ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 黄色い月
- 日時: 2010/01/11 20:20
- 名前: 美雨 (ID: sIS7fxEx)
登場人物
如月凛:この物語の主人公。魅星高校に通うミステリー好きの女の子。黄色い月に興味を持つ。
天月真冬:凛の友達。凛と一緒で黄色い月を見てしまった。
荒森怜菜:凛と同じ高校に通うおとなしい女の子。本当は黄色い月の作り主である。
如月響助:凛の兄。面倒見がよく、近所からもしたわれている。
Page:1
- Re: 黄色い月 ( No.1 )
- 日時: 2010/01/11 15:31
- 名前: 美雨 ◆hULT4ImBy2 (ID: sIS7fxEx)
プロローグ
この町にはいくつか都市伝説がある。
その中でも有名なのは、「この町で黄色い月を見ると、一人の女の子に一生取り付かれる…」という話だ。
- Re: 黄色い月 ( No.2 )
- 日時: 2010/01/13 14:27
- 名前: 美雨 ◆hULT4ImBy2 (ID: sIS7fxEx)
第一章
最近気になる事がある。
……黄色い月。
なぜなら、友達の真冬が見てしまったからだ。
「凛。どしたの??」
真冬が話しかけてくる。
「いや……その…黄色い月のことで、さ。」
私の一言で、真冬はすっごく落ち込んだ。
「もういいのよ。でも、私、一人の女の子に付かれている様な気がするのよ。今も・・・さっきも・・・」
一人の女の子・・・??まさかその子って・・・?
「どんな子?」
「よくわからないけど、このクラスの子に例えると、荒森さんみたいな子かな。」
「う〜ん。」
やっぱり予想は外れていた。ちょっぴりショック。
「その話はさて置き、今日は帰ろう?凛!」
「そうね・・・・・・」
そう言って私たちは夕焼け色に染まった教室を後にしたのだった。
- Re: 黄色い月 ( No.3 )
- 日時: 2010/01/23 10:37
- 名前: 美雨 ◆hULT4ImBy2 (ID: sIS7fxEx)
******************
南公園で真冬と別れると、私は図書館に向かった。
図書館は黄色い月について書いてある本がたくさんあるので調べるのにはもってこいの場所だ。
私はたくさんある本の中から、「よくわかる!都市伝説」という本を借りて家に帰って読んだ。その本にはこう書いてあった。
「黄色い月について
黄色い月はm町で1月11日に見られる怪奇現象の一つである。
黄色い月を見たsさんに話を聞いたところ、黄色い月の見た翌日から後ろに女の子がついているといっていた。よく見ると、髪の毛が肩くらいまで伸びていて、黄色い月の様に輝いており15歳位の少女だと言っていた。」
私はやっぱりね・・・と思った。
けれど、その女の子が誰だか知りたい。知りたくて仕様がないのよ。
私は、それを知るためにPCを開いた。
そして検索窓に、「黄色い月の謎」と書いて検索した。すると、
「エラーです。このキーワードは暗号化されており、パスワードを打たないと開かないようになっております。
パスワ−ドを打ちますか?」
と書いてあった。私は分からなかったのでもとのページに戻った。
「なんでなのよ!!」
もうすごく腹が立ってきた。
何で暗号化されているのよ!ふざけないでよ!
こうなったら絶対に謎を解き明かして見せるわ。
絶対に・・・
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。