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「どんなだよ」

携帯を開くのをやめ、2人の顔を見る。

「今、チェンメがはやってるんだけど…普通のチェンメとはちげぇんだって」
「どういうことだよ。チェンメなんてただの遊びだろ…。」
「だから、普通のチェンメじゃない。遊びじゃないチェンメなのよ」
「そのチェンメは招待状で、そのチェンメが自分に届いたら…」

きーんこーんかーんこーん。

いいところでチャイムがなり、
先生が入ってくる。

「いいところだっただけどなぁー…。また後でな、海人！」

席に戻った二人。

この授業が終わる頃には、俺たちは
チェンメの話は忘れていたんだ