ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 怖話依存症 (久しぶりに更新しました!) ( No.26 )
日時: 2011/09/24 12:58
名前: セレビィの悪雄 ◆ha8Lm.0dKo (ID: oSsw04AE)
参照: ネタたくさんありますよ(笑)

恐怖6 私の知らない恐怖

「さくら一緒に帰ろぉ」

「しゃぁないなぁ。ええで。今日はのんびり帰ったる」

「のんびりってゆっくり帰ったら夜になっちゃうよ〜」

「ええや。うちのんびり帰った方がすっきりする」

私の名前は桜崎 さくら。
話すときは京都弁。

「さくら・・・アンタんち幽霊いるのよ」

は・・・幽霊?

「なんやいきなりびっくり?そんなこと言ってもびっくりせんで」

「本当なのよ!!!!」

と、友達が大きな声で言った。

本当・・・?
なら試してみるか。

「なんやそこまでゆーんならうちらで試そうや。もし本当にいるのならアンタに500円あげてもええで」

まぁ居ないと思うけどね。

「・・・・分かった。もし居なかったらさくらの宿題、私が代りにしてあげるよ。」

ほう。
そこまで言うとは自信があるな。

「なら夜、うちんちきてさがそーや。うちの親いないから来ても構わんで。」

「・・・・分かった。夜11時に行く」




つづく