ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 密室小学校 ( No.4 )
日時: 2011/10/29 10:13
名前: うりゅー (ID: Us9jS8ld)

「とにかくまずは自己紹介だ。俺は垣真優太。6年。」
メガネのヤツ。相変わらずリーダーシップとるのが好きだなぁ。まぁ、いい案かもしれない。
「俺は桐野純平!同じく6年!」
「おっ俺は坂本圭哉だ。俺も6年・・・。」
「僕は5年の笹原宏です・・・よろしく。」
あ、宏っていうやつ5年だったんだ。4年もいるのかな?
「なの、多茅羽奈乃華!5年だよ!よろしく!」
「私は・・・6年の島野莉那・・・」
「俺は5年!輝河翔迩だ。よろしく。」
5年3人6年4人か・・・。ていうか・・・なんで超能力わ言わないんだ?秘密にしてるのか?
って・・・!
「ていうかこんなのんきなことしてる場合じゃないじゃないかー!」
「「「「「「え?」」」」」」
なんで全員の返答が「え?」の一言なんだよぉ!
メガネは宿題してるし・・・。
島野は寝ようとしてるし・・・。
多茅羽は翔迩と遊んでるし・・・。
宏はゲームしてるし・・・。
おまけに純平までボールを蹴る練習してるじゃないかぁ!
「とにかく、タイムリミットまであと15分しかないんだ!早く誰がのこるか・・・」
「あ、そうか。忘れてた忘れてた。」
純平ののんきすぎる返答にも俺はあきあきしてくる。
でも、かんじんな生き残りはどうやってきめるんだ?
「あ・・あの・・・」
「なんだ?笹原。」
「ひ・・ひぃっ!あの・・・人生ゲームのルーレットだけ、ピアノの上においてあるんですけど・・・。それで決めません?生き残り・・・」
おっ!はやく取りに行かなきゃな。

「じゃあ、誰が何番だ?」
メガネがいう。その次に。
「なのは、例えば圭君が1th。純ちゃんが2th。優君が3th。
         なのが4th。翔迩が5th。莉那ちゃんが6th。宏君が7th。ってかんじだといいと思います!」
圭くんって・・・・・。
「じゃあ、そういこう!」
「俺が回してもいいか?」
「べつにいい。桐野。」
「よしっ!」
ぐるぐると、純平の回したルーレットが回る。確か俺は1thだったよな?
それから意外なことに15秒回る。
ピタッ!
お・・・とまった。誰だ?
「えー結果を発表しまーす!司会は俺。桐野純平といい、2thでーす。」
そんなのいらないって!
「結果はー7!7thこと、笹原宏さんでーす!」
「えええええええええええええええええっ!僕ーーーー!?」
しょうがない・・・・しか、返す言葉がないような・・・
「そんな・・・じゃあ・・・僕・・・もういいです。」
なんだ?宏がなにかしようとしてる。