ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 『 Turns 』 〜小説掲示板物語〜第Ⅲ章 3話 ( No.257 )
- 日時: 2008/05/14 18:58
- 名前: НΙММЁL ◆MEER.m/asI (ID: Wl8kRSYB)
- 参照: http://himmel.rakurakuhp.net/
昼休みになるまで、ひとまず俺は授業をすべてそれで通した。少なくとも、ノートは去年書いたところにすこし補正を加えたりはしているが。
この時間になると、決まって俺はいくところがある。俺が去年いたクラスだ。
去年は、ひとりだけ特別意気があって仲良くなったやつがいる。
そいつは、もう学年でもトップを争うぐらいにすごいのだが、以外とゲーム好きで、何かネタはないか、と聞けば必ずひとつはいいネタを考えてくれるのだ。
俺よりも断然ゲームをやる時間は多いのに、どうして学年トップを争えるほどの学力、または勉強する時間があるのかが知りたかった。
正直言うと、あの特進クラスには入りづらい雰囲気はある。
なにせ、しんどいからという理由で下のクラスに自分から下がった俺を、勉強ばりばりでいい大学に行こうだなんて考えてるやつにとっては負け犬としか見られないからだ。
誰かがどう見られようと、俺の知ったことではないが。
「おう、池田」
俺は前の方の席に座っていた池田に話しかける。
いかにも外見はマジメそうだが、意外と中身はおちゃらけているものだ。
「あ、来たんだ」
「来たんだってお前……いつも来てるじゃないか」
「それもそうだな」
ときおり、こいつは何か抜けていると感じるときもある。さらには、何を考えてるのかわからないときも多い。
だが、決して悪いやつではない。それだけは確かだった。信頼性に長ける存在であることは事実である。
俺は何となく突っ込んでみた。
「お前、ゲームばっかりやってると中毒になるぞ」
「それはお前も同じだろ? またPCばっかり馬鹿みたいにやってるんだろ?」
「ばーか、お前とは違うよ。あくまでPCは人と話してるんだ。プログラミングされた機械とは大違いだ」
そんな他愛も無い話が日課である。
正直、いつもあまり違うことを話さない。
話題が無いというわけではないのだ。だが、俺がクラスを変わってからは、何かこいつとの間にもだんだんと壁が出来てきたような気がする。
やはり、離れればそれだけ接触する機械も減るし、お互いを見る時間もぐんと減る。
さらには、この特進クラスに置いては、去年同様8時間授業が多発する。
俺の普通のクラスはほぼ6時間。
昼休みと土曜日ぐらいしか会う機会は無いといってもいい。
「さてと。何かさあ、ネタないか?」
「ネタ? もしや小説のか」
「まあ、正直ネタはだいたいあるんだけどな……中盤が決まらなくて」
「中盤と言えば、普通ならあんまり盛り上げないよね。そこで盛り上げると後半のイベントで——」
そんな話をしているうちに、昼休みは瞬く間に終わる。
別れを告げて、再び教室に戻った。
そこでやはりいつも感じるのは、あのクラスとの雰囲気。
まあ、そんなことはどうでもいいのだが。
「はああ……」
鞄を放りだし、ベッドに寝転がる。
特別何をしているわけでもないのに、学校に行くだけで疲れが溜まる。
しばらくそのままゴロゴロとした後、よっこらせっと立ち上がって机に向かった。
勉強……ではなく、そのまま俺の腕は横に動いて、PCの電源のスイッチを押す。
その行動に、思わず自分でふと笑ってしまった。
いつも宿題から始めようと思うのだが、そのたびにPCに手が自然と伸びてしまうのだ。
そして結局、いつも宿題は後回し……踏み倒すことが多いが。
俺はさっそく、興味を引いた小説を見て回ることにした。
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Re:ミラージュ・リポート
名前:GЁSТΙЯЙ◆PcVg241Jzs
お初です。
さっそくですが、小説を読んでいて思いました
少し描写表現が多すぎる気がします。
例えば、「落ちていたそれを手に取って、顔の前に掲げて、目の前でよく眺めた」
これは、「落ちていたそれを拾って、目の前にかかげてみた」などで充分伝わると思います。
ちょっと表現が細かすぎて、くどく感じてしまうということです。
物語自体はとてもいいと思うので、頑張ってください。
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Re:サイレント 〜後ろを振り返ってごらん……〜
名前:GЁSТΙЯЙ◆PcVg241Jzs
初めまして。
読ませていただいたときに、とてもはらはらどきどきしました。
なので、より良くするために少しアドバイスを勝手ながらさせていただきます。
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こうすればもっと良くなる、と考えついた小説に、ひとつずつコメントを残す。
ときおり、本当に糞みたいな小説を見て、おもわず文句を書き込みそうになるが、そこは抑える。
一応、ミアと約束はしたのだ。優しくアドバイスする、と。
それに、文句を書き込んだことを理由に通報されるのも避けたい。
元荒らし……いや、まだ現荒らしかもしれないが、通報されるのはあまり気持ちいいものとはいえない。
今はコテハンだから、通報されれば皆が見て、俺の評判が悪くなる可能性だってある。
そうなれば、面倒なことにならないという保証はない。
「こんなものかねぇ」
一通り区切りが着いたところで、雑談に向かうことにした。