ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 『 Turns 』 〜小説掲示板物語〜第Ⅲ章 3話  ( No.227 )
日時: 2008/05/08 21:31
名前: НΙММЁL ◆MEER.m/asI (ID: Wl8kRSYB)
参照: http://himmel.rakurakuhp.net/

数時間後。
俺は椅子の背もたれにもたれかかって、天上を見上げていた。
電気はついておらず、近くのビルが放つ光が窓から差し込み部屋を照らし出している。
しばらくその状態で、ぼんやりと天上を眺める。
この掲示板は居心地がいい。
自由で、気楽である。
面白みのあるやつは少ないが、環境もきちんと整っているし、酷い荒らしもいない。
健全に使えるサイトではある。
しかし、だ。
あまりにも自由すぎる。
小説サイトはそのサイトらしく、書き方の指導ぐらいあってもいいのではないだろうか。
まるで日記のようなものもあるし、何かの台本のようなものもある。
小説としては読みがたいものだ。
これが、どうしても俺の中で納得いかなかった。
俺はPCに視線を戻す。

————————————————————————————————————————
   Re:『伝説のラーメン家—2—』 雑談しようb
  名前:ネオン◆BieE4ENesD

   おっすb
   いつの間にか、私のスレも過疎地に……(汗
   ミアはすごいねぇ

   突然だけど、私にとって小説とは「自らが創造(想像)した世界」
   で、作者はその世界の案内人!

————————————————————————————————————————
   Re:『伝説のラーメン家—2—』 雑談しようb
  名前:殺鬼◆ifj/grj/0

   >>GЁSТΙЯЙ お初
   俺も答えさせてもらっていいか?
   許可取る前に答えるが
   『妄想』(ぇ
   まあこんなところさ。

————————————————————————————————————————
   Re:『伝説のラーメン家—2—』 雑談しようb
  名前:ミノ◆durj42k

   はっきり言うと、私にとっては自己満足 \(^o^)/ 
   でも自分が楽しいからいい!
   書けるということが嬉しいのもあるかな
   読んでくれて共感してくれたらもっと嬉しいけど(笑

————————————————————————————————————————
   Re:『伝説のラーメン家—2—』 雑談しようb
  名前:詩穂◆SLootE8BKs

   自分を違う世界に引き込んでくれるもの(←

————————————————————————————————————————

皆いろいろな考えを持っている。
どれも共感出来るものではなかったが、何となく言わんとしていることは皆同じだと思う。
また、俺の様な読者と彼らのような作者にも、共通することだ。
それを言葉にすることは出来ないだろう。
言葉ではない何かなのかもしれない。

————————————————————————————————————————
   Re:『伝説のラーメン家—2—』 雑談しようb
  名前:GЁSТΙЯЙ◆PcVg241Jzs

   結構皆バラバラなんだな。
   まあ、答えてくれてどうも。

   俺そろそろオチ

————————————————————————————————————————
   Re:『伝説のラーメン家—2—』 雑談しようb
  名前:ΜЕЕЯ◆himmel.asI

   まあ、そりゃみんな違うからw
   
   ちゃんと約束守ってくれよ?
   アドバイスするときは出来るだけ優しくってことをね。
   明日からやってくれるんだろう?

————————————————————————————————————————
   Re:『伝説のラーメン家—2—』 雑談しようb
  名前:GЁSТΙЯЙ◆PcVg241Jzs

   わかってるって。
   2日間だけだがな

   じゃ、ホントにオチ

————————————————————————————————————————

俺はPCの電源を落とす。
鞄から明日の宿題のノートを出しながら、頭の端で考えていた。

小説とは、一体何なのだろうか。

一般論ではなく、俺やミアにとって、ということでだ。
俺にとって、この掲示板の小説とは、読む価値のあるもの以外はすべて不要の万物。
何のために書いているのかわからないものも時折ある。
だが、アドバイスをして、その人が成長していく姿を見るのも悪くはないかもしれない。
俺はペンをクルクルと回しながら連想する。
——とりあえず、ある程度は書けるけれど、あまり力の無さそうなやつを中心にアドバイスをして……

しばらく連想している間に、時間は刻一刻と過ぎてしまっていた。
ふと我に返ったことには、眠気が急激に襲ってきて宿題をするどころではなかった。
——明日、学校行ってからやるか……。
こんな風に踏み倒しているから、毎度の如く俺の学校の朝は忙しい。
そのままベッドに寝転がり、目を閉じた。