ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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天秤にかける華
日時: 2010/03/17 15:54
名前: 紫水 琴音 (ID: NQa2PI2Y)

こんにちは^A^
私たちは、共同制作をして、グダグダわいわいとやっていきたいと思ってます♪
たくさんの人からコメントを寄せて頂けるように頑張ります。
気が向いたら読んでくださいねー(^−^)





注意(◎ロ◎)!!!

●荒らし、中傷はやめてね。

●コメントはどしどし書いてください。
(それをヒントに進めていくんで・・・。アイディアも可)

●これは一部、流血表現を含むかもしれません。たぶんね。

●めちゃくちゃ素人表現です。字も間違ってるかも・・・笑

これらのことがぜんぜん平気って人だけ見てね。

[人物しょーかいっ('+v')ノ``]
今んとこ紹介できる人たちを紹介しときますぉ♪

ベ・ラーファ&ジェライド・・・ヨーロッパを裏から支配している謎の組織。二つは敵対している。これらの名はあまり知られていない。

ベルデッキオ&ランブルスコ・・・そらぞれベ・ラーファ、ジェライドについているマフィア。

アキュビー・・・特殊な能力を持った少女。ベルデッキオ側に身を置き、仲間からは慕われている。能力の詳細は不明。

ガーデン・・・ベルデッキオのボス。極悪非道といわれているが、アキュビーや上の組織であるベ・ラーファには従順。

棲蘭・・・聖リスベル教会の神父と二人で暮らしていた女の子。アジア人の子供で、捨て子だった。

ラインヴァルト・・・ランブルスコのボス。
ふーっ(+o+)=3


でわ、どぞ。

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天秤にかける華 ( No.1 )
日時: 2008/09/07 16:37
名前: 紫水 琴音 (ID: AQHMnU3E)

  プロローグ


今となっては、どちらが正しかったのかはわからない。
だが、それぞれが破滅の一途をたどっていたことは明白なる事実だ。
老いてしまった私たちの力は、その罪を忘れ、静かに眠ろうとしている。

平和に・・・・

Re: 天秤にかける華 ( No.2 )
日時: 2008/09/07 18:20
名前: 紫水 琴音 (ID: AQHMnU3E)

          第一


ヨーロッパは表向きには、とても平和であった。
だがそれは表の世界の話。裏の世界では、二つの勢力が暗躍していた。
一つは、ジェライド。もう一つは、ベラーファ。
この二つのグループには、ある共通点があった。それは、特殊な力を持った少女の人質がいたことであった。
ジャライドには、全世界を破壊と殺戮に導く、ブロンドでブルーの瞳をもつ少女が。
ベラーファには地球に天変地異を巻き起こし、惑星そのものを壊滅状態にする、少女がいた・・・・


ベラーファ本部
「おい、聞いたか。アキュビー様の他にも特殊な力を持った奴がいるらしいぜ」
「ああ、聞いてる。だから緊急召集がかかったんだろ」
周囲はざわついていた。すると一人の皮のコートを着たたくましい体躯の男が階段から降りてきた。
男は低く鋭い声で一喝した。
「静かにしねぇか!お前ら」

Re: 天秤にかける華 ( No.4 )
日時: 2008/09/10 19:44
名前: 瑠璃子 (ID: 5oA1mSSW)

こんにちは!!
琴音さん
小説読みました。面白かったです。
頑張ってください!!

Re: 天秤にかける華 ( No.5 )
日時: 2008/09/12 20:08
名前: 紫水 琴音 (ID: VMvMkRLZ)

コメントありがとうございます(^^)/
更新がとても遅いのですが、温かく見守っていただけたらと思っております。
また読んでみてくださいね。

Re: 天秤にかける華 ( No.6 )
日時: 2008/09/14 17:43
名前: 紫水 琴音 (ID: AQHMnU3E)

天秤にかける華 NO.3は無かったことにしてください。 
だからこれから書くのはNO.2 「静かにしねぇか!お前ら」からの続きんになります。



「ガーデン様」

男達はくちぐちにつぶやいた。

北ヨーロッパを中心に勢力を広げている、マフィアの

ボス、ガーデン。

巷でも有名なこの男は極悪非道と、謳われていた。

「南ヨーロッパのランブルスコが動きを見せた」

「なんだって!」

「いったいどうして。俺らは長いこと休戦中だったってのに」

ランブルスコという名前を聞いたとたん再びざわつきだした。

「いいから、話を聞きやがれ!」

すると階段から一人の少女が降りて来た。

ほんのりと赤みがかっかった、若干癖のある髪に、茶色の瞳。

「あら、あら。そんなに怒らなくてもいいじゃない」

薄手のガウンを翻しながら、階段を降りる姿は、実

際の年齢からかけ離れた色美しさがあった。

彼女は茶色のトレンチコートに薄手のガウンを身にま

っとっていた。

彼女の名前は、アキュビー。

「でも、ことを急いでいるのは、確かよ。ガーデン下がって、ここからは私が話すわ」

彼女が合図を送ると、ガーデンは後ろに退いた。


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