ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 不幸の手紙 ( No.3 )
日時: 2011/11/26 15:15
名前: 天深 ◆mC9k.RUh6o (ID: 0TKZoCaZ)

#1

ある日、チャイムがなり
俺は授業でへとへとで机にへばりついていると

春葵と芭那が俺に話しかけてきた。

「なっなっ!海人!あそぼーぜー」

いつもの如く…俺の腕を引っ張りながら春葵は甘えてくる。
芭那はというと

「ちょっと、春葵!海人は私と遊ぶのっ」

芭那までもが俺の腕を引っ張っている。

「おい;いてぇよ。つぅかなんだよ…」
「だってよー。つまんねーもん」
「いやいや…人気者の春葵君なら遊ぶ人もたくさんいるだろ。」
「そーよそーよ!だから春葵はどっかいきなさ…」
「なんだよー海人、妬いてんの〜?ww」

少し春葵が芭那にどや顔をしている。
面倒なことになりそうなので、俺は
つかまれている腕を振り払って

「うるせぇ」
と一言。

「今日はやたらとツンですねぇ…あいたっ」

芭那に軽く頭を叩かれながら俺に言う。
こいつ、黙ってれば絶対モテるはずなんだけどな…。

そんな、普通の日常をおくっていると

♪〜♪♪〜

俺の携帯が鳴った。

「…おぉ…紅からか。」
「…」

春葵と芭那が顔を見合わせいってきた。

「こんな、噂知ってるか/知ってる?」