ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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落としたよ
日時: 2009/10/03 22:34
名前: 花月 (ID: 0vH/svqy)

クリックしてくださって、ありがとうございます。

短いと思いますが、がんばって書きます。

(多分3話から5話ぐらいで終わる)

怖い話です。

>>1  プロローグ

>>2一話

>>3二話

>>4三話

>>5四話

>>6後書き

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Re: 落としたよ ( No.2 )
日時: 2009/08/30 13:09
名前: 花月 (ID: 0vH/svqy)

一話   「怖い話」

ある、男子高生がいたんだ。

その、男子高生はな…



クラスの奴らは、今怖い話にはまっている。

「でな、後ろから落としたよって…」

「あー!うるせな!そんなの迷信だって!迷信!」

俺は大きな声で言った。

「迷信じゃねえって。」

「はいはい、俺、トイレ行って来るわ。」

「まさか、怖い話苦手なんじゃ…」

ギクリ。

「んな訳あるかよ。あはははは!」

俺は『二宮 郁哉 』高校二年生、この話の主人公。

俺は怖い話が大の苦手!

ホント、ダメなんだ…

Re: 落としたよ ( No.3 )
日時: 2009/08/30 13:23
名前: 花月 (ID: 0vH/svqy)

二話  「夜の道」

塾帰り、道はずいぶん暗くなり、街灯がついている。

「あーなんか、出そう…」

俺は早歩きで道を行く。

(ああ、早く家につかねえかな。)

ふと、後ろに気配を感じた。

「だれだ!」

振り向くが誰もいない。

「気のせいか…」

ほっとして、前を向いたとき。

「落としたよ。」

後ろから男の声が聞こえた。

「えっ!」

俺は振り向く。

立っていたのは分厚いコートを着て、マスクをしてて、帽子をかぶった男。

「落としたよ。」

男はもう一度言う。

「落としたって…俺が何落とし…」

言いかけてとまった。

男の手には……心臓。

しかも、ドクン、ドクンとまだ動いている。

「それ…」

「君の心臓」

そこから記憶が無い。

Re: 落としたよ ( No.4 )
日時: 2009/08/30 13:55
名前: 花月 (ID: 0vH/svqy)

三話  「男」

目が覚めたのは病院だった。

「郁哉!」

母さんが心配そうに俺を見ている。

「俺……」

「あなた、道で倒れてたのよ!気づいた人が救急車を呼んでくれたの!」

あれは、夢だったのか…

俺はそう思って外を見た。

「あいつっ!」

外にはあのコートの男がいた。

男は何かを握っている。

まさか…俺の心臓じゃ…

男は歩き出した。

逃がしてたまるか!

俺は病室を飛び出した。


男は早い。

まるで足なんか無いように、スーッと行く。

男に追いついたのは、廃工場だった。

男は心臓をのこぎりで切ろうとしている。

「やめろおおおおおおおおおお!!!」

俺は叫んだ。

Re: 落としたよ ( No.5 )
日時: 2009/08/30 13:58
名前: 花月 (ID: 0vH/svqy)

四話  「その後」

「その後、その高校生、どうなったんだよ。」

「さあ?俺は知らないね。」

「き、気になる〜!」

知らない方が、いいのかもしれないよ?



「落としたよ」

Re: 落としたよ ( No.6 )
日時: 2009/08/30 14:00
名前: 花月 (ID: 0vH/svqy)

これで終わりです。

調子がよかったので一日で書いてしまいました。

つまんなくてごめんなさい。

グダグダでごめんなさい。

なんせ、突然思い出したんで。

読んだ方にごめんなさい。


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