プロローグ僕は…いつものように独り言を言う。誰でもない、空気という物体に。痛い奴だ、と言えばそうなる。僕はちゃんと自覚をしてるよ。僕は…同じ事ではないが、「人間」「生きる」「自殺」について、語っているんだ。そう、いつからか始まった、僕の独り言。周りからは痛い目で見られる、そして、馬鹿にされるが…僕はそんなことは気にしていない。だってもう、生きていても価値のない人間だから。