ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 不幸の手紙 ( No.23 )
日時: 2011/12/11 23:12
名前: 杏子 ◆Uy0gonNeAI (ID: 0TKZoCaZ)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=21896

HN変えました。ついでにトリップも。
あ、本物ですよ。
新しい小説を書きましたので
よろしければURLからどうぞ

#3

「あ〜れ〜?いつもなら否定すんのにっ」
「海人、デレたあ〜」

いきなりちゃかしてくるので
思いっきりげんこつすると
涙目で黙った。

壁にもたれて、寝ていた
帽子を深くかぶっていた男性がつぶやいた。

「・・・こんなとこで騒いでんじゃねぇよ・・・るせぇな」

「え、あすみません」
反射的に謝ると、
春葵と芭那がぴくりと反応し

「こういうときだからこそ明るくしてんですけど〜?」
「ふつー分かると思うんだけどなー」

喧嘩を分かりやすく売ると
相手が帽子を取った。

紅以外の俺たちは
口をあけて驚いた。

続けて、相手は服のファスナーまであけた。

俺が顔が真っ赤になり
紅はあせり
春葵はちょっと口角があがり
芭那がショックを受けたかとおもうと、俺と春葵の頭をおもいっきり殴った。

「いっでぇ!!;」
「な、なににやにやしてんのy」

「そりゃあデレデレするだろ?あんた胸ちっさいから」

帽子を取れば
髪がさら〜と風になびき、ファスナーをあければ
・・・む、胸がぼいんと・・・

「変な表現すんなぁあああぁあ!!!!!そして、お前はだまれー!」

涙目で芭那はにらみ
無表情で相手は睨み返していた。