ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 密室小学校 ( No.10 )
日時: 2011/11/18 16:27
名前: うりゅー (ID: 9UZszu0R)

「ろ・・・牢獄室ってどんなのだろうな・・・」
自信なさ下に言う。俺ってやっぱりバカだ・・・
「とにかく先をいそごう。多茅羽の生存確認だ。」
優太って・・・まさか!!怖いのがすきなのか!?
さっきからわくわくしてそうだけど・・・っ・・・
とにかくここから出よう。

ガラッ

「「・・・・・・・・・・・・」」
や・・・やっぱりいない・・・
「・・・・!!お〜い」
「う・・・うわあぁぁぁあぁぁぁっ!!」
奈乃華は階段のところで隠れていた。俺、衝撃系苦手なのに・・・
みんな俺のことバカにしてるんだ!バカ呼ばわりしてるんだっ!
「もうっみんな待ちくたびれちゃったよ〜。」
「奈乃華・・・何してたの・・・・・?」
「ナンプレ。」
はぁぁぁぁあぁぁあっぁあぁっぁ!?ナンプレだぁ!?
何遊んでたんだよっ!アイツッ!俺がどんな思いでパソコン室にいたかっ!人の恥を知れっ!
ハンマーでどつくぞ!
「何してんだよ!お前!」
「いーじゃん。3分でできたんだし。なの、10分も待ってたんだよっっ!それはこっちのセリフ!」
おっと。ついでちまった心の言葉に答えてもらえた。
まぁ、もう。どーでもいいや。
ん?待てよ?次はどこにいけばいいんだ?
紙もないし・・・
「おいっ!優太!次どこだ?」
純平が聞いてくれた。優太は行き先を知ってるのか?
「職員室だ。」
えっ!本当に知ってた・・・
「何で純平は優太が行き先知ってるって分かったんだ?」
「直感だよ直感。ホラ。優太ってリーダーシップとってるからアイツに聞かなくちゃまずい気がなら_______
「何か言ったか。桐野」
な・・・なんでもないよ。」
俺への純平からの返答は「直感だよ直感。」の、あとから耳元で言っていた。聞かれちゃマズイもんな・・・
「早く行こうぜ!職員室!秋の夜なのにこんな暑いなんて信じらんねぇ。職員室行ってクーラー使おうぜ!」
確かに。職員室には学校で唯一エアコンがある部屋だ。それに今の翔迩の言っていることも正論だ。
早く行きたい。
「おしっ!じゃあ早く行こうぜ!職員室!」
「そうだな!」
純平と翔迩が二人で盛り上がっている。俺も混じろうかな・・・
「おい!早くいこう!職員室!」
純平が言う。でも・・・


・・・・・・・・・・・

「・・・・・・」

「どうしたんだよ!優太!暑いだろ!?」
俺も参加して言う。けど、優太からの返答はない。
意味がわかんねぇよ。
「おい!垣真!いいかげんにしろよ!」
「優太!行こう!」
「暑い!職員室早くいこう!」
男3人からの熱血ないこうぜコール。
いいかげんに言っていると、優太からの返答がきた。

「・・・・・職員室に・・・いけないんだ・・・」