ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 密室小学校 ( No.6 )
- 日時: 2011/10/30 13:40
- 名前: うりゅー (ID: Us9jS8ld)
ダイさん、返信ありがとうございます!
おもしろい・・・といわれても、ここからは、例えば子供がみると、お母さんに、「やめなさい!」といわれるような話ですww
できればここからも見ていただけるとうれしいです♪
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「どうした!?宏!?」
宏がなにかをブツブツ唱えている。呪文だろうか?
「人痛傷負死黒焼縛寝・・・・・・・」
何かグロい・・・変な単語(?)ばかり聞こえてくる・・・
まさかこれが宏の能力か?今から何かが起こるのか?
「そう。僕の能力は、人をなにも使わずに痛めつけることができます。
確か・・・ルーレットを回したのは誰ですか?純平さんですよね・・・?」
まさか?純平が?なにかされるのか?
「あ〜あああ〜」
「ぎゃあああああ!誰か・・・!誰か・・・!!!!助けて!」
やばいっ!純平が!
その場の状況をすぐさま測定して、優太が言う。
「全員早く!鍵を開けて外にでるんだ!」
結構正論だ。やっぱり優太にはリーダーシップとらせておこうかな。
確か学年主席だったか?
だだだだだだ・・・・・
みんなの足音が響く。
だが・・・純平はどうなるんだ?
「とにかく残るのは笹原・・・・・」パンッ!
島野が一回手拍子をする。そのとたん、
「ハァッ・・・ハァッ・・・た・・・助かった・・・・・」
宏から純平への超能力がとけたようだ。じゃあ、島野の超能力は他の人の超能力をとく?
だが、それだけではないような?
「う・・・うああああああ!貴様・・・!!!この僕に・・・僕の超能力をかけたなぁぁぁぁっ!あああああああああっ!」
え!?跳ね返す!?最強じゃん!島野!
早く純平をこっちに!
「おい!桐野!早く廊下にでるんだ!タイムリミットはあと30秒だ!」
優太が純平を誘導する。
「うんっ!」
純平が返事をして駆け足でこっちに向かってくる。いそげ!
純平がこっちにきてすぐに、ドアが閉まった。
中で宏くんはどうなっているだろうか・・・
ふときずくと、廊下窓にはホワイトボードがあり、何かが書かれていた。
声に出して呼んでみよう。
「次はパソコン室に行ってね・・・・」
「3階じゃん!あぶねーよ!俺もうあんな目にあいたくねーよ!」
3階に行くことを恐れている純平。確かに。俺もあんな恐怖のシーンは外国のホラー映画よりも怖かった。
あ、たとえてる場合じゃないな。早くみんなについていかなきゃ。
「行くぞー!パソ室ー!」
相変わらず多茅羽はテンション高いな。
階段って疲れる・・・。
そう思っていると、パソコン室はもう目と鼻の先にあった。