ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: RPGごっこ 【オリキャラ募集中!】 ( No.5 )
- 日時: 2011/10/12 19:36
- 名前: 更紗蓮華 (ID: 9uhgIwvd)
『レベル・ステータス』
レベルとは:この世界でのあなたの戦闘的・体力的・魔力的水準を表したものです
一般的なRPGのそれと同じ、という認識で良いでしょう 経験値を貯めることで、レベルが上がります
経験値はモンスターを倒す、クエストをクリアする、スキルを使用し、成功させるなどで得られます
ステータスとは:あなたの現在の状態を表しています
体力・スピード・魔力の3つの項目に分かれ、体力はさらにスタミナ・腕力の2つに分かれています
レベルアップにより数値を増やすことができますが、どの項目を伸ばすかは決められません
・体力:体力とは、あなたの身体的能力を表しています
さらにスタミナは一般的にいう体力を、腕力は単純に力を表します
これらが高い人は、大型近接武器を使った戦闘に向いているでしょう
腕力が一定値以上ないと装備できないアイテムなども存在します
・スピード:スピードとは、あなたの行動のスピードを表しています
これが高ければ必然的に足も速くなり、また相手より早く行動することで戦闘を有利に進めることが出来るでしょう
これが一定以上ないと会得できないスキル、逆にこれらが多いと効果が上がるスキル・アイテムなども存在します
・魔力:魔力とは、あなたの持ち得る魔力の最大量を表しています
これが高い人は、少ない人よりも多くの回数、また強力な魔法を使うことができるでしょう
これが高いと、同じ魔法を使うのでも威力が変わる場合があります
特殊ステータス:上のどれにも当てはまらないステータスで、才能ともいいます
さまざまな種類があり、スタート時点で冒険者全員に一つずつ付与されます
種類によってはある武器の扱いが楽になったり、冒険を進めていく上で有利になることがあります
また、初期設定から変更することはできません
あなたのステータスは【こちらから】
「っつー……」
ああ、目が痛い。あたし字ぃ読むの苦手なんだよね。それにこれ、超細かいし。
長々と説明が続いた後に、ステータスに飛ぶリンクがあったが、とりあえずそれは無視する。
というか、なんか戦闘とか武器とかモンスターとか書いてあるんですけど。やっぱりゲーム? 冒険しろと?
あたし特に剣道とかやってたわけじゃないし……はあ、先が思いやられるな。あたしは、ちいさくため息をつく。
次の項目に飛ぶと、これまた細々長々と説明書きが。
たしかに情報は得るだけ得といて損はない。ないとは思うけど……これは、いっくらなんでも。
というか、さっきのやつ別に読まなくても問題ないような内容じゃん。もう、残り読まなくてもいいような。
「……うん、いいや! 読まなくて。なんとかなるでしょ」
そう結論付けたあたしは、2つページを戻してメインメニューに戻る。
「じゃあ、ステータスっと」
さっきから気になっていた項目を選択すると、すぐにページが切り替わる。
……うん、さすがにさっきよか文字数はかなり少ない。これなら読めるな。
「もしかしたら、魔法使えたりするのかなぁ?」
ちょっと柄にもなくワクワクしながら表示された文字を読んで……愕然とした。
体力【8】
-スタミナ【6】
-腕力【3】
スピード【9】
魔力【0】
体力、8。……これ、高いのかな? 高いんだろうな、多分上限10だろうし。
スタミナ6、腕力3か。力は弱いんだな。まあ、子供だし、女だし。
スピード9。おおっ! かなり高いね。これはいいや。
……ここまではいいんだよ。むしろ良い。かなり高めだと思う。問題は次だ。
魔力、0。
「0ってなんだよ0ってーっ!」
0。つまり、無いってこと。当然、魔力が無い=魔法が使えないとなる。……ひどくね?
はあ、魔法使えると思ったのになあ。がっくりと肩を落とす。期待して損した。
「……でもまあ、いっか。しょうがないしょうがない。戦士として頑張りますか」
でもそこはあたし。すぐに立ち直ってプラス思考。
考えてみれば、魔力が低い分(なのかな?)他の値がかなり高いから、近接系戦士になればいいとこまでいけると思うのな。
……うん、いける! 力はそれほど高くないみたいだから、スピードを生かした戦法で勝つ!
何に、とかつっこんではいけない。気分だ、気分!
我ながらバカみたいなポジティブさで、しばらく上機嫌にそんなことを考えていたあたしだった。