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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: Every day the Killers †7つの結晶編† ( No.58 )
- 日時: 2012/04/08 14:09
- 名前: 鈴音 (ID: LA3FDWTf)
……
「此処は……。暗いなぁ。」
今、巡達は路地に来ている。
「あ、あのっ、お、お化けとか出たりしない……よ、ね?」
『ゴメン、補償出来ない。』
「えぇぇぇぇっ……!!」
路地、では皆が一列になって歩いている。一番後ろに美優がおり、美優は目の前の巡の袖をがっちりとつかんでいる。
「でー、よし、聞き込み調査でもするか。」
「刑事さんだね啓一君!アンパンと牛乳も持ってよ!」
美優の刑事のイメージははっきり言って古い。
「えー…いらないだろ、っていうか無いだろ!!」
「あるよ。」
「あるのかよっ!!」
意外にも美優のポケットからアンパンと牛乳が出てきた。巡は少し引いている。ウォーカーとルナヴィンは興味を示している。
「な、何?その…茶色い物体は…しかもその白い飲料は…?」
どうやらリムーヴァルクではアンパンと牛乳は有名ではないらしい。案内人のウォーカーも珍しそうに眺めている。
「まあこの食品どもは好き嫌いが激しいからな。お前たちの口にあうか分からないが………。」
巡は苦笑、手の中のアンパンを見……。
「ってか人探さねえとじゃねーかよ!」
『何だ啓一、忘れていたのか?』
「忘れるだろこんなくだりしてたら!」
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