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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 不幸の手紙 ( No.9 )
- 日時: 2011/12/24 13:30
- 名前: 天深 ◆mC9k.RUh6o (ID: 0TKZoCaZ)
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あぁ、俺はもう駄目だろう。
ついこないだからいのちの危険を感じていたんだが
今家で1人なんだ。
家のチャイムの音が何度も何度も鳴っている。
窓から見れば、黒尽くめの男が立ってこちらをニヤリと笑ってみていた。
あぁ、これが×ゲームなんだろうな。
1人でずっともっていちゃいけないんだな。
俺に回した相手はどうしているのだろうか。
このチェンメを始めた奴だから、俺をみて嘲笑っているのだろうか。
けど、これで分かった。
チェンメをもっていい期間は一週間。
一週間たてば、黒尽くめの男がなにがなんでもじぶんをころしに来る。
俺のこの死は、回された人のためになることを書かなきゃ駄目だ。
とりあえず、回すんだ。
誰だろうといい、大切じゃなくともこのメールは回していいみたいだ。
俺はぼっちだから、回す相手がいないがな…。
とりあえず招待状をゲットしなくちゃ駄目だ。
このゲームを成功した人はいるんだからな
頑張れよ、回されたやつら。
…あぁ、ドアが壊された音がした。
俺もこれで終わりだな。
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下のコメントでは、
この時間帯、日にちにころされた人のニュースがはっつけてあった。
きっとこの人なんだろう。
そうか、もっていたらころされる。
もっていい期間は一週間。
親には回せない…。自分を生んだやつと兄弟、親はだめってとこか。
黒尽くめの男。
色々と分かったところで、下の母がうるさいので
寝ることにした。
明日、チェンメのことを知っていた芭那と春葵に
聞いてみることにしよう。
少し不安な気持ちで俺は眠りに付いた
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