ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 殺し屋さん ( No.3 )
日時: 2011/10/09 13:07
名前: 桜花 (ID: bUg9QOGg)

第一話


「おはよ!!亜麻!!」

「おはよう、花鈴」

「亜麻、最近変わったことなかった?」

「最近………?」

え?

なんでそんな難しい顔するの?

「昨日…弟が殺されたの………」







「は?」




何故?




「これは嘘じゃない……本当だよ」


嘘…………。

どうして?






〜学校〜

「………殺された……て?」

「嘘〜……まぢ?」

「本……だよ」

「あの………たもんね」

さっきからずっと亜麻の弟の話で持ちきり。

なんでこんなに早く…。

「あのさぁ…なんの話してんのか全く分かんねーけどうるさい!」

「べっ別に気になってるわけじゃないし!」

あーはいはい。

「裕也、これは亜麻の弟の話だよ」

「ええ!?」

亜麻と聞いて顔が赤くなる。
はいはい、亜麻が好きで私とはつり合わないのはとっくに知ってるよ?

「それから樹里、ツンデレウザい。」

「……………」

そっぽを向いても効果は同じ、よって私があんたを好きになるはずない!

「………亜麻」

〜家〜


「ただいま〜」

誰もいない家、こだまする声………。

これほど虚しいことッてあるのかなぁ………。

「さてと…」

実を言うと亜麻の弟を殺したのは私だ。

何故?それは………。























復讐のため………!