ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 不幸の手紙 ( No.5 )
日時: 2011/12/24 13:43
名前: 天深 ◆mC9k.RUh6o (ID: 0TKZoCaZ)

家にかえり、
ぼーっとしていたはずなのに

俺は寝てしまったみたいで。
ベットの上で目が覚めた。

下から、母親の
お風呂先はいりなさい。という叫び声が聞こえる。

「はー…。」
ため息をつき、俺は風呂に入った。


風呂から上がった俺は
真っ先に部屋に戻る。

そんな俺を待っていたかのように
携帯のバイブ音がなった。
携帯の表示では”紅”とのっていた。

「あ”…。メール、忘れてた」

俺は小さく呟き、電気をつけながら
携帯をいじっていた。

パチッ

電気をつけ携帯の内容を見ると…

「はっ…?」

思わず携帯に問いかけてしまうほど
思いもよらぬ内容だった。

—————————————————————

差出人:紅
日時:午後7:39 11月23日
件名:お願いだ海人

また、メールしてごめんな

お願いがあるんだ、海人。
以下のメールを一番大切な人に送ってくれ…

「このメールを送られた貴方はゲームの招待状をゲットしました!
 おめでとうございます★
 ゲームの招待状は、あと数人にこのメールが回ったらゲームを始めます!
 ちなみにー送られたメールはあと数人に届けば自動的に証拠いたします(^O^)
 メールを回さなかったりしたら×ゲームがあります。回した方も巻き添えくらっちゃうので
 気をつけてね〜♪
 招待状やメールを自分で消したりはできないようになってるから、間違えて消すことはありえないから安全だよ!
 じゃあ、貴方も一番大切な人に回してね〜ノシ」

こんなもん、回しちまってゴメン
お願いだ…。

絶対に回してくれ。
俺のためにも…お前のためにも、なんだ。



以上の内容のメールが送られてきた。
こんなメール、誰だってびっくりするに決まってるだろ。

「…ただの、チェーンメール…だろ…?」