ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 偽ノ唄
- 日時: 2009/08/26 12:44
- 名前: 零華 ◆YZgpCc4n/Q (ID: zTHJAdPC)
こんにちは。初めまして。零華(れいか)です。
この小説は初めてのシリアス・ダークとなります。
誤字・脱字などのミスがたくさんあると思いますが、
読んでくれると嬉しいです!
コメントも嬉しいです!!
〜主な登場人物〜
【朝日奈 アリス】あさひな ありす
この物語の主人公。15歳。中学2年生。
父親が日本人、母親がフランス人のハーフ。
肩より少し長い黒髪に、青い瞳。
【偽ノアリス】にせのありす
もう1人の『朝日奈 アリス』。
肩より少し長い白髪に、紅い瞳。
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- Re: 偽ノ唄 ( No.1 )
- 日時: 2009/08/26 13:11
- 名前: 零華 ◆YZgpCc4n/Q (ID: zTHJAdPC)
【プロローグ】
銀時計が貴方の元に届きます。
そして鏡のムコウには反対の貴方がみえます。
これがゲームの始まりを告げる鐘の音・・・
ねぇ?唄がきこえてきませんか?
美しく、哀しげな歌声が。
ねぇ?誰が唄っていると思いますか?
彼女でしょう。純白の彼女。
誰か、彼女と遊んでください。
- Re: 偽ノ唄 ( No.2 )
- 日時: 2009/08/26 13:25
- 名前: 零華 ◆YZgpCc4n/Q (ID: zTHJAdPC)
【第1話 始まりを告げる鐘の音】
「アリス、荷物が届いたよ」
ドアの向こうから、お母さんの声が聞こえた。
荷物?私宛に?何か頼んでたっけ?
ゆっくりとドアを開ける。
お母さんは私に荷物を渡すと、1階におりた。
荷物は小さな箱に入っていた。
あまり重くない・・・何だろう?
ガムテープを剥がし、中身を見る。
中には、手紙、小さな箱。2つ入っていた。
まずは手紙を読む。
朝日奈 アリス様
初めまして。わたしは兎、と申します。
アリス様は幸せな方ですね。おめでとうございます。
彼女のゲームに招待されました。
銀時計を忘れずに・・・
兎より
「・・・はぁ?意味分からない!」
兎って誰?ゲームって何のゲーム?銀時計?
色々な疑問を抱えながら、小さな箱を開けてみる。
コトン。
中から銀時計が出てきた。・・・綺麗な銀時計。
あ。銀時計ってコレのことだよね?
でも、ゲームって?兎って誰?
私の後ろにある鏡の中には、白い髪の女の子がいた。
真っ赤な瞳で私の背中を見つめていた。
・・・見つめられていることに、私は気がつかなかった。
- Re: 偽ノ唄 ( No.3 )
- 日時: 2009/08/29 21:34
- 名前: 碧 (ID: oqn8OaZU)
書き出し好きです!
どこかパンドラハーツを彷彿とさせるのも・・・v
- Re: 偽ノ唄 ( No.4 )
- 日時: 2009/08/30 14:48
- 名前: 零華 ◆YZgpCc4n/Q (ID: 4CQlOYn7)
碧様!
コメントありがとうございます!!
書き出しを気に入っていただけて嬉しいです。
あはは(笑)
パンドラハーツっぽいですかね??
- Re: 偽ノ唄 ( No.5 )
- 日時: 2009/08/30 14:55
- 名前: 零華 ◆YZgpCc4n/Q (ID: 4CQlOYn7)
【第2話 彼女はだれ?】
「おっはよう!紫音(しおん)!」
朝。学校で私は大親友の紫音に声をかける。
これはいつものこと。毎日してる。
しかし・・・
紫音はいつものように私を見てくれない。
紫音はいつものように笑って「おはよう」を言わない。
・・・もしかして、イジメ?!
「ちょっと・・・紫音?!」
「・・・おはよう。アリスさん?」
「・・・ッ?!」
それ、は紫音じゃなかった。
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