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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 世界と一緒。 ( No.38 )
- 日時: 2011/12/24 15:23
- 名前: 結城柵 ◆ewkY4YXY66 (ID: khvYzXY.)
- 参照: 久しぶりの本編更新。
【嫉妬する女の子の可愛さは異常】
星野と一通り話を終え、席につく。
あいつ、絶対一般人じゃない。人脈がパネェ。
「なに、話してたの?」
未だ友人と談笑を続ける星野を眺めていると、不意に袖を掴まれた。
なんのことだ?と首を傾げ、理解して、頬が緩んだ。
「なに、世界。嫉妬してるの?」
笑いかけてみると、世界は真っ赤になりながら「そんなんじゃないもん」と頬を膨らませた。
なにこれ可愛い。可愛すぎるなんだこれ。
「大丈夫、ストーカー対策の相談してただけだよ」
あながち間違ってないよなぁ、と思いながら笑う。
世界は、なんとなく不満そうに、僕の袖から手を離した。
「それに、世界だって、星野たちのこと、嫌いじゃないでしょ?」
僕の言葉に、そういうことじゃない、と拗ねた世界の頭を軽く撫でた。
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