第2話 〜震災の前日〜「ただいま〜。」ドアを引っ張る。「ガチャ」といってドアが少しだけ開く。「…アハッ。」思わず苦笑い。そしてインターホンを鳴らす。ピーンポーン…『うにゃ〜…。おねぇちゃん??』「うん。ゴメン…鍵忘れたから開けてぇ…。」『いいよ…。っていうかもう開けた。』…ハァ?私はドアをもう一回引っ張る。すると簡単に開いた。…(怒)————一旦切ります。