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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 殺し屋さん ( No.9 )
- 日時: 2011/10/10 14:12
- 名前: 桜花 ◆A4jsQTgi.Q (ID: bUg9QOGg)
今回は一年前から戻った、つまり、今の話です!
第三話
いつもの私といつもでない事件
私はいつも夜になると店を開く。
その店の名は____
【殺し屋】
その店に来る人は、復讐心などを抱いてやってくる。
昨日久しぶりに来たのは霊のお客様だった。
その方は、亜麻の弟に復讐心を抱いていた。
そう、昨日来たのは私の父親、亜麻に殺された父親だった。
父親は、母親まで殺されたので亜麻の弟を恨み、やって来たみたいだった。
私は勿論、喜んで引き受けた。
例え親友の弟であろうがただの人間であることには変わりがない。
私は【人間を殺す】という事が大好きだ。
でも簡単に殺すことはない。
本当に復讐心を抱いているか、相手を殺して歴史などは変わらないか、などを気を付けなければならない。
そして、殺すときも、すぐには殺さない。
少しずつ攻めよってギリギリまで行き、そして殺す。
ナイフを抜いたとき、ナイフが血まみれになっているのは、
私にとっての最高の絶景、最高のご褒美だ。
ところが、亜麻の弟はそうならなかった。
なんと、抜いても、ナイフは血まみれにならなかった。
私にとって
それは最初の
事件だった。
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