ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 怖話依存症 【新章突入!】 ( No.48 )
- 日時: 2011/10/08 12:41
- 名前: セレビィの悪雄 ◆ha8Lm.0dKo (ID: oSsw04AE)
- 参照: ネタたくさんありますよ(笑)
恐怖の8時間目 一本の鉛筆
「さゆりー!今日は意外に来るの早かったねー!」
「うん・・・」
今日、朝早く来ました。
「ねね、あそこに超イケメンの人がいる〜!!誰かな?行ってみよ!」
と、私は腕を引っ張られた。
すると、友達が
「きゃァァッァ!」
え?
「どうしたの?」
「さゆり!アンタの腕引っ張ったらぬるぬるした感触が・・・」
やばッ!!!!!
「ど、どうしたの?何か勘違いじゃない?」
やばいやばい。
バレちゃった・・・。
「だとしたらいいけど・・・」
ギリギリセーフ。
バレなくてよかった・・・。
「じゃ、アタシ用事思い出したけぇ行くわ」
速く逃げないと・・・。バレたら皆に嫌われちゃう__
「キャッ!」
やば、はやとちりでぶつかっちゃった・・・。
うわうわうわ・・・。
私は落ちそうになった。
ガシッ
え?誰か助けてくれた__。
「キミ大丈夫?」
きゃ、友達が言ってた超イケメン・・・!!!
近くで見たらホントイケメンだなぁ・・・。
「アンタ、左腕怪我しただろ?ちょっと見せろよ」
「うん」
優しいなぁ。
「何だこれ!?」
え・・・?
「アンタ・・・その腕・・・」
バレた!!!!
その人走って逃げて行った。
「何あの子〜・・・気持ち悪〜・・・」
みんなが嫌な瞳で見てくる・・・。
「アンタ、その奴気持ち悪いからさぁ治してあげるよ」
誰?だけど治してくれるなら…。
するとその人達はバットを複数用意した。
「お前全身気持ち悪いから消えてもらわないとね・・・。学校の恥になってしまうよ」
みんなが黒い瞳をし、ニヤニヤしていた。
やだ・・・!
私は走って逃げた。
「ダメだよぉ逃げちゃぁ・・・。だってそこは・・・・」
ゾロゾロ・・・
みんなが私の周りを囲む。
「キミだけの地獄場なんだからさぁ・・・」
ガンッ!
「イヤァァァッァァァァァ!!!!」
私は血まみれで倒れこんだ。
病院に行ったら、意識不明で私は帰らぬ人になってしまった。
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この女性は、綺麗な鉛筆を拾って死が訪れたんです。
どうですか?
もし貴方も道路の真ん中に鉛筆が落ちていたら
それでも拾いますか?
END