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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 眼帯少女戦記【執筆開始!】 ( No.4 )
- 日時: 2012/02/13 20:20
- 名前: 日向 ◆BqHTUDkuhU (ID: Mi7T3PhK)
「プロローグ」
とある竹林の中で乱闘が今宵も巻き起こっていた。
乱闘といっても参加者は二人の少女。
しかし、そうは思わせない気迫が竹林の奥から滲み出ていた。
——ブォン!
長物を振り回す風切り音がこだまする。
「駄目だよ?そんな事だからあなたのお母さんも死んじゃったんだよ〜」
「ぐっ……!うぐぅ!」
一人の少女は長刀を携え少女に向かっていく。傷だらけだった。
もう一人の少女はぴょんぴょんと飛び跳ねながら後退する。
「そんな実力じゃ私は封印できないよ」
少女はそう呟きながら長刀を携えた少女に向かって手を伸ばした——。
「今日はもうおしまいね」
少女はにこりと微笑み青白い衝撃波を飛ばした。
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