隣にある個室の方を指さしました。
そして、私の方を向いて…言います。

「…もうすぐ儀式が始まるので、荷物を置いて来てください。
 あと、もう一人のパーティメンバーの人もいると思うので呼んできてください」

「あ…わかりました…」
私は言われるがまま、扉の方へ走って行きました。
『…本当にもうすぐ、私は勇者様の仲間になれるんですね…』
私は、歓喜と不安でいっぱいになります。そして、そのメンバーの一人がこの中にいる。


震える肩を抱え込み、一つ深呼吸。


そして私は覚悟を決め、もう一人がいるという扉を、ゆっくりと開けました—————








つづく

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.31 )
日時: 2011/09/19 12:04
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: ty0KknfA)

( ゜д゜)チラッ


( ゜д゜ )


( ゜д゜)チラッ


( ゜д゜ )


|д゜)=3 シャッ


絵上手いじゃまいかライラさんかっけぇかっけぇぬああああああ((
てか次にあの両性類出るんですね本当に問題児なので色々ガタブル(((( ;゜д゜))))アワワワワ

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.32 )
日時: 2011/09/19 18:32
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

>>直角水平さん



…。( ;`・ ω・´ノ)ノ|壁

ハッΣ( ;`・ ω・´ノ)ノ|壁


チョッパー的な何か↑
そう言ってもらえると嬉しいよはわわわわわ(
両生類君(!?)のイラストもボチボチ書いていきたいと思いまつ←
思った感じじゃ無かったら容赦なく言いつけてやっておくれw


あとダイさんのオリキャラが1章から出てくる感じです。
完全に敵キャラですが敵でも結構重要なキャラかもです(`・ω・´)

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.33 )
日時: 2011/09/19 21:44
名前: 璃亜 (ID: O72/xQMk)

・・・|ョ・ェ・`*).。.ジーッ

ライラかっけぇぇえええええ!!!
予想以上にキャラがたってて・・・感動です!

次の勇者メンバーも気になります!
頑張ってくださいね♪
楽しみに待ってます。ココでw┬┴┤ω・) ジ———

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.34 )
日時: 2011/09/20 14:02
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)
参照: http://loda.jp/kakiko/?id=1010


垂直水平さんオリキャラメイレン君です^p^
うぇへぇなんだか色々すいませんorz
今日色々する事があるので上半身までになった挙句髪の塗り方雑ぇぇぇ((
また二人はいつか書きなおしたいと思うのでお許しをo...rz

今日は更新できそうにないですすいませぬorzorzorz

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.35 )
日時: 2011/09/20 17:02
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

>>璃亜さん

ライラちゃんかっけーですか!
ありがとうございます、そう言っていただけると安心←

ぼちぼち更新していきたいと思います(*´∀`*)
ゆっくり待ってておくんなされw(黙

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.36 )
日時: 2011/09/20 18:06
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: ty0KknfA)

| 壁 |д゜) ……。


| 壁 |=3シャッ


| 壁 | ……。


チラッ(゜д| 壁 |





| 楽園 |   ウワアアアアアアアア┗(゜д゜;)┓=3=3=3=3 | 壁 |

↑が私の全てです。なんだこのイケメン!
メイレンは私の頭では「メイレン」って文字での認識だったので絵とか考えてなかった。
だって描けないもん!美術は崖っぷちだもn((
うわああああああ本当にもう、どうしよう今なら空も飛べる((

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.37 )
日時: 2011/09/21 16:13
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

>>直角水平さん

か、顔文字で不覚にもッ…!(*´Д`* )
そ、そう言っていただけると本当に…ありがとうございますorz
更新もそろそろしたいと思います^^

けど明日私は体育祭うあああああああ(

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.38 )
日時: 2011/09/21 23:31
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)



「…わぁ……」


私は、その扉を開けて————思わず感嘆の声を漏らしました。
紅い大きなカーペットが敷かれており、奥にある長いテーブルには見た事も無い高級な料理が並んでいました。
しかしほとんどその料理には手は付けられていませんでした。
それに、見上げれば美しいシャンデリア。は、初めて見ました…
———まさに豪華絢爛。
その一言に尽きます…辺り一面、本でしか見た事の無い豪華なものばかりです。

「…どうかしましたか」

すると、扉の前で立ちつくしていた私に、後から入って来たライラさんが声をかけました。「早くしてください」と。
その声で私はハッと我に帰り、すぐさま荷物を置こうと辺りを見渡します。
すると扉の側にいた黒の正装をした執事が、私の側に来ました。

「お荷物はこちらでお預かりします」
「あ、は、はい!ありがとうございますっ」

私は慌てて彼に荷物を預けました。
執事だとか、そういうかしこまった対応にも、私は慣れていませんでした。

————ん?
彼に荷物を預け、私はふと部屋の奥を見ました。
すると、一番奥の窓際。そこで肘をつきながら城下町を見下ろしている人物がいるのに気が付きました。

『あれ?あの人は——…』

私は、ライラさんの方を見ました。
するとライラさんはフッと私の方に視線を落として、言います。

「もう一人のメンバーです。挨拶ついでに儀式が始まってしまうと言ってきてください」
「は、はいっ!分りました」

私はそれを聞くと、もう一度深呼吸しました。

…彼が、もう一人の仲間。
私は小さく「よしっ」と呟いて、彼の方へと向かいます。

彼は、体全体を覆う黒いフード付きのローブを着ていました。
そのフードは今は降ろされており、長い紺色の髪をさらけ出していました。


「あ、あの〜…」

私はトトトト、と彼に駆け寄りました。
すると、彼は城下町からふぃとこちらに紅い瞳を向けます。
そんな彼に私は頭を下げ、彼に向ってこう言いました。


「わ、私はヴィヴィス・ラ・アクアマリンです。
 あの、わ、私のこと態々探していただいてて、その、すいませんでした!」

「…と、言う事は貴方が———」


貴方がもう一人のパーティメンバー、そう言いかけて、彼は一瞬考え込むように黙りました。
そして私をジッと見つめた後、彼は立ちあがり、自分の手で胸を押さえ、軽くお辞儀をして言いました。



「これはこれは…私、メイレニアスと申します。メイレニアス・K・プライマリー。以後見知りおきを」

「メイレニアス・K・プライマリーさん…」

私は、小さく彼の名前を繰り返しました。と、それと同時に、
自分が迷惑をかけていた事を咎める素振りも見せない、紳士的な振る舞いに、私は思わず縮こまりました。
しかし、その瞬間先程ライラさんに言われた事を思い出しました。



“もうすぐ儀式が始まるので—————”
“もう一人のパーティメンバーの人もいると思うので呼んできてください”


「あ…」
「…どうかしましたか?」
「あの、そう言えばもうすぐ対面の儀が始まるのでライラさんが来てくださいって…」
「あぁ、あの方ですか」


すると、彼はやれやれと言った風に軽く溜息をついた。

「…あの方はせっかちで困るんですよ。それに少々野蛮な所も——」
「ちょっと待てやメイレン。“野蛮”ってのはどう言う意味だコラ」

と、その時ドアの向こうで待っていたはずのライラさんが、ドアを蹴り破る勢いで入って来ました。
そしてその手にはすでに銃。もちろん、彼女が「メイレン」と呼んだ彼の方に向けられています。
「………」
すると彼は腕組みをしながら、表情を崩さずライラを見て一言。


「…貴方のそういう所ですよ」


彼は冷めた表情、冷めた声でライラに言い放ちました。
彼は背が高いせいか自然とライラさんを見下す視線になって、彼女はそれが気に入らなかったようで…

「ア?てめぇ…背ぇ高いからってナメてるだろ?」

何か唐突に彼にからみ始めたんですけど…あの、止めた方がいいんでしょうか?
しかしなぜか彼はライラを挑発するような言い方でこう言いました。



「それは否定しません。しかし貴方は背は小さいものの、態度は中々大きいんですね」





つづく

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.39 )
日時: 2011/09/22 07:38
名前: ダイ (ID: oUY4LzoD)

凄い面白いですね!!
第一章で俺のオリキャラが出るらしいので
嬉しいです^^
これからも頑張って下さい!

混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.40 )
日時: 2011/09/22 09:54
名前: 璃亜 (ID: O72/xQMk)

メイレンとライラ・・・なかなか気が合わなそうですね。
ライラの戦い時の性格が私に似てる物なので、共感できて楽しいですw

これから物語がどのように動いていくのか楽しみヾ(・∀・o)ノダ-!!!!


┬┴┤ω・) チラ

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.41 )
日時: 2011/09/22 18:51
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

>>ダイさん

アイゼンはもう何ていうか、すごく設定的にも都合のいいキャラで!(`・ω・´)
本当に助かります^^ ありがとうございました!
凄い面白いと言っていただけて嬉しいです(*´∀`*)
ただし旅が始まって(2章)からは何でもアリなカオスな展開になる可能性がw
更新頑張ります!


>>璃亜さん

気は全く合わないけど、案外仲悪い人たちって息があったりするんですよねw
喧嘩腰のライラちゃん大好きです、姐さんって呼んでもいいでs(殴
ライラちゃんには今、ぬくぬく温めている設定があるんですけど…フフ、期待していてくだs(蹴
物語は基本カオスな方向へ!(ただし一章は自重)

隠れてないでщ(゜д゜щ)カモーン(ぇ

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.42 )
日時: 2011/09/23 13:51
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)




ビキッ、と何か聞こえた気がしました。
ライラさん…ライラさんがすごく怒ってますよメイレンさん…!
てゆうかメイレンさん、想像以上に毒舌…!

ライラさんは銃はこっちに向けたまま、ふるふると肩を震わせて俯いていましたが、
突然キッとメイレンさんを睨んで怒鳴りました。


「っの野郎ッ…!誰がチビだ誰があああああああああッ!!」


ライラさんは完全に頭に血が上った様子で、容赦なく銃の引き金を引きました!
しかしそれよりも一瞬、一瞬早くメイレンさんが動いていました。

「———“スペル=ビア”…!」

彼は素早く何かを唱え、魔法陣を展開しました!
私の見た事の無い魔法陣でしたが、魔法陣の色は『紫』…。


これは干渉系魔法…それも複雑な魔法陣を見る限り、とても強力な———!



思わず目をつむりました。そして、その後に何かが裂けるような音が聞こえます。




…、

が…何も、飛んできませんでした。

『……?』

私は、ゆっくりと目を開きました。
すると、ライラさんの足元。

床にぽっかり、大きな穴が開いていました。それも、ちょうど人が収まるサイズです。

「————ッ!」
ライラさんは驚きの表情を浮かべ、メイレンさんを見て…怒った口調で怒鳴ります。


「あ、阿呆かお前ッ…!あたしが避けてなかったら、あたしがペチャンコだったぞ!」


…そう言われてみれば、彼女は元いた位置より少し後退しているようでした。
そして、彼女の前には人一人分大きな穴。
メイレンさんはその穴を見て、顎に手をやって言いました。


「どうやら、魔法の調節を誤ったみたいですね。重力系は流石に扱いづらい。
 ———しかし、私がこの魔法を発動して無かったら貴方は殺人罪で今頃捕まっていた所です。よかったですね」


そう涼しげに言う彼に、一瞬寒気を覚えました。

彼が重力系は———と言った事から、あの魔法が重力系だという事はわかりました。
おそらく彼は弾丸に大きな重力をかけ、弾丸が発射される前に銃ごと床に落とすつもりだったんだと思います。
しかし、そのターゲットとかける重力を誤り、ライラさんを危うく潰しかけた…
そう言う事なんだと思います。

そしてライラさんはメイレンさんのその言葉を聞いて、「お前のミスでこっちも死にかけたんだよ!」と一言。
しかし彼女はそのまま目線を落とし、床に開いた深い穴を見つめていました。

『…、ええとコレは…』
私はこの何とも気まずい空気を変えようと、何か話題を頭の中で探しました。
そして苦し紛れに出てきたのは、この言葉でした。



「あ…あの、ふ、二人はその———知り合いなんですか?」



さっきから会話を聞いていれば、どうも初対面同士ではない気がしました。
しかし、その言葉を聞いてメイレンもライラも、ほぼ同時に口を開きました。


「ソイツとはアンタを探す前に集合場所であるここで会って、かるく顔合わせしただけだ!」
「あの方とは貴方を探す前に集合場所であるここでお会いして軽く挨拶と会話を交わしただけです」

そしてメイレンさんは溜息をついて、もう一言付けたしました。


「その時も口論になり、銃を向けられてしまいましたが…」




どうらや、会った時から二人は仲が悪いようです。
しかし、息は案外合っているのかもしれません。(気は合ってないみたいですけど)
私は言葉に出さずに、心の中でそう思いました。





そしてそのすぐ後、警備の人たちが何事かとゾロゾロ入ってきましたが…
私はふと、旅がどうなってしまうのか心配になりました。

———波乱の予感。

そして、あの城下町で会った彼の言葉を思い出します。



“勇者は———…、お前等が思ってる様ないい奴じゃない”

『…、
 あぁ、どうか神様————』

私は心の中で唱えました。





どうか、勇者様だけでも…心のお優しい方でありますように。







つづく

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.43 )
日時: 2011/09/22 19:01
名前: ダイ (ID: oUY4LzoD)

重力系魔法は高度な魔法なんですね^^
勇者は一体誰でしょう?気になります^^

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.44 )
日時: 2011/09/22 19:52
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: ty0KknfA)


うおあわああああああああああああああああ
きのうたいふうこわかったよーと騒いでいる矢先にもうひとつ台風が…!((
モウナニモコワクナイ((死亡フラグ
今なら喜びのあまりぶっとんだ魔族さん書ける気がする…!((駄目

それはそうと…体育祭大丈夫でしたかー?
私も来月にテストやら体育祭やらで四散してきます←((

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.45 )
日時: 2011/09/23 13:05
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

>>ダイさん

主に自然に関する魔法は高度な魔法になってます(`・ω・´)
ふふ、勇者は次の話で出てきますよ!
個人的には、金髪のイケメンがいいな!(ぇ
更新頑張りまつw


>>垂直水平さん
た、台風…!?
なん…だと…
オイラ雷嫌いだからもうアカン/(^o^)\モウオシマイダー
あ、魔族は基本何人でもいいですよw
でも5人くらいにしてね!多すぎると登場させれるか解らなくなるのでつ(・ω・`;)

体育祭は無事挙行されましたw
予行が無かったので、後ろに並んでたら綱引きの一番後ろって言うね!(苦笑)
あぁ、腕が痛い(
来月ですか!頑張ってください><
こっちも来月にインターンシップ(トライやるウィーク的な)ってのがあるので頑張ります(`・ω・´)

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.46 )
日時: 2011/09/23 12:23
名前: 璃亜 (ID: O72/xQMk)

私はもうSpadeさんを姐さんって呼びt((殴
ライラは・・・もう何時も喧嘩腰キャラでかっけぇ!
やばい!見習いたいw

ナニイィィィィ!!(*`ロ´*ノ)ノ
ライラに新設定すか!?めちゃ気になります!
もちろん楽しみにさせて頂きますとも(n´—`n)

隠れてないで・・・
┬┴┤ω・) チラ
|ョ・ェ・`*).。.ジーッ
|┗┐(・`ω・ノ)ノ トーウッ
出てきちゃいましたw

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.47 )
日時: 2011/09/23 17:36
名前: ダイ (ID: oUY4LzoD)

今日は運動会でしたぁー!!
徒競走最悪です、6人中5位orz
ダンスは中井正広さんの『トイレットペーパーマン』という歌を踊りました^^ダンスはかなり得意です^^小説にカンケー無い話ですいませんでした。では^^

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.48 )
日時: 2011/09/23 18:25
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

>>璃亜さん

オイラの事はスペードって呼び捨てで呼んじゃってもおkですぜ!
姐さんなんて恐れ多いッス<(_ _)>
ライラ姐さんの章早く書きたい!
もうね、本当ぬくぬくさせてる設定をね!早く皆に見てもらいたいんでs(殴

(/ω\* )…。
(/ω・\)チラッ

↑何がしたかったのか分らない産物
自分でおいでおいでした割には恥しいのかもしれない(笑)


>>ダイさん
運動会でしたか!お疲れさまでした!(´・ω・)つ旦~
ダンスはオイラも好きですよw 
徒競走の事は忘れようず!(`・ω・´)
明日にはいい事あるさ(黙



今日更新か明日更新予定と言っておく(

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.49 )
日時: 2011/09/23 19:23
名前: 璃亜 (ID: O72/xQMk)

σ(・・*)Meの事も璃亜って呼んでくだs((殴
俺は・・・スペード姐さんって呼ばせてもらってm((殴


恐れ多かったですよね!
これからも【゜*。ヨロチクデス。*°】´д`ョ*)


┗┐(・`ω・ノ)ノ トォォーーーウ

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.50 )
日時: 2011/09/23 21:35
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: ty0KknfA)

−魔族オリキャラ用紙−

名前【ゾオテラ・ダウマ】
性別/年齢【おそらく両性/不明】
容姿【紺色のストレートに両目とも水色 …以下、ややこしいぜ?((ぇ
   歯に吸血用の牙、基本的に両目は閉じられている
   右側のこめかみ辺りに丸い渦巻状の角(アモン角)、反対側はエルフ耳
   アモン角の上に狐耳、エルフ耳の上にウサギの耳 マフラー状に木の枝
   背中は天使の様な白い羽と悪魔のような黒い羽と妖精のような透明な羽、龍の朱色の羽の4つセット
   右腕は緑色の鳥の翼そのもの、左腕はモフモフした毛に覆われている(左手は強靭な爪)
   尻の上に二本のトカゲの尾(片方が赤色で先端に炎、片方が青色で先端に氷)
   下半身が紫色の鱗の蛇、先端に鰭 腰周りに数本の赤紫の触手】

性格【支離滅裂で感情の変化が急 まともに会話が成立しない
   物覚えは最悪に悪く、人の名前を間違えるとかザラ 昨日会っても初対面】

種族または眷属【種族名称はなく、キメラ的な生物 眷属は今までに捕食した事のある魔族とその眷属】

扱う魔法の種類【魔族に対して特化した魔法が多いが、身体能力が異常に高い
        捕食や歌えよ己が夢をで習得した魔法も扱う】

魔法の技【恐れよ眼光を『開眼し、目を見た魔族を操作する 一定ダメージで解除』
     歌えよ己が夢を『操作している魔族の能力を一定時間コピーする』
     踊れよ舞踏を『灰色の煙を放出し、触れた人間を自分と同じキメラに変える』
     哭けよ我が腹で『魔族を捕食する 捕食対象の能力を永遠に自身の物にする』
     他はコピー済みの能力を扱う】
     
設定【昔はメイレンと同じ学び舎で勉学に励んでいた素直な少女だったが、
   魔術を極めている内に『人間では限界がある』と考え様々な魔族と融合した白魔導師
   「ゾオテラ・ダウマ」は魔族としての名前で、本名は「リーベ・セレーネ」
   リーベ時代は優れた能力と心優しい人望で有名だったが現在は跡形もない
   メイレンに恋心を抱いていた(紺色の髪はメイレンの真似)が、今現在は恋心を歪ませている
   (メイレンにとってリーベは「そんな人居たっけ?」的扱い 但し、メイレンはリーベ=ダウマだと知らない)
   魔族と人間の女性を好んで襲う 男も襲うがメイレンは何故か襲撃対象にしない
   優れた回復魔法は今は扱えないが、代わりに迅速な自己修復能力を得ている
   稀にリーベ時代の記憶が発動し、逃亡する事がある】

何か作者に対して要望などあれば【笑って許してくだs((無理】

サンボイ『食う喰う食う食う喰う喰う喰うッ! 御前らみーんな喰ってやるれァ!』
    『ヒャハハハハハッハァ!ヒーヘヒヒャキャクヘヘカカケケケクケコー!』
    『ゆーしゃぁ?喰えりのか?喰えんのきゃ?』
    『覚えたァ!『ヴィヴィス・ラ・スーオン』『ライラ・サード・アクアマリン』!
     次に会ったら喰ってやるれああああああ!マレヒャゲラレララ!』
リーベの記憶発動『早く逃げて!私じゃもう抑えられない…早くっ!』

外見の元になっている魔族の名称殴り書き
ヴァンパイア、ゴルゴーン、サキュバス、エルフ(ニンフ)
妖狐、兎、ハーピー、ワーウルフ、天使、悪魔、妖精、ドラゴン
サラマンダー、バジリスク、アルラウネ、エキドナ、スキュラ、マーメイド
↑知らなくても幸せになれるから気にしないでね!((


笑って許してくだs((
夜のテンション怖いよ…あ、ボツおっけーでーす

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.51 )
日時: 2011/09/24 11:32
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

>>璃亜

なん…だと…!?本当に呼び捨てでいいのかい?
やたー!また友達が増えたぜ!え、あぁ違いますかすいません(
改めて4649!(*^_^*)


>>垂直平行さん

うあああめっちゃいいキャラなのにオイラの考える話にはどうしても死亡フラグしか立たないよ…(泣)
え?ボツ?すいません考えた事無かったです、速攻採用だったので(`・ω・´)
でもってメイレン殿に設定追加させていただきましたぜ(
メイレン君の過去と結び付けれそう…フフッ(殴



さーて、どうしよう(´・ω・`)
小説が見やすいように描写表現はかなりなくしてるんですけど…
ちゃんと書いた方がいいのかな?
それとも今のままでいいのかな…

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.52 )
日時: 2011/09/24 20:21
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)
参照: すいません、勇者は次に登場させますorz







儀式の始まる数分前————ある3人の男がある場所で話していた。


「…で、今回のはどうなんです?アタリですカ?」
「——うんにゃ、国王は何を思ったか知らねーけど、ありゃ駄目だな…餓鬼ばっかりだ」
「…だが、今更諦める訳にもいかねぇだろ?
 だったら俺等の仲間に引き込んで使えるよう調教してやりゃーいいじゃねぇか!?ッハハハハ!」

甲高い笑い声が、辺りにこだまする。
その狂気交じりの声に、一人のスーツ男は溜息をつく。

「まぁそれも悪かねーけど…けど問題は勇者だな」
「えぇ、私も気になっていた所です。あの方の始末はどうなってるんですカ?」
「あー?んなもん下の奴に始末つけさせりゃあいいじゃねーかよ、面倒くせぇ」
「阿呆、そう言う意味じゃねーよ」

スーツの男は、狂気を交えた男の言葉を制した。
そして面倒くさそうに、考え込むように腕組みした。
すると丁寧口調で話していた男は、困り果てたように溜息をついて言った。

「あの男、相当強いらしいじゃないですカ…“我々の傘下だったあの砂漠の大賊”を一人で潰してくれたんでしょう?」
「そーそ。俺達が返り討ちにあってもおかしかねー訳だ」
「…、へぇ…そんなに強ぇのか?その勇者様って奴ぁよお」
「お強いですよ。まだ聞くところによると20歳だそうですが…」
「は!いいねぇ20歳の器…それも最強と名高い男のねぇ…


 ————その体、俺が奪ってやりたい」


男は虚空を見て呟いた。
とうとう、「自分にあう器」が見つかったのではないかと、高ぶる感情を抑えながら思う。

『早く…その男に会い、体を奪って、この血への飢えを潤したい!』


———、
彼には肉体という物がない。
例えるなら、意思のみの存在である。
彼は特別な魔法を使い、今まで器を使い捨ててきた。自分の考える体の動きと、まるでその器達は合わなかったのだ。
しかし、今回は違うのかもしれない。


この3000年間、長い間探し続けてきた己に合う器が、手に入れられるのかもしれないのだ。


肉体を手に入れる為、彼は——この二人、いや…“この2人が属している大賊”に力を貸している。
…さぁ、今日は愉しい一日になりそうだ。

彼は笑う。
「ククッ…ハハハハ…!」
新しい肉体は、果して自分に相応しい物なのか。
そうでなくても、例の勇者の肉体…居心地が悪い筈がない。




あぁ、早く器が欲しい。




* * *





ちょうどその事、会場は活気立っていました。
対面の儀まで、もう時間は残り少ないです。
部屋の修復が完了し、私達は再びその部屋にて待機していましたが…

「失礼します。時間が参りました、どうぞ皆様こちらへ」

ついに、その時間がやってきました。
私は座っていた椅子から飛び降り、何度も何度も深呼吸しました。


…し、心臓がすごいバクバク言ってる…ッ!


「…さて、行きますよ」

するとライラさんは、私の背中をポンッと押します。
私は慌てて呼ばれた方へと向かいました。


…、
チラリと私はライラさん、そしてその後ろにいるメイレンさんを見ました。

メイレンさんとライラさん。
二人の空気は、先程よりかなりマシになったかと思います。
実はあの後、こんな事がありました。





あの後、ライラさんが一つわざとらしく咳込みをしました。
そして、銃をガンホルダーにしまい、改めてメイレンさんの方を見ます。
そうして、先ほどとはうって変わった、上品で落ち着いた口調で言いました。


「…、すいません、少し頭に血が上ってしまったようです。
 しかしメイレン、貴方も少し発言に気を配ってはいかがでしょうか」

「…」

するとメイレンさんも一瞬押し黙り、それに肯定するように頷いていました。
そして自らも、反省を述べます。

「…そうですね、どうやら私の方こそ少し発言に棘を含んでしまっていたようです。
 貴方を怒らせた原因が私にあるとすれば、それは本当に申し訳ございませんでした。
 以後、発言には十分注意しておきます」

落ち着きを取り戻したライラさん。
反省を述べるメイレンさん。

少なくとも今の二人に、先程の露骨な戦闘心はありませんでした。
私はその様子を見て、ホッとします。
と、少し気を緩めた途端…


グ〜…


「?」
「…おや」
「あ…」

急にお腹が減ってしまいました。
私のお腹が鳴ってしまいました。

「あ…す、すいません。何だかお腹が減っちゃったみたいで…」

私は自分のお腹を押さえて、赤面して俯きました。
すると二人は間の抜けた表情をして、そして—————


「…フフッそうですね、私もなんだか…お腹が減ってしまいました」
「…食事にしましょう。折角料理人が用意してくださったみたいですしね」


二人はそう言って、少し表情を和らげました。
ま、その後床の修理とか何だかんだで部屋を追いだされてしまったけど、再び中に入った後は、3人で食事をしました。



そうして、今にいたります。
取りあえず、お互い反発しあうというという最悪な状況は免れたようです。
私は一人ホッとしながら、会場へと向かいました。



Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.53 )
日時: 2011/09/24 18:54
名前: ライチ ◆ZV5MDcSxWQ (ID: ozjjHAkx)
参照: 元夢歩その前はロンもっとまえはライチ!((←

名前【ユラム】
性別/年齢【男/18歳】

容姿【青い髪に青い目。左目には眼帯をつけているけど怪我はしてない。(魔法を使うと左目の色が変わるためつけている。)
髪は肩まで。目はけだるげな目をしている。服装(?)はクロイロングコート
フードをかぶっているフードをとると折れた角を立派な角がある。
ぱっと見人間と変わりない。身長176cm 細い。】

性格【仲間(人間)思いだけど仲間(人間)に裏切られるのが多い。
曲がったことが大嫌いだから仲間がいやわりぃだろ。ってことをしてたらフツーに怒る。 
怒ったら逆におとなしくなる。誰にでもフレンドリー。やさしい。
自分から戦いに行くのを面倒くさがるけど。
相手が一度でも闘るとかいったらやる気満々になる。】

種族または眷属【悪魔族((オイ】
扱う魔法の種類【無・闇】

魔法の技
【葬死天生(そうしてんせい)
体力が全回復するか死ぬかどっちかわからない運命の賭け!((
業炎龍偽(ごうえんりゅうぎ)燃え上がる龍を幻覚で見せる
無日常固(むびじょうこ)何も無い日々に者(物)を閉じ込める
とか、4つの漢字で思ったことを表す呪文】

設定【人間と仲がよかったけど仲間にばれて今ではこき使われてる。
普通にしてれば強いけど人間の人質をとられているせいで逆らえない
折れた角は仲間(だと本人は思っていない魔族)に折られた】

何か作者に対して要望などあれば【要望といいますか…。かなり欲張り設定、なのでカットOKです!】
サンボイ
「おれはユラム!えっと、お前らは?」
「俺は…。あいつ等のためにたたかわねぇと…。俺のせいで、怖い目にあってるんだ。」
「俺ー…に、よう…?」
「…えー。闘わなくてもよくなーい?めんどくなーい?」
「闘うのかよ?よっしゃ、やったるぜ!」
「仲間には手出しさせねぇ…!」
「魔族とか…人間とかでは…区切りたくない。」


ボツ可です!きづはつくけd((

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.54 )
日時: 2011/09/24 17:22
名前: ダイ (ID: oUY4LzoD)

肉体の無い奴ってまさかアイゼンですか!?
あと、アイゼン技追加です。すいません。

癒しの薬(飲んだ者はアイゼンの様に肉体が無くなる。一応技です^^

人間化(修行の末、昔の自分に一定時間戻る。しかし自分の魂が少し削られる。)

人間時の技

百花繚乱(連続で相手を切り裂く)

日月火水木金土斬(アイゼンの究極技。名前はダサいがかなり威力は高い。)

多くてすみません。あと人間化は中々使わないという事にしてください^^

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.55 )
日時: 2011/09/24 19:27
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: ty0KknfA)

…えっ、採用? はっはぁ!エイプリルは過ぎてるz((
ちょっえっ、懐広すぎるでしょ。夜のテンションも受け入れられるとか、もう、惚れr((落ち着け
メイレンの過去は一切考えてなかったです、両性成分とゆうれいこわい以外は
なので着色してくださるとありがたいです…まーでも前衛で戦える賢者って時点で個性の塊ですけどm((

皆さん技のセンスがハイセンス過ぎてもうコノヤロウ!((
メイレンの技は『七つの大罪』ってヤツモチーフなのでやたらに厨二なのは仕様です((
用紙に書いているのはメイレン限定だと思われる技なので、
基礎的な魔法もバシバシ使わせてやってくださいてかそうじゃないと賢者の癖に技少ない((
いつか書き足ししたいなぁ…((願望

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.56 )
日時: 2011/09/24 19:37
名前: 璃亜 (ID: O72/xQMk)

僕なんかが友達で良いのですか!?
嬉しいです!!
是非お願いしますです!

色々おかしい奴ですがこれからも【゜*。ヨロチク。*°】´д`ョ*)

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.57 )
日時: 2011/09/25 01:14
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

なぬ!?たくさんコメが来ておるっΣ


>>ライチさん
オリキャラありがとうございます^^
設定はこちゃこちゃくっつけさせてもらいますぜ!ふふ、問答無用さ!とうっ(殴
オイラの辞書にボツという言葉は無いのさ!でもまぁ注意読んでない感じのキャラは門前払いですが≧(*´∀`*)≦
しかし皆さん注意を読んでくださってるみたいなので有難いです(`・ω・´*)
ユラム君大切に使わせていただきますw


>>ダイさん
彼はこれから何度も勇者一行の前に立ちはだかります(`・ω・´)
いやぁ本当良いキャラですね、アイゼン君。本当助かりますw
ほほう、技の追加ですか!態々ありがとうございます^^
(皆さんも技の追加などした場合は言ってくださいね!気がつかないかもなので;)
ふむ、人間に戻れる…という設定は少し面白い感じに改ざんさせていただきますねw


>>垂直水平さん
ただしイラストにするのには少々時間がかかるか、最悪の場合描けなさそうなのな(´・ω・`)
そこだけは許しておくれ…orz

メイレン殿の設定は個人的にお気に入りなのですw
賢者だけど前衛とか、なんか少しズレ出る感じがこの話にピッタリで(*^^)v
なん…だと…!?じゃあオイラ厨二でいいや、メイレン殿の魔法名前も含めて好きだし(ドヤッ
魔法と言えばやはりカタカナ!もうサイコーっす(黙
あ、了解ッス、メイレン殿にはバシバシ魔法使って貰います(`・ω・´)
魔法追加しておkですよ!でも報告だけはお願いします、スルーしちゃうかもなので(・ω・`;)


>>瑠亜c
やっぱり呼び捨ては恐れ多いという事で、ちゃん付けで呼ばせいただきたい所存であります!すいませぬorz
オイラの事はもう自由に呼んでやってもいいのでw

そう言えば瑠亜cは小説書いてるんですか?
オイラ色んな小説参考にしたいので、教えていただけたら飛んで向かいますぜ!(*´∀`*)
くぅ…か、可愛い顔文字可愛いよ!オイラも可愛い顔文字調べておこう(笑)


以上、長くなりましたがコメありでした(`・ω・´)
更新…明日できたらしたいけど、出来なかったらかなり遅れそうです><
すいません;;

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.58 )
日時: 2011/09/25 07:02
名前: ダイ (ID: oUY4LzoD)

混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。に憧れ、今日誕生日なんで、昨日早めに『RPGツクールDS』と言うゲームを買いました^^これは自分でRPGを作れるってゲームなんですけど、アイゼンを敵キャラで作りました^^こんふき続き楽しみです^^

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.59 )
日時: 2011/09/25 10:51
名前: 璃亜 (ID: O72/xQMk)

えーと。。。僕の小説・・・めちゃ素人作品ですよ?
そんなで良いなら読んでみてください。。。。
つまらないの前提でお願いします!

題名は
「黒い蝶は闇に消える」

です。


>>ダイさん

ナニイィィィィ!!(*`ロ´*ノ)ノ
そんなカセットあるんですか!?
調べてみよ・・・。
僕も欲しいかもw

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.60 )
日時: 2011/09/25 11:50
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

>>ダイさん

あこっあこ、憧れてだなんて…!(´;ω;`)ブワッ
うわあああお母さん生まれてきてよかったよおおおおうわああああ!(殴

RPGツクールですか!!オイラパソコン版のRPGツクールVX持ってますYO^^
DSのも買いたかったんですけど、友達にVX勧められて…うん、でも後悔はしてない。オイラも時間があれば何か作ろうかな!
歩行グラとか集めるの大変だと思うけど頑張ってください(`・ω・´)
ツクラー仲間として応援しますw
分からない事があれば教えれる範囲で教えますぜ!わ、分かる範囲で…


>>瑠亜c

大丈夫さ!オイラのも十分素人作品だから≧(*´∀`*)≦
てかオイラの小説こんなのでいいのか…(汗)
了解でありますっ!早速見に行く所存であります!(`・ω・´)ゞ
皆さんも是非書いている小説教えてくださいね〜♪

RPGツクールは基本操作は難しいですけど、慣れたら凄く面白いですよ!
結構作るのに根気がいるので、時間がかなりかかるとは思うんですけど…
RPGツクールはかなりお勧めッス!

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.61 )
日時: 2011/09/25 12:14
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: ty0KknfA)


あんなややこしい設定のダウマさんをイラスト化出来たら貴方は人間ではありませんよ((日本語おかしい
唯でさえメイレンがあんなイケメソなのに貴方は私を四散させて散り散りにする気ですね分かります((

私がまともな賢者考えるとでも思ったか!((
だって賢者とかひ弱なヤツって大体女性じゃないですが、
でも賢者までも女の子だったらえ?なにそれハーレム?になりかねなかったので、
それにひ弱成分はヴィヴィスちゃんがガッチリホールド(褒め言葉)してるのでこうするしかなかったんだ…((

魔法使いの醍醐味といえば様々な魔法を使いこなす事だと思うんです!届け俺のフェチ!((意味違う
漢字のカタカナ読みよりは厨二じゃないと自己フォロー(`・ω・´)ドヤァ
了解です!何か変なの爆誕したらお伝えしますー。

どうでもいいんですが、(´・ω・`)←これのビーズクッションを衝動買いしました((

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.62 )
日時: 2011/09/25 18:28
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: 2cEGTv00)

>>直角水平さん

はっはぁー!wヴィス(ヴィヴィス)はその分防御魔法や回復魔法が強いのさ!
メイレン殿はパーティの身守り役的な、一番の常識人にしたいというオイラの願望(
ヴィスとは逆に攻撃魔法とか干渉系の特殊魔法とか重点的に使えるようにしたいな!もちろん色んな魔法が使えたらオイラ好みの(ry
男性キャラはレアなのでいただけると有り難いw
ひ弱じゃない賢者、だがそこがいいのさ(

まさかそのクッション…あ、実は私(`・ω・´)バージョン(もしくは一緒の)持ってましてw
ニコ動で見かけたのでついつい買っちまったうわへへw^p^

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.63 )
日時: 2011/09/25 18:53
名前: ダイ (ID: oUY4LzoD)

ツクールのやり方は大体分かったのですが、技やアイテムの名前が思いつきませんw

璃亜s

RPGツクール、面白いですよ^^ワイファイが繋がってれば遠くの人ともゲームを交換出来ますし^^

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.64 )
日時: 2011/09/25 20:25
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: ty0KknfA)


女の子のひ弱って可愛いと思うんですよ!届け俺のフェt((ry
でも野郎のひ弱って…(´・ω・`)になりかねないので、いや、俺は好きだg((
ギャップって良いですよねw((

なん…だと…
きっと私たちは脳髄的なもので繋がってるんですね!
もう親友になりましょうぜ!((
あ、私もニコ動出没してます。アプリばっかやってるz((殴

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.65 )
日時: 2011/09/25 20:43
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: 2cEGTv00)



>>ダイさん
FFとかドラクエの技名をリスペクトオオオオ!(殴
それでも駄目な場合はググるのが一番ですww


>>直角水平さん
ギャップッ…!ギャップktkr!
とうとう語り合える友人が現れたよパトラッシュ(蹴

マジですかああああニコ動はオイラが一番好きなサイトですw
動画、生放送、静画の「漫画描いてみた」とか利用してますね(`・ω・´)
かれこれニコ動もカキコも4年か…
ニコ動でフレ登録とかしませんか?オイラは情報公開はしてないですけどw



さて、途中まで小説かけたのでうpします…途中ですいません><
参照300突破感謝!一章終わり次第おまけ小説書きますw

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.67 )
日時: 2011/09/25 21:23
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: ty0KknfA)

ふっへっへ、そんなパトラッシュで大丈夫か?((シャダイネタやめれ
生放送好きな歌い手さんが居るんで見たいんですが、
無課金な上に大体深夜なんで見れた試ないです!無課金万歳((
動画もちょこちょこ見てますよー
声フェチなんでその辺については語ると長いので割合します((
カキコは…作品はかなり昔に二度ぐらいしか書いていませんが、観覧暦は6年ぐらい…?
ニコ動はまだ一年も経っていませんね(´・ω・`)
フレ登録かぁ…アプリ関連の人ばっかりになっているが大丈夫か?((ダカラヤメレ
それにアプリ関連以外ってどうやってやるんだろう…
あ、ニコ動での名前は『恙虫』(つつがむし)ですー

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.68 )
日時: 2011/09/26 18:32
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

>>直角水平さん

大丈夫だ、問題無い(`・ω・´)(ドヤァ
あいつは話を(ry
オイラのPCが超低スペックで動画見れたものじゃなかったので、オイラはプレミヤ会員!か、金がかさむ…!
人気の生放送枠ではプレミアの力を発揮する時ですかねw
…オイラが匂いフェチって聞いたらドン引かれるだろうか?(

6…だと…
観覧歴長っ!Σ オイラは小6の時にここに来ましたヽ(^o^)丿
あれ、だったら5年か…?
ニコ動は今、オイラの精神安定剤((殴
色んな動画見てますぜw

大丈夫だが、フレ登録は問題だ(
名前教えてもらったのに、どうフレ登録すればいいんだ…!\(^o^)/
オイラのニコ動での名前は緋翠です(*´∀`*)



さて、ある作業をしなきゃなので1週間更新できません。
早く終わったら早めに更新かもです!

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.69 )
日時: 2011/09/27 18:18
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: ty0KknfA)

通じた!通じた!いやっほぉういいい((落ち着け
私は超絶低スペックですがお金がないので意地でも無課金((
ワーォ!画面がモザイクだぜ!だが、声が聞ければそれでいい(`・ω・´)ドヤァ((
いいや、引くもんか!鼻に大ダメージな臭い以外ならどんと来い((

私は小5…? あれーおぼろげd((
実際作品を書いていた期間は数ヶ月ですけどね\(^o^)/
ニコ動は声フェチの俺にとっては聖地(( 
無課金がなんぼのもんじゃあああい!((

色々と探してみたんだが、フレンド申請は送れるみたいのぜー!((のぜ?
ただ、送信先メールアドレスってどうゆうことだ…大丈夫じゃない、問題d((
ユーザ検索とか出来ないのかなぁ…((遠い目

一週間ですか! 頑張って下さい!
そんな私も一週間後にテストだが一切気にも留めていないッ!((トメロ


Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.70 )
日時: 2011/09/27 18:56
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)


>>直角水平さん

病院行かなきゃなので急ぎ足!

こ、こうなればもうツイッターとかでもフォローさせてくれ…!
折角フレト出来ると思ったのにうああ(
ユーザー検索できないのが不便だよね(´・ω・`)

うああテストッテナンダッケ?何それ美味しいの?((
オイラはインターンシップで色々大変です(・ω・`;)



あと、番外編のネタとかないですかね?
今んトコ考えてるのが、正規勇者パーティを現実世界にもってきてアレコレさせようかなって思ってるんだけどさ、
もっといいネタあるかなーと思って(

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.71 )
日時: 2011/09/27 19:03
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: ty0KknfA)

びょびょびょびょびょホスピトゥーだとぅ!?((
うわあああああああ、大丈夫ですか!?

残念だが俺ツイッター未登録やねん…!((
あれってあれだよね『相手のアドレス入れろや』だよね…
うわあああああニコ動の鬼ぃぃぃぃぃぃ

テストってのは苦じょっぱい黒い固形物さ☆((違う
しかも同じ月に体育祭あるよ!春やったのにまたやるという((


ならば俺が書こうk((
いえ、すんません、ちょーしのりましたなんでもないですまじで

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.72 )
日時: 2011/09/27 20:11
名前: ミルクチョコレート ◆/QnEJQqynw (ID: Wr7p75Kp)

コメントありがとうございました!!
これがシリアス小説初めてのコメントになります…
俺と違って台本小説じゃないようになっていて毎回1000文字は書いているんじゃないかっていうぐらいたくさん書いていてびっくりしました
尊敬しちゃいます(^◇^)

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.73 )
日時: 2011/09/27 21:34
名前: 璃亜 (ID: O72/xQMk)

スペードsお疲れ様です(n´—`n)

ライラの短銃の話になるんですが、
何の特製がないのもつまらないので、ややこしくなるとは思うのですが、
ちょこっと設定追加しときます><
設定も狂っちゃうかもしれませんが・・・すみませんショボーン..._φ(・ω・` )


・ライラにも魔力がある

スピード弾 『普通の弾丸に弱い重力系魔法で弾丸に負担をかけながら発す。魔力を調節すれば、遅くしたりすることも可能』
追跡弾 『特別に発注してある弾丸。意思があり、ライラの言う事で目標を追跡できる』
魔力吸収弾 『相手・見方関係なく、弾丸の当たった者の魔力を3分の1にする』
夢見弾 『睡眠薬を仕込んである弾丸。弾丸の当たった者を5分眠らせる』
幽霊弾 『霊が取り付いていると言われている弾丸。ライラ自身幽霊部類好きなので、好んで使う。姿形無い幽霊にも効く弾丸』



・・・こんくらいで如何でしょう?
ボツは全然構わないので♪

また思いついたら少々上げていきます!

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.74 )
日時: 2011/09/29 07:24
名前: ダイ (ID: oUY4LzoD)

新しい小説書いたのに誰も来てくれないぃー!
つまり宣伝にきました。すみませんorz
人間VS天使VS魔族!という小説です。
オリキャラ募集もしていますので宜しくお願いします。

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.75 )
日時: 2011/09/29 17:05
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)


ほっほぅ!またコメントがうあああありがとうございますorz


>>直角水平さん
じっちゃんのお見舞いに行ってきました!オイラは健康体です((
なんか無気力がちですが大丈夫です(`・ω・´)
うん…テストとかテストとかテストのせいでね…

なん…だと…それなら仕方ないか><
ニコニコ営業ェ…営業様様だけど営業ェ…

オイラだったら体育祭2回とか軽く鬱になるw
頑張ってくれ同志よ…

書いただけるのは本当に有難いけど、
そこまでしていただく程の小説じゃあないですよ!(´・ω・`)
なのでもしも参照が1000突破しちゃったりした時にお願いしていいでしょうか?
どうも我儘すいません、ありがとね!^^


>>ミルクチョコレートさん
こちらこそ宣伝すいませんでした!orz
ししっししシリアス初のコメだとぉーうΣ
うああすいません、何か本当にすいませんo...rz
ふっふ、それはそれにしかオイラの取り柄がないからさ!タイピングしか得意なものがない…ふふ(

ミルクチョコレートさんも更新頑張ってくださいね!
オイラは尊敬される程のものではありませんよ(´・ω・`)
アイディアは皆さんの方が遥か空の上です(


>>璃亜c
その設定を聞いて、ライラちゃんの面白い設定が完成しましたw
ライラちゃんどんどんオイラの中で濃いキャラになってゆく(
剣士なのに銃使うのが得意な感じかなw
はっはぁ!剣士など自分の正体を隠す蓑にしか過ぎんのだよ!(蹴

追加設定了解です!
しかし皆さんにもなんですけど、沢山設定を追加すると個々が強くなりすぎちゃうので
追加設定も程々にお願いします><
強すぎると、うん…ちょっと困るッス…
勇者が最強設定にしてる自分が言うのもアレなんですけど(殴


>>ダイさん
宣伝?はっはぁあー!いいに決まってるでしょう!^p^
時間がある時にうかがいますね♪




以上コメありでした!

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.76 )
日時: 2011/09/30 16:35
名前: 璃亜 (ID: O72/xQMk)

スペードs

了解です☆気をつけます。
剣士・・・そっか剣士だったk((蹴
忘れてませんよ、大丈夫っす!

そいや、ライラって剣使いませんね。
どちらかと言うと銃がもっともライラらしいw

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.77 )
日時: 2011/09/30 17:45
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: ty0KknfA)

お見舞いでしたか…大丈夫でしたか?
オイラはテストが来週であったまぱーんですが元気です((


ちくしょう…アプリで奇跡的に巡り合うしか方法はないのか…っ!
そんなのあんまりだぜ!


書くといってもあんまり貴方の設定をぶっ壊す訳にはいかないので、
メイレンとかアダラとかキャラは限定ですし、
時系列も限定(祭りのちょっと前)されたものですが大丈夫ですか?
書く分には喜んでかかせていただきますのぜー!


技了解ですー!
でもメイレンの強さに関してはあんまり考えてなかったなぁ…
え?用紙の魔法は何だって?色々出来た方が賢者っぽいかななんtげふんげふん

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.78 )
日時: 2011/10/02 20:39
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)


駆け足御免!めっちゃお眠ですw((

>>璃亜c
枠にはまってないのがこの小説らしさなのです(`・ω・´)
これぞこんふきクオリティさ!(といいながらまだ勇者でてきてないという)

うー、作業が終わらないよ…更新ができない(・ω・`;)
早く小説書きたい…


>>直角水平s
今日もお見舞い行ってきますた!じーちゃん具合悪そうで心配…
オイラはちょっと熱っぽいかもしれん…!い、いかんコレは…

書いてくださるとあらば、設定等は直角水平さんにお任せッスw
キャラクターもご自由にこき使ってやってくださいm(__)m



くっそおおお作業全力で終わらすぞおおおおお!

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.79 )
日時: 2011/10/08 13:48
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)
参照: 作業は終わっていないのである。



私が会場と言ったそこは、紛れもない———王室の事です。
私が城へやって来た時、私はその扉の重圧感に心底感動したのを忘れません。
そしてその扉の前へ再び、私は二人の仲間と一緒に立っていました。

「———ようこそいらっしゃいました、我王国の誇る勇者と共に道を交える御三方…」

執事の方は王室の扉の前で、私達を見つけると跪いて言いました。
そして彼は顔を上げ、私達を見て優しく頬笑みました。


「今日の良き日に…貴殿方の旅の門出を、我がヴェロンデ国にて『祝典』という形で迎えられる事を誠に喜ばしく存じ上げます」


そう言うと彼はスッと立ち上がり、扉への道を開けました。
ライラさんを筆頭に、私達は扉の奥へと———続きます。


ド ク ン ッ


鼓動の高鳴り。
まるで全身が心臓になってしまったのかと錯覚を起こしそうになります。

そして眩い光を受けながら、その扉は今…ゆっくりと開かれました。



『…っ、とうとうこの時が…』

私は、田舎で一緒に暮らしていたおばあちゃんの顔を思い出します。
私が、ここへ来るのに反対したおばあちゃん。
けど、最後の最後におばあちゃんは———私に言ったんです。



“  いってらっしゃい、また帰っておいで  ”って—————


おばあちゃん。
私、私…夢を、叶えれるよ。

今日、この瞬間に—————





「———ようこそ、3人の旅人殿」




扉が開けた瞬間、聞こえたその声。
その声は、優しそうな、少し枯れた声でした。
その声は紛れも無く、私達に向けられた言葉で…その声の主はもちろん…

「国王…様」

私は、思わず立ち尽くしました。
この御方が、目の前にいる方が、国王様…
緊張のあまり、私はもうすでに何をすればいいのか分らなくなりました。
メイレンさんの方を見ると、彼も少し動揺に瞳が揺らいでいました。

すると、ライラさんが一歩前へ出ました。

『ライラさん————?』

すると彼女は私達の方を見て、小さく頷きます。
直後、彼女は国王様に向き直り、跪きました。


「“我々三人は今日、貴殿国の誇る勇者『レオ・レオナルド』殿と道を共にする所存であります。
  本日は我々をお選びくださった事を誇りに思い、また深く感謝致します”」


その後方にいる私とメイレンさんもライラさんその姿を見て、素早くその場に跪きます。
すると、隣でメイレンさんが小さな声で呟きます。

「対面の儀…ここは彼女に任せましょう。彼女は礼儀作法に大変詳しいようです」
「は、はい…分りました」




対面の儀。


その儀式で何が執り行われるのかは、その部屋にいる国王様と勇者、そしてその仲間しか知らない。
分っている事は勇者と仲間が対面し、旅の誓いをする事くらいだと思う。
ライラさんはごく自然にこの対応をしていますが…私達は全く知りません。


なにせ、一般人は絶対に知らないはずの事なんですから。


でも———それは私が田舎育ちだからとばかり思ってましたが…どうやらメイレンさんも知らないんですね。
だったらライラさんは何でそんな事知ってるんだろう…?
今までの勇者様は王族や特別な御身分の方が多かったのもあり、こういった貴族的儀式に説明も不要だったのでしょう。
なので私たちはこの儀式で何をすればいいのか皆目見当もつきませんでした。

そういう事もあり、私はライラさんが礼儀作法に詳しい事に驚きました…何者なんでしょう、ライラさん。

「…さぁ、私の横に並んでください」
すると、ライラさん。私達の方に少し視線を向け、そう促しました。


…あれ?案外早いんだ…
私はもう少し、このやり取りが続くと思ってたんですけど…


「…貴方の考えてるとおりですよ」
と、私のそんな表情を見てか、ライラさんが不意に視線を上げました。
「想像以上に早んですよ。まぁ…少し気になりますが、問題無いでしょう。早いにこした事はありません」
「そ…ですか」

私が全く知らない事だったので、私は深く追及はしませんでした。
私はとりあえず一歩前へ出て、ライラさんの隣に並びました。
そして、国王様の方を真っすぐと見ます。
すると、国王様は執事と思われる人に目配せをしました。そして、執事の方は奥の大きな扉の方へ歩み寄ります。


「———では、
 ヴィヴィス・ラ・アクアマリン、
 メイレニアス・K・プライマリー、
 そして、ライラ・サード・スーオン!

 ただ今より対面の儀をとり行う。それぞれ前へ出よ」

そして、国王様は私達の方に向き直り、言います。
そう、ついに対面の儀が始ま…

…て、

「えぇ!?い、今から対面の儀ですか…?」

私は小声でライラさんに言った。
するとライラさんは、少し呆れ口調で言う。

「…今までのはただの挨拶です。
 対面の儀というのは、ただここで旅の仲間と、そして勇者と顔を合わせるだけですよ?
 一体何だと思ったいたのですか…」

「……」
思わず、私はメイレンさんと顔を会わせました。
メイレンさんは『…だ、そうですね』と言いたげな顔で私の方を見ていました。


コホン———

そして、国王は一つ咳払いをしました。
その瞬間、体が一瞬にして強張ります。

———きた。
とうとう、勇者様に、お会いできる瞬間が!
あの噂に聞く、剛腕の剣士に。



「では、勇者 『レオ・レオナルド』———姿を現し、旅の仲間と今…対面するのだ」


————ギィ…ッ——

扉が開く。
ゆっくりと、ゆっくりと開き…

そしてついに、



勇者様が私達の目の前に現れたのです。





Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.80 )
日時: 2011/10/08 14:04
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: ty0KknfA)

ふおおおおおおおおおおっ!
お久しぶりの更新、お疲れ様っす!
こっちはテストが終わって次に英語検定が控えてますげふんげふん((

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.81 )
日時: 2011/10/08 20:42
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)
参照: 2話連続さ!作業は相変わらず終わらない‥

————カツン、カツン…


扉の奥から、堂々と、確かに一歩一歩とこちらへ近づいてくるのが分ります。
彼のシルエットが段々明白になってゆく…

彼は金髪に————翡翠エメラルド色の瞳。
優しげに微笑む顔は、彼が噂に聞く剛腕だという事を忘れそうになります。
整った顔立ちで、鼻のラインも高くハッキリとしていました。
真っ白な肌で背丈の高い…

『嗚呼、彼が…』

一件軽装に見えるその服も、頑丈な銀の鎧が見え隠れする。
そして何より、彼はあの大きな大剣を背に背負っていました。
所々傷づいたその剣——しかし、刃こぼれの無い綺麗な刀身は日の光に美しく光っています。

嗚呼、彼が、彼こそが、私が何度も夢見てきた人。


「…お初お目にかかります、ワタクシこそこの国の誇る勇者————



 『レオ・レオナルド』です。


 以後、お見知りおきを」





勇者レオ・レオナルド———その人だった。












「ったく…お前がヘマしたせいで仕事増えただろ?どうしてくれるんだ」
「ン、ンー!ンン〜!!」

時は同じくして、ヴェロンデ王国地下水路。
上では式典が行われているというのに、地下では「ある事件」が起ころうとしている。

ある男は、涼しい顔をして一人老人を抱えてそんな地下水路を走っていた。
男の口元には紅いネックチーフ、髪は地下の闇と同じく真黒であった。
そしてそんな男が抱えている老人は、体にはロープ、口には喋れないようにテープを貼られているせいで上手く喋れていない様子。しかし、その男はそんなのにもお構いなしに話を続けていた。

「ちなみにこの借りは大きいからな。
 …お前を探すのにどれくらい手間取ったと思ってるんだ、普段の俺ならお前を見捨ててる所だ」
「……ン(肯定)」
「しかしだな、今日は事情が違う…それはお前も分ってる筈だ。そのせいで俺も追手に命を狙われてる」

そう、彼は今追手に追われていた。
それも、命を狙われているのである。
それは、この老人を助けたせい…いや、この老人が知っている「ある事」のせいである。

「…ン(肯定)」
「お?今肯定したな。じゃあ言ってみろ、今日は普段と何が違うか」
「ンーン、ンンンン!(今日は、式典!)」
「ハイ残念でしたー、違いまーす」

ドガアアッ!
そう擬音が聞こえそうなほど強い勢いで彼はその老人を蹴る。
その老人は勢いよく蹴り飛ばされ、あっけなく水の上に落ちた。
そしてそのまま動かなくなったが…

「はいはい、寝てる暇はありませーん。お前にゃ“アレの場所”を吐いてもらわねーと困るんだよ」

彼はそう言って、ヒョイと片手でその老人の首根っこを持って引き上げた。
そして口のテープをビリッと外してやると、そのまま頬を往復ビンタし始めたのである。


「……」
その様子を見て、先回りしていた彼の追手は思うのだ。



—————『鬼だ』、と。


しかしその瞬間、そう思った彼等の足元は光り出す。
そう、それは炎の様に紅く———


その瞬間、暗かったはずの地下水路が一瞬———紅く光った!
それは紅い閃光。
轟音と共に、炎が怒り狂うように燃え上がった。
悲鳴を上げる暇も無く、その追手達は炎に呑まれた。
普通ならまる焦げになっていた所だが、地下の水によってある程度は助かったようだが…
その場にあったはずの酸素は炎に奪われ、彼等は酸欠となり次々に倒れていった。

「…!お、お前…魔法を使ったのか」

すると、さっきまで意識が天に召されかけていたしかけていた老人が、
その魔法が発動された瞬間あまりもの轟音と炎の熱さに意識を取り戻した。
その老人の頬は赤く腫れあがっているが、その男は詫び入れず言う。

「あぁ、おかげで息苦しくなったよ。つーことでジジィ、さっさと“アレの場所”教えろ」
「な、ア、アレの場所を知りたいのか!?な、なぜお前がそんな事を知りたがる…?」

この老人は、どうやら彼を昔から知っているようだ。
そしてこの老人が言った発言は、彼の過去を知るがユエのものだった。

「お、お前は昔から…自分に利益のある事以外には見向きはしなかった…。な、なのに何故?
 何故そんなお前が、こんな面倒事にを手を貸して…」
「面倒事?阿呆かお前」


男は、上を見上げて言う。
無論そこには地下水路の天井な訳だが、彼はそのさらに上…式典が行われている地上を見ているようだった。
そして彼は、その老人に叱るように言う。



「——お前も…それでもこの街の住民だろ?
 お前の街が“例の大賊の大きなテロ”に巻き込まれようとしてるのに、それを“面倒事”って言うなよ。



 もしかしたら、死人が出るかもしれねーんだぞ?」


「…それでも、普段のお前はどうでもいいって片付ける奴だ…ワシが保障する」
「そんな事保障されたかねーけど、まぁ普段なら命かけるくらいなら余裕で国一つ見捨ててるな」
「…本当お前性格悪いよな」
「どうせなら最悪って言ってくれ」
「この性格最悪男が!」

ドゴォッ!
そう言われた男は次の瞬間、容赦なくその老人をラリアットした。

「はいはい口には気を付けようね、このクソジジィ。いい加減にしないと俺でも怒るぞ?」
「もうすでに怒ってるだろ!老人にはもっと優しく接せ、この性格最悪最低男め!
 って言ったら怒りますよねグフッ、すいませんでしたワシが悪かった殴らんといて」

男は地面に倒れている老人を足蹴にしながら、溜息。
そして男は真剣な眼つきに戻って呟いた。




「…まさかこのおめでたい日に、平和の象徴である城が爆破されるなんて誰も思っちゃいねーだろうしな…」




その男の踏まれていた老人も、その男の呟きを聞いて…申し訳なさそうに、悔しそうに目を伏せていた。

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。  ( No.82 )
日時: 2011/10/08 19:44
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)
参照: 2話連続さ!作業は相変わらず終わらない(&


>>直角水平さん

ふっふ、それも2話連続更新さ!
ちょっと放置気味だったのでこの3連休で頑張ってみた(*´∀`*)
オイラは連休明けに80分テスト2回と100分テスト1回が待ち構えています。うわああ(
2学期制の学校なので中間テストは24日からなのさ!
てか英検ってマジッスか!全力で頑張ってくだされ!(`・ω・´)

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。 ( No.83 )
日時: 2011/10/11 07:26
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)


ちょっくら上げときます(`・ω・´)

中間考査2週間前、そして今日は課題(?)テストです。
なので更新中々できませんすいませんですo...rz

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。 ( No.84 )
日時: 2011/10/12 21:16
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: MuUNITQw)

おお、お久しぶりです。心配したんだぜ!


おいらも英検+英語の追試のダブルパンチなのです。
なので顔出しできませんが、応援してます!



…英語出来ないよ。無理だよー。((

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。 ( No.85 )
日時: 2011/10/12 21:50
名前: 璃亜 (ID: O72/xQMk)

お久しぶりですっ
私は中学中間テストがやってきます〜〜〜
あー嫌だ嫌だ。

テスト勉強週間(。-`ω´-)・・・
テスト来週月曜(。´・ω・)・・・

まあ。。。
頑張ります。

スペードsも頑張ってくださいね〜

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。 ( No.86 )
日時: 2011/10/13 21:58
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)



>>直角水平s
おひさ!インターンシップ二日目、筋肉痛が痛いです。
もう腰痛酷いし歳かなぁ…(ぇ

うわあああ英語なんて…英語なんて…うわああああ(ry
本当英語苦手、読めるけど意味が理解できん(´・ω・`)
わはー英検は受けるほどの英語力が無かったからオイラには無縁な事だ!(ぇ
ちなみにオイラの得意科目は現代文←

インターンシップが終わって体力が戻ったら更新しようかと思います。
もう…今日は寝ます(


>>璃亜c
おひさ!
あぁっ、中学中間の英語で\(^o^)/オワタな点取ったのを思い出したぜ…
中学の頃は理数だったのさ!ただし理科は2分野に限るorz

月曜…うわあああああ(
うわああああああああ(殴
オイラも月曜提出の宿題あるの忘れてました。
インターンシップ中は学校行かないんですけど、その分山のように宿題があります。
国語宿題多すぎるぇ…

璃亜cも頑張ってくれ…!
とりまオイラもテスト前は頑張ってみますo...rz

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。 ( No.88 )
日時: 2011/10/15 14:29
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

もう500参照突破しかけ…だと…
300突破記念も何もしない間にこうなってしまったorz

暇つぶしで見てくれている人も、
常連でコメくださる皆様も、
本当にすいませんでした、そしてありがとうございます^^
まだ第一章の中盤なのに…
こんなのでいいの…


と、言う事で!
これからもごひーきににです(`・ω・´)

500突破記念何するか誰か考えてくれ←

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。 ( No.89 )
日時: 2011/10/16 09:06
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)




城内が騒がしい。

私は、誰よりも早くその事を察知しました。実は私、すごく耳がいいんです。
けど私はその異変よりも、目の前に佇む一人の青年に目を奪われたままでした。

『かっこいい…』

彼が、私が憧れを抱いていた勇者様…レオ・レオナルドさん———
その彼が目の前にいるんです!

私はあわわわと戸惑いながらも、目を輝かせて彼に見とれていました。

「…よろしくお願いします、勇者様。」
するとライラさんは、すかさずそう言い彼と握手をしました。
きっと礼儀作法の一つなのでしょう、勇者様はそのまま私の前にやってきます。
そして微笑みかけながら、中腰になり私の前に手を差し出しました。

「——君も私の仲間なのですね、よろしくお願いします」
「あ…!よ、よろしくお願いします!」

私は両手で握り返し、ブンブン振り回す様に握手をしてしまいます。
しかし勇者様は笑みを崩さず、むしろ「元気があっていいですね」っていってくださいました。

本当に紳士的で、優しい人。
どこかの誰かさんが言ったのとは、全く正反対で——あの時不安を感じていたのが馬鹿馬鹿しくなります。
…そう言えばあの人、一体何者だったんでしょうね。今になってはもう、どうでもいい事かも知れませんが。


「では国王様」

と、そんな事を考えているうちに、
レオさんはメイレンさんと握手と挨拶を交わし終えた後、反転して国王様の方へと向き直りました。
レオさんは国王様の方へと一歩前に出て、そして膝をつき言います。



「——“我々4人は魔王討伐への旅へと向かい、その首を討って世界を平和にする事を誓いましょう”」




誓いの言葉—

…後に、ライラさんから聞きました。対面の儀に欠かせないのが、この誓いの言葉である事を。
この言葉は、勇者様がお決めになったその一言がその人の「忠義」を表すものだとされているそうです。
私はレオさんの威風堂々としたその発言に、思わず固唾を飲みました。
これがレオさんの意思、そして決意なのです。

そして、それに対し国王様は、もちろんの事納得の表情を浮かべます。
国王様は椅子から立ち上がると、一つ咳払いをして言います。


「うむ。勇者レオ、そしてライラ、ヴィヴィス、メイレニアス。これにて対面の儀を終え、早速旅の支度を————」


と、言いかけた瞬間でした。

「失礼します、国王様」

あの執事様です。
少し扉が開いたかと思うと、さっと忍び寄るようにして国王様の側へと近づきます。
レオ様も、ライラさんも、メイレンさんも何事かと顔を見合わせていましたが、私はすぐに分ってしまいました。

「さっきとが騒がしかったからかな…」

「…外?そんなに騒がしかったのですか?」

私の呟きを聞き、ライラさんは少し驚いた表情で私を見て言います。
私はコクリと頷き、そしてまた国王様の方へと視線を移しました。
ライラさんはメイレンさんに目線で合図し、二人も前を向きました。
「———…、…、」


「…、あ"?」


が、その瞬間。
執事様からの話を聞き、国王様とは思えぬような眉をひそめた怪訝な表情になりました。
今までの温厚そうな国王様のイメージとはかけ離れた、低く冷たい声に、私は思わず凍りつきました。

「っ、どうにかならないのか?奴に逃げられれば………」
「何人かに追わせてはいますが、奴が想像以上に強力な魔法を使うようで…」
「…なら予定変更だ。まずそっちの捕獲を優先し、“アレ”の時間は————」


「…何か深刻な事態の様ですね、とりあえず我々は部屋に戻りましょう」

と、国王様と執事様が何やら話をされている様子を見て、レオ様は私達に提案します。
私とメイレンさんはライラさんにその答えを委ね、二人の方を見ました。
ライラさんは国王様の方をチラリと見て、そして少し沈黙。
そのすぐ後に、ライラさんは力強く頷きました。

「———レオさんの言う通りですね、ここは失礼しましょう」
「では、話は私がつけておきます、三人は部屋に戻ってください」
「は、はいっ!」


私達は、レオ様に促され部屋を一旦後にする事にしました。
私達はそっと扉の方により、あの待機していた部屋に向かいます。



しかし、私達はすぐには気付く事ができませんでした。

今、城で何が起ころうとしているのか。そして———






私達を見送る後方で、レオ様が怪しげに笑っていたのを。







「…これで計画通りデスね」









Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。 ( No.90 )
日時: 2011/10/16 10:39
名前: 更紗蓮華 (ID: 9uhgIwvd)

というわけで発見しました。更紗蓮華です。
RPGっていうか、ファンタジーじゃないですかっ!
読みやすいし、面白いし、その文才が羨ましいです……。
あ、キャラいいですか?

−魔族オリキャラ用紙−

名前【アリア・グロリア】
性別/年齢【女/1000才ぐらい】
容姿【腰までのプラチナブロンドの髪に、白銀の目。小柄で可愛らしく、どこからどう見ても10才ぐらいの女の子。
   頭には、白いバクの耳。背には銀のドラゴンの羽を持つ。白い仙人な服を着ている】
性格【優しく穏やかで、臆病。かなりの博識で、頭もよい。見た目どおりの精神年齢ではない。賢者や仙人的な賢さ。
   だけど、考え方が達観しすぎてて、普通の人には理解しがたい。ちょっと婆くさい。
   普段と違うことに気づきやすく、中でも人の心の動きには特に機敏に反応する。】
種族または眷属【バク。アリアに限り、たまに白金想龍などと呼ばれることもある】
扱う魔法の種類【光、闇、夢】
魔法の技【夢喰(ユメクライ 文字通り夢を食べる。悪夢や普通の夢、希望という意味での夢などを食べることが出来る)
     夢現(ユメウツツ 精神世界か夢の世界に他人の精神を引きずり込む。記憶を見せることもできる)
     夢写(ユメウツシ 夢喰で得た人の心の光や闇を、物質にして操る)
     映夢(ウツセユメ 性格や記憶などをそっくりそのまま写し取った分身を作る。自分のものは作れない)
     時夢(ホシノユメ 過去起きたことやこれから起きることを夢にみる。
     自分の意思で見ることは出来ず、いつ見られるかはわからない。過去か未来か、場所などは大体予想がつく)】
設定【人の夢に巣食い、悪夢を食べて永遠に生きる、魂だけの種族。
   容姿などは長く住んだ人間に依存し、アリアの今の容姿は800年前の宿主の姿&「白金想龍」の伝説が影響したもの。
   ちなみに、今まで宿主にした人かその人が強く想っていた人の姿になら、自由に変身できる。
   今の姿はお気に入り。アリア・グロリアという名前も、「歓びの聖歌を歌う者」という意味で、その人がつけてくれた。
   バクに住まれた人は悪夢を見ることがなくなり、また極まれに予知や過去視ができることもある。
   宿主が死ぬまでずっと住み続けるが、宿主の相談に乗ってあげたり、吉夢を見せて運気をあげたりすることができる。
   夢に住むには本人の了承が必要だが、最近バクをよく知らない人が増えて、一も二もなく断られることが多い。
   新しい宿主が見つかるまで魂だけでさまようことになるので、その間はとても無防備。
   幽霊と間違われて退治されることもあり、仲間の大半はそうやって消えていった。
   今ではほとんどのバクが死に絶えたが、バク同士ならテレパシーのように話すことができる。
   また、とても長い間生きているので、歴史のことなら何でも知っている。まさに生ける歴史。
   バクの中ではかなり長く生きている方で、一部では吉兆を運ぶ白金想龍として、おとぎ話に残っていたりする。】
何か作者に対して要望などあれば【特にありません】
サンボイ『私はバク。幸せの夢を運ぶ者。名を、アリア・グロリアと申します』
『あなたがここにいるのが運命だとすれば、栄えたものがいずれは消えるのもまた運命』
『気をつけなさい。兆しが見える。悪しきものが、あなたに近づいています』

名前の意味は、かなり都合良く、多少曲解して意訳しています。
変なキャラ、扱い辛いと思いますので、没しちゃってもいいです。

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。 ( No.91 )
日時: 2011/10/16 22:15
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

>>更紗蓮華さん

こんちゃっす!見つけちゃいましたか、うおおおおお嬉しい!(
もっと描写表現挟んだりする予定だったんですけど、
もう読みやすさ重視で描写表現は大体すっ飛ばしてます(`・ω・´)
(そんなのでいいのか…)

なんと!コレってファンタジーだったのか(ぇ
RPG要素ばっかだからRPGかなーと思ってたりしましたw
文才はおそらく更紗蓮華さんの方が断然上ですぜ!見上げてると首が痛いです、いや本気で(
オリキャラどぞどぞ!そしてありがとうございます^^
アリアちゃんすごく良いですね!オイラの頭じゃ考えられないような素敵な設定じゃないかああああ(
有り難く使わせていただきます!

そしてもう一つだけ!一つだけ設定変更させてほしい所存であります!
アリアちゃん、3000年以上生きている設定にしてもいいでしょうか?
実は3000年前の話も書こうと思ってまして、
それと現代をつなぐキーキャラの一人になっていただきたいのです(ぇ
駄目なら駄目でおkです、ちなみに仲間になる予定(

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【参照500突破!?】 ( No.92 )
日時: 2011/10/17 06:18
名前: 更紗蓮華 (ID: 9uhgIwvd)

もちろんいいですよ^^ どんとこいです。
むしろ、長く生きてれば生きてるほどいいっていうか。
仲間ですか。いいですねぇ。
頑張ってくださいっ!

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【参照500突破!?】 ( No.93 )
日時: 2011/10/17 18:32
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

>>更紗蓮華s

了承感謝!(`・ω・´)
いやー、学校帰りに面白い設定考えたのでもう後は長い出番待ちでs(殴

うわあああ一章すら完結してねぇ…!早く書かないとなのに1週間後フレ考査^p^
更新頑張りますぜ!

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【参照500突破!?】 ( No.94 )
日時: 2011/10/18 20:29
名前: 璃亜 (ID: O72/xQMk)

無事に中間テスト終わって参りました☆
国語帰ってきたんですけど・・・点数がひどいったらw
80点内とか終わってますぉね(*´ω`)プッ

英語は俺も苦手なんです。
今回もヒドイ点をとって帰ってくることでしょう・・・あはははは

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【参照500突破!?】 ( No.95 )
日時: 2011/10/18 20:45
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

>>璃亜s
その国語の点数はむしろドヤ顔( ・´ー・`)してもいいと思うじぇ←
というかドヤ顔してくれないとオイラが惨めになるジャマイカ…(ぇ
今になると80点以上がとれないぜ!うあああああぁぁヽ(`Д´)ノ
本当オイラも高校生なってアホになったなぁ…

オイラのガッコは英語は英語AとOCとが分かれてるけど、
OCの点数がハハッワロス…orz
OCは文法とかそういう感じので、英語は中学みたいな感じで英文での学習でつ(*´∀`*)

…、
明日5時に起きてテス勉してきます…(涙目
でもそれ以前にパソコン制限制限かけないと勉強できないね(´・ω・`)
PCの時間制限しようかなぁ

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【参照500突破!?】 ( No.96 )
日時: 2011/10/20 16:04
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: MuUNITQw)

いろんな動乱が終わって一先ず帰ってこれました。
忙しい中更新がこまめで驚いたんだぜ、無理しちゃアカンヨー



…さて、500超えたし、書くか((何を



※前に小説がどうたらという話をしていましたが、
一気にデータがぶっとんで綺麗さっぱりになったのでもうだめぽ((

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【参照500突破!?】 ( No.97 )
日時: 2011/10/20 18:09
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

>>直角水平s

おっす!
無事帰宅できましたか、お疲れ様ですぜ!(`・ω・´)
テストやの英検やの凄いっす…もうオイラやったら心折れてるなぁ^p^
なんと!このオイラが更新こまめ…だと…
実は最近更新できなくて悩んでたくらいさ(´・ω・`)


書いてくださるのか?オイラの小説の番外へn(殴
ただ少しだけ、第一章が終わるまでお待ちを!
いやはやネタバレするとまだ旅のスタート位置にすら立てておらんのだ←



データ吹っ飛んじゃったらしょうがないさ((+_+))
だけどちょっと見てみたかっt((蹴^p^p^p^p^p^p^

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【参照500突破!?】 ( No.98 )
日時: 2011/10/22 14:41
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)






————“これで計画通りデスね”


一瞬の出来事でした、私がその声を聞いた瞬間に———全てが暗転しました。
いえ、私に限らずそれは、ライラさん、そしてメイレンさんも同じです。
私達が王室から背を向けた瞬間、首の後ろに強い衝撃。その瞬間身体から力が抜け、その場に倒れ込みました。

「…すみません、貴方達は私達の計画には邪魔なんデスよ」

私は今にも意識がはなれそうになりながらも、背後の人物を睨んでいました。
鋭い目、敵を見るような眼つきで私が睨んでいたのは紛れも無い———



「レオ…様?」



「おや?まだ意識がありますカ、貴方が小さいからと言って手加減したのが間違いでしたネ」

この瞬間、私は全てを悟りました。
この城の騒ぎはおそらく、彼のせいであるのだと。

…、
しかし、その考えは間もなく修正される事となります。
そう、それは国王様の言葉によって…でした。


「ククク…オイオイ、餓鬼だからって手ェ抜くな。いくら餓鬼でもパーティメンバーの一人だぜ?」
「はは、これは申し訳ありませン。貴方に“国王のフリ”までさせてしまったというのに」
「!?」

そしてその言葉を聞いて気付きます。国王様は、確かに目の前にるのです。けど、違います。彼は…




…彼は、国王様じゃない『偽物』———!




それを知った瞬間、私は絶望しました。
体から意識が完全に遠のきそうになります。———嘘だ、違う!こんなの悪い夢なんだ!!

「…さて、しかしどうしましょう?」

しかし、絶望するにはまだ早かったのかもしれません…私は、予期せぬ事まで耳にしてしまったのです。
本当の絶望は、その瞬間私の身に降りかかってきたのです。



「この城を爆破するのはいいですが、この人たちの処分はどうすべきでしょうカ?最初は引きこむと仰っていましたが」

「あー?じゃあこのままかっ攫うか?クククク…」
「——やめとけ。少なくとも、そこの餓鬼が反感を持ったろーしな。何も知らないはともかく、もう無理だろ」

その声は…そう、執事様の声でした。
前までの丁寧口調は姿を失せていました…そう、彼もおそらく———城の者ではないのでしょう。
いえ、私はそれ以上に聞いては無いらない事を聞いてしまったのです。


「城を爆破……ッ?」
「んあ?何、まだコイツ意識あるのか?へぇ、大した精神力だ、な!」

—ガッ!
私がまだ意識があると知った執事様は、そう言うと私の背中を思い切り踏みつけました!
「ぅ…ッ!」
私はその瞬間、悲鳴を上げました。そしてブツリと、意識が途切れました。





…しかし意識が途切れる瞬間、私はあの人の言葉を思い出していました。


“お前って、世界の誰もが善人だとか思ってそうだよな。もちろん、勇者なんて尚更”


私は、信じたかっただけなんです。
“あの時の私”に一つの希望をくれたように、勇者様は私にたくさんの希望を与えてくれるのだと。


———それを信じて、来たんです。


だから…私は彼のあの時の言葉を信じれる訳が無かったんです。



だって勇者様が——こんな人だと思わなかったから。
人を守るべき人が、こんな人々の命を脅かす様な真似をするとは思わなかったから。



…私は声になるかなるかならないかの声で、ふと言っていました。






「信じた私が…馬鹿みたいですよね…」






私の意識は、完全に途切れてしまいました。

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【参照500突破!?】 ( No.99 )
日時: 2011/10/22 20:54
名前: 璃亜 (ID: O72/xQMk)

ちゃお☆

今回のテスト、基本五教科返ってきました〜♪
壱番悪かったの、数学の60点台です。
数学で60点とか(*´ω`)プッ

理科は科学だったんで点数は良かったデス
でも、理科も生物系にいくと死んでますwww

テストなんてなくなれば良いのにな〜

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【参照500突破!?】 ( No.100 )
日時: 2011/10/22 21:05
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)

>>璃亜c

おっす!

つ、ついに帰ってきたか…オイラは次の火曜日からあばばば^P^
数学ですか…もうオイラは英語がね。うん、英語…。英語爆ぜろ(ぇ

科学得意とか…天才ですか!オイラは2分野専門なので生物系は得意(`・ω・´)キリッ
テストはもう無くていいよ…orz
ああああ明日はテスト勉強するぞー!



それにしても雷が酷い(´・ω・`)

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【参照500突破!?】 ( No.101 )
日時: 2011/10/23 12:19
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: OXTNPTt9)


おいッΣ(`・ω・´;)


記念すべき100がオイラのコメ!?
表示がまだ98だったから油断した…何と言うトラップ!orz
今気が付いたよー(´・ω・`)

という事で参照300,500突破記念も何もしない間に返信100がやってきました!
一章終わり次第…うん、もう中盤だから許して下さいo...rz



どんな事しようかなぁ

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【参照600突破…?】 ( No.102 )
日時: 2011/11/15 18:46
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: PMzvo2iV)

———ガシャンッ!

その音を聞いた時、私は再び目を覚ましました。
冷たい石肌の感触。いいえ、冷たいのはそれに限らず空気も酷く肌寒い。

『ここ、は?』

私はゆっくりと置き上がりました。
薄暗い…壁にかかってある松明でかろうじて周りが照らされ…ぼんやりと見えてきます。
石。石石石石石…そう、辺りは石で作られた壁に床です。そして少し目線を上げると——鉄格子。

私はまだハッキリとしない意識の中で、ふとある場所を思い浮かべました。
あぁ、そうかここは…


「…牢の、中…?」
「ご名答。ここは城の地下の牢獄デス♪」


ふと聞こえた声…誰だかすぐに分りました。
私達をここへ連れてきたであろう犯人————すなわち、
「レオ…さん」
そう、“レオ”その人です。私は睨むように声をした方へと目線を向けます。
しかし、そちらを見てみればあら吃驚。


「えっ…!?な、何で貴方まで檻の中にいるんですか!?」

「おやおや、気がつきましたか」
なんとレオさんまでもが私達と同じ牢の中。
すねたように膝を抱えて座っています。
そしてレオさんはやはりすねたように口を尖らせ、牢の外に目線をずらして言いました。

「…フフ、愚問ですネ。
 私が貴方達から離れてしまうと、貴方達にかけている魔法が解けてしまうのですよ。
 なのでレイモンドにお前もここにいろと残されてしまったのです…」

「レイ…モンド?」
「私の仲間ですヨ。貴方を踏みつけた血も涙も無い極悪非道な男デス」


私は女性と子供に手荒な真似はしない主義なのですヨ、と言って溜息をついてみせます。
私はその言葉に思わず口ごもります。

…真意が見えません。
この人のペースがまったく掴めません…何を、考えてるんでしょうか。それに、聞きたい事は山ほどある。
いえ、その前に、です。

今、確かにこの人———私達に魔法をかけてるって…?


「私達にかけてる魔法、ってなんですか?」

「…質問が多いですネ…まぁいいでしょう。時間もある事ですし、特別にお教えしましょう。
 ———貴方達には今、呪縛魔法をかけているのですヨ。気付いてませんか?」

「呪縛魔法…!?」


呪縛魔法?そんなはずありません。
今、どこも束縛されてなんて…



「———おそらく、“魔封じ”でしょう。魔法が使えないみたいです…」



と、その時。
背後から、聞きなれた声がしました。

「…メイレンさん!」

「まだ首の後ろが痛みますね…一発で気を失ってしまうとは屈辱です。
 しかし、あらかたの状況はお二人の話を聞いて承知しました」

メイレンさんは悔しそうに一瞬眉を潜め、レオさんを一瞥して睨みました。



「———そうですか、そう言うわけだったんですね。私達はようするに“貴方達”に騙されたと。
 …一つだけ質問しますが、貴方達は一体何者なんですか?」


「あぁもうッ、貴方達は質問が多いデス」

しかし、メイレンさんに睨まれてもなお、余裕の表情を見せるレオさん。
レオさんはよっこらしょっ、と言いながら立ちあがります。

「うーん…そうですねぇ、まずはヴィスさんの質問から答えてあげましょう」
「あの、ヴィヴィスです…」

「細かい事はいいんですヨ。
 …質問に答えると、貴方達には今、呪縛魔法がかかっています。


 私は、“範囲魔法”…それも、呪縛魔法系専門の使い手デス」





“範囲魔法”

基本的に魔法というものは主に、直接魔法と範囲魔法に分れています。
もちろん例外もありますが、直接魔法は自分が直接何かに干渉する魔法で、
範囲魔法は効果範囲を自分で指定して発動させる魔法です。
有名な直接魔法は私が扱う「治癒魔法」、また「強化魔法※」。       ※自分を強化する魔法。
攻撃系魔法でいうと、“魔法陣を発動させる魔法”以外のものです。炎を体に纏わせたり、手から雷を出したり…
あと、自らを魔法の一部とする特殊な魔法…主に変身魔法も直接魔法の一種です。

範囲魔法は、先程説明した魔法陣を発動させることで扱える魔法です。
レオさんは、この範囲魔法を使用しているというのです。



「——この魔法は特別なもので、魔法陣の中の魔力を打ち消すという大変珍しい魔法なのですヨ。
 しかし習得したばかりなので自分までその対象になってしまいます…私もまだまだですネ」


そんなレオさんは、溜息をつきながら憂いていました。
しかし、それも一瞬の出来事で、今度はコロッと明るい表情をして言います。





「そして次は、貴方の質問にお答えしましょう。
 …私達の名前は反王国派軍“ヴァッカニア”。私はその幹部の一人」





そして彼は、肩をすくめて一言付け加えます。


「…ま、盗賊と言った方が貴方達には理解しやすいと思いますが。
 今日はこの祝典をめちゃくちゃにしてやろうと思ってわざわざやって来たのですヨ♪」









その瞬間、レオさんは確かに一瞬———歪んだ笑みを浮かべました。

そして彼が笑みを浮かべた瞬間、城内に炸裂音が轟きました。
















Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【参照600突破…?】 ( No.103 )
日時: 2011/10/28 17:24
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: PMzvo2iV)
参照: http://loda.jp/kakiko/?id=1107



イラスト第3弾、回復魔導師ことヴィヴィス・アクアマリンです(`・ω・´)
ヴィスはオイラの中ではダントツで大好きです、ヴィス可愛いよヴィス(

さぁて、第一章もようやく終わりが見えてきました(´・ω・`;)
先が思いやられる…

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【返信100突破!!】 ( No.104 )
日時: 2011/10/29 14:23
名前: 直角粉砕水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: MuUNITQw)

ヴィスちゃん可愛いマジ可愛い((

お久しぶりです、かくっとばきっとすいへーでっす((
追試も無事クリアし、英検も無事に終わりました。
ヒトヤズケナメンナヨ!
今日は50周年記念だとかなんとかで休日なのに登校してきました。
シュウネントカドウデモイイノニ!

久々に来たら物凄い事に!
うわあああああ続き気になるううう

あ、返信100おめでとーございます!
何だかいろいろ突破してますね、すげぇ!

押し付け500記念小説についてですが、あんまり期待しないでください
データ飛んだりとか遅かったりとかするかもしれないのさ…
てか、無事に書けるのかしr((

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【返信100突破!!】 ( No.105 )
日時: 2011/10/29 15:26
名前: ミルクチョコレート ◆/QnEJQqynw (ID: Wr7p75Kp)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

Spadeさん

久しぶりですね!!
相変わらずお上手ですなぁーw
更新頑張ってください!!

P・S

俺がお客様の中に入ってないいいいいいいw

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【返信100突破!!】 ( No.106 )
日時: 2011/10/29 16:07
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: PMzvo2iV)
参照: http://loda.jp/kakiko/?id

>>直角粉砕水平さん

おぉー!HN変えたんですね^^
すいへーさんって呼んでいいですk(ぇ

絵の塗り方変えてみたんだけどどうかな?(´・ω・`)
どことなく優しいタッチになったように見えなくもない気がs(

ストーリーの進行具合がカタツムリ並みですが地道に頑張っとりますお!
流石に返信100過ぎたのに1章終わって無いとは…ふふっ
おっしゃ更新頑張りま!でも今はできないのな(´・ω・`)

本当500記念まる投げしてしまってすいませぬ><
オイラも早いとこ1章終わらせないとw


>>ミルクチョコレートさん

おお!お久しぶりです!いさらーい(*´∀`*)
いえいえ、まだまだオイラも修行の身なのな!(ぇ
色んな人の小説眺めて常日頃勉強中とか言ってみるw

ぬあああああああああああすいません!早急にリスト追加します><
本当に申し訳ないです<(_ _)>

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【返信100突破!!】 ( No.107 )
日時: 2011/10/30 22:33
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: PMzvo2iV)
参照: http://loda.jp/kakiko/?id


私の頭の中をよぎった「最悪の事態」…つまり城の破壊。
レオさんの言葉を聞いた瞬間、気を失う前に聞いたその言葉を、なぜ今まで思い出せなかったのか。
私は自分の顔から血の気が引いていくのが分りました。



——今の破裂音は、城壁が破壊された音!
それはつまり、彼等の…“ヴァッカニアのテロ”が始まったという事————



城が大きく揺れ、私達は一瞬宙に浮きます。
私は小さな悲鳴を上げますが、そばにいたメイレンさんがライラさんもろとも私を支えてくれたため、
パニックに陥らずに済みました。

「う…?」
そしてその大きな揺れの衝撃で、ライラさんは目を覚ましました。
彼女は起きた瞬間をパチクリさせます。

「——ライラさん!」
「っ…、情況がイマイチ読めないのですが…」
「あ、状況は私が説明し——」


————ガキィン!

と、その瞬間、何かと何かがぶつかる音…私の言葉を遮るようにこの地下に響きました。
私がそちらの方向を向くと、メイレンさんとレオさんがなんと、剣を交えていました。
…いえ、メイレンさんは剣…ではなく、杖。
『え、杖?』
一瞬そう思いましたが、高度な魔法を扱う彼が杖ではなく剣を持っていれば、それはそれでおかしな話です。
私は2人が剣(?)を交えている所を、固唾を飲み見守ります。







「…今すぐコレを止めていただけませんか?でないと実力行使させてもらいます」


私は、いつになく怒っていた。
いいえ、少し違うでしょうか…これは怒りというより、彼に裏切られた悲しみ。

私はパーティメンバーの一人として、ここに来た。
まぁ…当初はある理由で無理矢理連れてこられたようなものだったが、それでも内心どこかで喜んでいたのだ。
ここに来て、ライラに会い、ヴィヴィスに会い、そして彼にあった。そう、レオだ。

全ての国民の憧れの象徴である勇者。
そして、数々の武勇伝を持つ剛腕の剣士…

その仲間として道を交えられるのなら、この運命を受け入れよう、と。

そう、決意していたと言うのに。



「ふふ、残念ですネ…それは無理な話ですよ」


————裏切られた。
この男にその決意を踏みにじられた。


「…何故ですか」
「私が幹部であれ、“コレ”を止める権限はありませンので♪」


…あぁ、胸クソ悪い。
この男は、人の気持ちをかき回すのが上手い。それが腹立たしくて余計にイライラする。

それに私も私です、


———“また”、信じたから厄介事に巻き込まれた。


まったく懲りてないですね。
あの時、私が信じてしまったばかりに非常に侮蔑的な結末を招いてしまったと言うのに。



本当に、何もかもが腹立たしい。
自分たちを騙したこの男も、その嘘に騙された自分も実に馬鹿馬鹿しい。



「———フフ、しかし貴方も馬鹿ですね」

そしてその時、目の前で武器を交えた男が———レオが言う。
…挑発的な物言い、余裕そうに浮かべる笑み。

私は思わず怪訝に彼を睨んだ。
すると彼はその瞬間、人を見下したような目線をこちらに向けた。
そして、余裕のある笑みを嘲笑に変え言った。



「…貴方は私に勝てると思ってるんでしょうカ?私の噂、耳にしていない訳ではないでショウ?」



その瞬間、彼は私の杖を受けたその大きな剣で、私を薙払う。
大きな剣に薙払われた私は思わずバランスを崩し、体勢を立て直すため後退する。

が———

「逃がしませン」

ドス黒い笑みを浮かべ、地面を蹴り私との間合いを一気につめてきたのだ。
しかし、対応しきれないそいう速度ではない———この速さなら避けれる!

彼は大きく剣を振りかぶる。
私はタイミングを見極め横に飛び、その斬撃を避けカウンターをかけるつもりだったが—————

その時、気がついてしまった。




私の後ろに、“彼女達”がいることに。




『しまっ———』
避ければ、彼女たちが————


一瞬の迷い、それは私をその場に踏みとどまらせるには十分なものだった。





「もらいましたヨ、色男サン☆」








そしてその刹那、鈍い音が私の耳元で聞こえた。





Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【返信100突破!!】 ( No.108 )
日時: 2011/10/31 20:25
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: PMzvo2iV)

もうじき参照700突破…まだ一章終わってないなんてだらしねぇ!^p^
すこしアンケとるのでアンケ答えていただけると嬉しいです(´・ω・`)


−こんふきについてのアンケ−


Q1)あなたにとって、この小説の更新速度は?
A1)【遅い/普通/早い】

Q2)小説は正直読みやすい?
A1)【字つめすぎて見にくいよ…/普通/むしろ行開けすぎかな】

Q3)描写表現について。だいぶ描写表現飛ばしてるけど…
A3)【もっと詳しく描いた方がいい/いいくらい/むしろ描写表現は多い】

Q4)話の進行速度は?
A4)【引っ張りすぎてる/普通/むしろ展開が早い】

Q5)スレ主に小説に関して何か質問(あれば)
A5)【】

以上です、ありがとうございました。


Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【アンケ実施中(ぇ】 ( No.109 )
日時: 2011/10/31 21:10
名前: 璃亜 (ID: O72/xQMk)

おー・・。メイレン危ない!?
それともライラ達が危ない!?
すっごいドキドキしながら読ませていただきましたですー。

メイレンの仲間思いさにほんわかしちゃった☆w
いや実はライラよりメイレンの方が好み?
いや、どちらも好きですよ!


−こんふきについてのアンケ−


Q1(普通

Q2(普通

Q3(いいくらい

Q4(普通

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

実際、とても読みやすいです。
キャラの心情もとりやすい文章構成ですし。
これからも更新楽しみにしています。
頑張ってくださいね!(n´—`n)ニィ♪

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【アンケ実施中(ぇ】 ( No.110 )
日時: 2011/11/02 22:03
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: PMzvo2iV)

>>璃亜c

アンケ答えてくださってどうもありです!^^
こ、こんな感じでいいかな…?
話の進行は遅いかなぁと思ってたけど…これでいいのよね?(ぇ

もうちっとメイレン殿の見せ場が続きますぜ!
実はライラちゃんにもこの後、あの鬼畜男ことレイモンドと戦っていただこうと思ってたりw
でもってあの炎使いの男が大きく動き出します…そう言えばまだ名前出てないよねあの人(
さて、話がややこしくなるぞ!(殴
更新頑張ります!(`・ω・´)





えっと、オイラ近畿住みなんですけど、明日の朝6時から宮城に行ってまいりますので更新できませぬ><
震災ボランティアなんだけど、オイラも何か力になれるといいなと思って…
ちなみに、仕事内容は海岸の清掃だそうです!かんばってきま!(*`・ω・´*)
日曜の朝に帰ってきますのでゞ

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【アンケ実施中(ぇ】 ( No.111 )
日時: 2011/11/06 23:12
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: PMzvo2iV)

ただいまー
ということで上げておく(`・ω・´)


やっぱり何と言うか…いいね、PC。落ち着くw
なのでニコ動も久々にプレミヤにしておいた、という訳だぁ!(ぇ
しかし明日から学校うああぁ…
休む暇がない…休む暇が…

という事で今日は早めに寝ようかな…

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【アンケ実施中(ぇ】 ( No.112 )
日時: 2011/11/12 16:05
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: MuUNITQw)

ぎゃあああああああ((
お久しぶり過ぎです、直角水平です
前回投稿の名称はメッサ疲れてて粉砕してただけなので、以降はつーじょー運転ですよ!

あまり来れなくて申し訳ない…
進路学習があったり貧血で倒れたり
「御前は自分よりも頑張っていない奴が自分よりも良い待遇を受けて悔しくないのか?」と聞かれ、
「……いえ、別に」と答えて延々と説教されてました。
だって他人とかどうでもいいs((

しかも押し付け小説のほうも全然進んでいない始末
…もう、誰か打ん殴ってください。
しかも12月の最初にパソコン検定が入ってしまってさぁ大変
うわあああああ現実逃避いいいいいいいいいいい

…ですので、あまり来れなくなる可能性が高いです。
お詫びにアンケ書きますのでお許しください…



−こんふきについてのアンケ−


Q1)あなたにとって、この小説の更新速度は?
A1)【普通】
余計なお世話ですが無理しなくてもいいのよ!
もっとゆっくりでもワシは全然かまわんよ!
夢十夜のように百年待てるy((

Q2)小説は正直読みやすい?
A1)【普通】
せんせー、読みやすいっていう選択肢が表記漏れしていますー。


Q3)描写表現について。だいぶ描写表現飛ばしてるけど…
A3)【いいくらい】
ちょうどええと思います。ヴィヴィスちゃんが語り手なのも上手いですぜ!

Q4)話の進行速度は?
A4)【普通】
普通どころかピッタリ過ぎて卒倒します。アナタがプロか!

Q5)スレ主に小説に関して何か質問(あれば)
A5)【記念という名の押し付け小説が最初のプロットとかなり違うんだが大丈夫か?((】

以上です、ありがとうございました。


Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【アンケ実施中(ぇ】 ( No.113 )
日時: 2011/11/12 21:35
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: PMzvo2iV)


>>直角水平さん

お久ぶりです^^
でもってアンケありです!(`・ω・´)
皆さん…もっと辛口でもいいんですy(殴
甘やかしたらだらしなくなります、主にオイラがw(ぇ

最初のプロットとかなり違う?
大丈夫だ、問題無い。
はい、たぶん大丈夫です!キリッ!
むしろありがとうございます、私も頑張って更新したいと思います!


急ぎ足ですいませんでした!
今から更新します^^

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【アンケ実施中(ぇ】 ( No.114 )
日時: 2011/11/12 21:43
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: PMzvo2iV)





城下町は、騒然としていた。
逃げ惑う人、悲鳴を上げる人、顔を真っ青にして立ちつくす人…
しかし、そんな彼等が見つめる先はただ一つ————

…たった今、爆発が起きた城だった。



「……」

そして、そんな騒然とする城下町の裏路地。
人気の無いそんな場所で、その音は聞こえてきたのである。

ズズッ…
ズズズズズッ…

何か重い物がすれる音だ。
何かと思いふとその音のする方を見れば、一つのマンホール。
なんとそのマンホールがひとりでに動いていたのだ!

「———るぉるらぁぁぁああああああああッ!」

しかし、そのマンホールの下からある男の声が聞こえてきた。
そしてその声を聞き———それを見守っていたドラ猫共は驚き逃げて行く。
だが、少しすればそのマンホールを持ち上げようとする音も、そんな男の声も聞こえなくなった。

勇敢なドラ猫は何だったのかとマンホールに近づいて行くのだが、その刹那———




ドォオオオオオオオオン!

そのマンホールから、凄い勢いで炎が噴き出してきたのだ!
それは火柱となり、軽々とマンホールを宙へと飛ばしてしまった。
その猫は無論、転げそうになりながら半ベソをかいて一目散に逃げて行った。


「ケホッ…クソが」

そして、そのマンホールがあった穴からようやく誰かが顔をのぞかせた。
人影は2つ、一つは赤いネッカチーフを巻く青年、もう一人が体をロープでグルグル巻きにされていた老人。
“されていた”、というのは今の炎でロープが焼けているからである。

「あっち!熱い熱い!!早くロープの火を消してくれーーーッ!」
「ふぃー、久々の外か…薄汚れた地下のせいで服も台無しだ」

その男はロープが焼けてるやの騒いでいた老人を横目で見て、露骨に深い溜息をついた。

「…熱くねぇだろ、俺の炎はそこらのクソ魔法とは違うんだよ」
「熱いッ!何でもいいから早く火を消し……あ、あれ?」

その言葉を聞いて、老人は動きを止めた。
しかし、現在進行形でロープは燃えている。燃えているのに…

「本当だ…熱くない?」
「あ、でも熱くないだけで燃えてるのには変わりね—から。ほっといたら焼け死ぬぞジジィ」
「おまっ…早く言え!頼むからもっと早く言え!!!


 り…“リモートコントロールⅠ”!!」


その老人はそう、何かの呪文を唱えながら天に向かって指を掲げた。

ゴゴゴ…
その瞬間、少しだけ地鳴が始まった。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

「…おいジジィ、お前何しやがった?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!
そしてどんどんその地鳴は大きくなっていき、そして———


ドッッバアアアアアアアアアアァァァァァァァァァッ!


彼等がまだとどまっていたマンホールから、凄い勢いで水が噴き出したのだ!
そのままそれはその老人とその男の上に雨として降りかかった。
おかげでロープの火は鎮火でき、その老人は『ふぃー、危なかった危なかった!』と顔にかかった水と汗を拭っていた。
しかし、その老人はその瞬間何かを察して咄嗟に振り返った。

『…待てよ、そういえばアイツ——まだマンホールからまだ出てなかったような…』

魔法を唱えた直後の状況を思い出す。
たしかあの男…マンホールから上半身は出していたものの、普通にまだマンホールの中にいた…な。うん、確実にいた。

「まさか…」

そう思い目線を上に上げた瞬間———
凄まじい音を立てて近くのゴミの山に何か物体が落ちてきた。
…よし、逃げよう。確実に殺される。
まさか魔法に巻き込まれてたなんて思わないし…い、いや、それよりもだ。奴に殺される、逃げろ…!

「…おいコラ何逃げようとしてんだクソジジィ、焼くぞ…!」
「ぬおっ!?」

と、そのごみ山から背を向けた瞬間だ、ズルッと効果音が付きそうな勢いでその何かが這い出てきて、老人の足を掴んだ。
無論、それは老人を抱えて上がって来た赤いネッカチーフの男だ。
ずぶ濡れになったその男はその老人を強制的に自分の方に向けて、ガッと肩を持った。

「テメーを助けてやって、それでもって“この国を救ってやろうと奮闘している”俺に向かってなんだこの仕打ち…?
 ははっ…殺るぞ」

「ひいっ…!お、お助けっ、命だけはご勘弁…!!命だけは…ん?」
ドス黒い殺気立った眼つきで言う男に、思わず老人は悲鳴を上げたが、ふと動きを止めた。

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【アンケ実施中(ぇ】 ( No.115 )
日時: 2011/11/13 15:55
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: 1grBfDhN)


「…今、“この国を救ってやろうと奮闘している”と言ったか?」
「あぁ?なんだよ…文句あんのか」

その老人が動きを止めたのは、その男から思わぬ言葉が出たからだった。
老人は目を見開いて、思わず後ずさりする勢いで言います。

「え、えぇっ!?マジで!?お前っ…えぇマジだったのかソレ!?」
「わはー超殴りてぇこのジジィ」
「いや…前回も同じ事言ったけど、何でお前…そんなに今日は親切なんだ?いつも鬼畜外道なお前が…」

その老人は、本当に困惑しながら言う。
その様子を見る限りこの男が普段どのようなものかが分る…

そしてそんな男はまた溜息をつき、言う。

「…だからだな、さっき地下…揺れただろ?テロだテロ、いくら俺でもそれを見過す訳にゃいかねぇってさっきも———」
「いや、だから!それがありえないんだって!!普段のお前なら、そんなんでもおかまいなしだ!
 普段のお前は『何が悲しくて国なんか救わにゃならねーんだ、そんな事より腹減った』とか言うような奴なんだぞ!

 いい加減教えろ…何故お前はコレに関わろうとするんだ?」

「……へぇ、珍しく冴えてるなジジィ」


その言葉を聞いて———男は小さく溜息を洩らす。
…このジジィ、なぜかこう言う時の勘は鋭かったりするから面倒だ。

「…じゃあいいだろう、この騒ぎに乗じてお前の服の確保ついでに教えてやらぁ」

さらに言うまでも無いが、さっきロープと一緒にジジィの服も燃えてしまった。言うまでも無いがな。

「え?服って……、あああああああああああああああああああああ!?」
「鋭いんだか鈍いんだか…」

まぁ茶番は置いておいて、だ。



「まぁアレだ…奴等は俺の大事なモンを奪いやがった。だから取り返す」



「…」
そういう彼の横顔は、静かな殺気で少し歪んでいた。




…、
と、

普通であれば、
普通であればの話なのだが…

「……あ、そう…」

このタイミングで言う“大事なモノ”は、家族や友人であったりするのだろうが…
付き合いが長い私からすれば、奴の言う“大事なモノ”…それはおそらく。



「——クソがッ!!!
 アイツ等俺の相棒である“あの武器”と俺の集めた財宝を根こそぎ持っていきやがった!!
 ぜってぇ許さねぇ…アイツ等一人一人なぶり殺しにしてやらなきゃ気がおさまらねぇんだよ…!マジで殺る」


「…やっぱりか」
大抵“金”にまつわるもの、だ。想像通り…


「ま、それついでにこの国救ってやろうじゃねーか…つーことで行くぞジジィ」
「へ?」

と、そんな事を考えていた老人に自分の着ていた上着を被せ、そのままヒョイと持ち上げた。


「ちょおま、待て!い、行くってどこに行くつもりだ!?」
「城」
「マジで!?」
「本気だよ、本気とかいてマジだよ。…そんなこと言ってねぇでさっさと行くぞ」


男は不敵に笑うと、走り出した。
まるで人を抱えているとは思えない速さで、城に向かっていったのだった。



Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【アンケ実施中(ぇ】 ( No.116 )
日時: 2011/11/13 15:06
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: MuUNITQw)


辛口? 何を言う、俺は正常d((

あんまり時間ないのでドバっとかけないので申し訳ないですが、
ネタバレにならない程度?に質問させていただきます。

…ヴェロンデって海に面していますかね?((

押し付け小説書くにあたってある事ない事書くわけにも行かないので…
どうかよろしくお願いします。

うおおおお時間が空いたら続き見るんだあああああ……

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【アンケ実施中(ぇ】 ( No.117 )
日時: 2011/11/13 17:03
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: 1grBfDhN)


>>直角水平さん

スバリお答えしましょう!キリッ!
ヴェロンデは海に面しているのか?YES!!面していますぜ、ここぞとばかりに接してます。
なのできっと、城からの眺めはもう最高ですよ!

ということでヴェロンデは港町、今そう決めました!!!11(ぇ
まぁ正直その辺の事はあんまり考えてなかったので^p^

他にも聞きたい事あったら言ってくださいね(`・ω・´)

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【アンケ実施中(ぇ】 ( No.118 )
日時: 2011/11/18 07:48
名前: ダイ (ID: nc3CTxta)

あげます^^

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【アンケ実施中(ぇ】 ( No.119 )
日時: 2011/11/18 21:03
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: PMzvo2iV)

>>ダイさん
上げありがとうございます^^







さて、重要なお知らせがあります。
ちょっと事情がありまして新しくスレッドを立て直す事にしました。
題名は変わりませんが、話の構想とか結構変わってきちゃいます。本当スイマセンうわあああああorz

理由として、
1章の話がまとまらなかった、というのもありますが少々個人的な事情がありまして…すいません(´・ω・`)
いただいたオリキャラは無論使わせていただきますが、それでも登場が遅れそうです。すいません><
あと、やはり描写表現など色々頑張ろうかなと思いまして…
アンケ答えて下さった皆様には大変感謝申し上げます。


最後に立て直した後はURLもきちんと貼りたいと思いますので、新スレッドにて再び一話から執筆していこうかと思います。
あと、更新の仕方も変えようと思いまして…1章が全てかけたら、分割して更新したいと思います。


また最近結構バタバタしてまして…
本当に申し訳ございませんが、新しいスレ立てます(´・ω・`)
新スレにて再びよろしくお願いします^^
また新スレ立てるのにも時間がかかりそうですorz

あぁ要領悪いなぁ…

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【大切なお知らせ】 ( No.120 )
日時: 2011/11/18 21:10
名前: ミルクチョコレート ◆/QnEJQqynw (ID: Wr7p75Kp)

立てなおすんだ…
まあ、頑張ってね!!

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【大切なお知らせ】 ( No.121 )
日時: 2011/11/18 22:15
名前: 璃亜 (ID: O72/xQMk)

了解デ━v(´I `*)━ス♪
焦らずにゆっくり、スペードさnのペースで頑張ってくださいね。

何処へ行っても更新を楽しみに待っています!

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【大切なお知らせ】 ( No.122 )
日時: 2011/11/20 10:08
名前: 直角水平 ◆6rD.0ypKNs (ID: MuUNITQw)

な…ななななななっ、ナンダッテー!
うわあああ12月の頭にP検定だーやべーと頭真っ白でしばらく此処に来れてなかった矢先にっ!
他の方のスレも私が原因でスレ建て直しに追い込んでしまったことがあるのですが、
もしかして今回の原因も私でしょうか…?
そうでしたら注意してください、直します。

更新の仕方変更なさるんですね、
貴方が無理のない方法が一番だと思うので無理なさらずにー

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【大切なお知らせ】 ( No.123 )
日時: 2011/11/20 10:29
名前: Spade ◆1R8FyXsIeY (ID: PMzvo2iV)
参照: 読みにくくてすいません…


コメ返し!

>>ミルクチョコレートさん
話がまとまらなかったからちょっと内容変えて再度スレ立てようかと思います(´・ω・`)
流石に1章長すぎやでぇ自分…
新スレ立てたら頑張りますw

>>璃亜さん
本当要領悪くてごめんなさい(´-ω-`;)
色々考えた結果こうなっちゃったのさ!
ちなみにこんふき。は更新が遅れるのでその間は“僕等は檻の中。”っていう短編の話を上げます。
よかったら見に来てくだs(殴
…色々すいません(´・ω・`)

>>直角水平さん
うわああああそんな事無いですオイラの要領の悪さと計画性の無さが仇となっただけなのさ!orz
むしろ色んなオリキャラ考えてくれたり、こまめにコメントくれたりして励みになって…ハッΣ
…は、恥ずかしいからこれ以上は言わせないでよね!(蹴

うぅ本当すいません(´・ω・`)
計画性というものが全く無いばっかりに…


以上です!コメありでしたー^^

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【大切なお知らせ】 ( No.124 )
日時: 2011/12/12 22:32
名前: jack ◆1R8FyXsIeY (ID: y3F.fYKW)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode=view&no=18007


どうもどうもでスレ主です。
小説はこちらに移動しました(`・ω・´)
よろしくお願いしますorz

Re: 混沌な主人公は今日も不機嫌なようです。【大切なお知らせ】 ( No.125 )
日時: 2012/03/31 21:53
名前: スレ主です ◆hRE1afB20E (ID: ZHKrBVHH)
参照: http://ncode.syosetu.com/n3506bd/

結局放置したまま半年…PCが使えない状態でした、本当にすいません。
最近、別サイトで新たに書き始めましたので、よければこちらにお越しください。
募集で集まったオリキャラも登場します

(URLどうぞ)