ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ライトストーリー
- 日時: 2009/09/12 09:25
- 名前: ピエロ ◆Cn5TjroUCc (ID: 8FNZsxHa)
- 参照: http://noberu.dee.cc/noberu/ori/read.cgi?no=398
小説書くのをずっとさぼってたピエロが小説書くよー。
なんかおかしいとこあったら指摘してほしい
Page:1 2
- Re: ライトストーリー ( No.1 )
- 日時: 2009/09/03 12:37
- 名前: ピエロ ◆Cn5TjroUCc (ID: DNQP6awF)
たとえば、こんな話がある。
ある少年は霊が見えたそうだ。生まれつき見えていたので、なんの疑いもなくそのことを受け入れた。みんなも同じだと思っていて、小学校に通いはじめ、友達ができたとき、少年はその霊の話題をだした。そこで、少年はまわりから避けられるようになる。
少年は知らなかったのだが、まわりのみんなは霊が見えないらしい。しかも、存在すら疑わしい存在だと聞いた。少年は必死にみんなを否定したが、それがいけなかった。仲間の輪に入りたくて必死になっている奴、もしくは頭のおかしい奴として扱われるようになった。
小学校一年生から四年生まで少年はいじめられた。家に帰るなり、少年は猫の霊——少年が三歳のときに亡くなった飼い猫だ。その猫に毎日のように語りかけて、心の痛みを紛らわした。少年は霊と会話できる。言葉で話し合うのではなく、霊が伝えようとすることが分かるのだ。たとえ、人の霊でなくとも。もちろん、少年も霊に意志を伝えることはできた。
少年は物事をよく考えれるようになってきた。好奇心が湧いてくる年頃なのだ。なんでも知りたい。
少年は霊から色々なことを学ぶ。
生前はなにをしていたのか、生き方を学んだ。死者に生き方を学ぶのはなかなか愉快だった。死んだらどうなるか、これは霊自体も理解していないところがあるのでよく分からなかった。ついでに、学校で分からなかった問題などを頭の良かった霊に教えてもらったりした。
小学校四年生になるとクラス替えがあった。三年生までいじめられていた少年だが、リーダー格は転校し、その他もろもろは他のクラスにいったりしたので、少年がいじめられることはなくなった。
友達がたくさんできたが、もちろんその後は霊の話などしなかった。友達がその話題で話していても関わらなくなった。
そして、少年が中学二年生になった時、初めて死神という存在に出会う。
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。