ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 怖話依存症 超久々に更新!これからもよろです^^ ( No.65 )
日時: 2011/12/06 20:40
名前: セレビィの悪雄 (ID: oSsw04AE)

10時間目 「何で泣かなかったの」


どうも。久々の更新です。

最近勉強が忙しくて更新しずらかったので今日更新します。


これからも宜しくお願いします。


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なぜか最近、視線を感じる。


「咸が死んじゃった・・・。」


そう。
先週、親友の咸が死んだ。

みんなはしくしく泣いている。


だけど私は泣かない。

咸に泣いているところ見せられたくないからね__。



「バイバイ簗江〜」
「バイバ〜イ」


いつも放課後笑いながら咸と帰っていた。

また帰りたいね。



だけど



後ろから視線が感じる。


ストーカ?

私は後ろを振り向いた。


だけど誰も見てはいなかった。


なんだろ。変なの。


自宅に近づいた。


すると突然息がしにくくなった。


「うっ・・・!!!」


苦しい。


すると咸が私の後ろで私を怨んでいた。



「咸・・・・・!」


なんで咸が・・・!?

「何で泣かなかったの」


え?


「なぜ泣いてくれない。私のためになんで泣かなかったのよ!!!」


咸・・・・。


咸はポロポロ涙を流した。


「みんな私のために泣いてくれたのに!!」
「ごめん!それにはわけが・・・」
「いいわけなんて聞きたくない!!!」


どんどん息が苦しくなってゆく。


私このまま死ぬのかな・・・。


でもここで諦めたくない!

私の思いを伝えるんだ。


「あ・・・・のね!私、咸の前で泣きたくなかった!泣きたかったけど泣いたらもっと悲しむのかなって思ってた!!!」



「え・・・・・」


どんどん息がしやすくなった。


「そうだったの?」


「うん・・・・!!」


「簗江ェ〜〜〜!!!」


咸は涙をたくさん流した。


私も涙を流した。



一週間後


私は今も泣いていない。


だって咸が天国で見守ってるから。



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大切な親友がいるからですね。


みなさんもこういうことが起きないように身にも気をつけてくださいね。






END