ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 傷と嘘の物語
- 日時: 2009/09/03 17:20
- 名前: 紅葉 ◆YZgpCc4n/Q (ID: M80a/saL)
こんにちわ!紅葉(クレハ)です。
この「傷と嘘の物語」は残酷な運命をテーマにした物語です。
是非、読んでみてください!コメントはWELCOMEです!!
*序章*>>1
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- Re: 傷と嘘の物語 ( No.1 )
- 日時: 2009/09/03 17:16
- 名前: 紅葉 ◆YZgpCc4n/Q (ID: M80a/saL)
【序章】
これは夢だ。そう思ってしまえば楽でしょうね。
でも、これは夢じゃないの。
だって、頬についた血は流れていくでしょう?
「・・・ごめんなさい、ごめんなさい!」
私ができることは、ひたすら謝ることくらいね。
声が枯れるまで謝り続けるから。
ねぇ・・・貴方は・・・
ねぇ、貴方はこんな私を許してくれますか?
- Re: 傷と嘘の物語 ( No.2 )
- 日時: 2009/09/03 17:43
- 名前: 紅葉 ◆YZgpCc4n/Q (ID: M80a/saL)
【第1話 殺される少女】
3日前、私たちのクラスに転校生がやって来た。
女の子だ。とても美少女。
名前は宮部莉子ちゃん。長い、黒い髪に大きな瞳。
今、私は宮部莉子ちゃんに殺されそうになっています。理由は分からないですが。
「り・・・莉子ちゃん?!何してるのぉ?」
「分からないの?私は貴方を殺すッ!」
莉子ちゃんの目は野獣のようにギラギラと輝いている。
莉子ちゃんの右手にはナイフが握られている。怖い。
どうして私は殺されなきゃいけないの?
私、莉子ちゃんに何かしたっけ?してないよね?
「莉子ちゃん!私、何かしたぁ?!」
「したね。佐倉澪!殺す!」
「ぎゃああッ」
あぁ、涙がでてきた。
- Re: 傷と嘘の物語 ( No.3 )
- 日時: 2009/09/03 18:05
- 名前: 紅葉 ◆YZgpCc4n/Q (ID: M80a/saL)
【第2話 幽霊がみえる】
私、佐倉澪は殺されそうになってまいます。
「チョロチョロと逃げて!もう、腹立つ!」
「どうして私が殺されるのー?!」
「澪ちゃんって幽霊がみえるんでしょ?」
「え?・・・・・・うん」
どうして知っているのだろう?
そうです。私、佐倉澪は幽霊をみることができます。
このことは秘密で、今まで誰にも言ったことがない。
今、この瞬間だって、莉子ちゃんの近くに2人いますよ。女の子が2人。
「それはね、私も一緒!私もみえるの」
「え、莉子ちゃんも?」
「そう。・・・だから、貴方を殺す!」
再び莉子ちゃんがナイフを振り上げます。
私はヒョイ、とかわして逃げる。
「仕方ないな!・・・行けぇぇええッ」
「・・・ぎゃああああああッ」
莉子ちゃんは手を振ると、指先から小さな光を生み出した。たぶん、電撃。
あの子、人間じゃないよ・・・!
ギュッと目を閉じて、覚悟をする。・・・死ぬ覚悟。
- Re: 傷と嘘の物語 ( No.4 )
- 日時: 2009/09/03 18:06
- 名前: 紅葉 ◆YZgpCc4n/Q (ID: M80a/saL)
ちょっとロックします!!
立て直しをします!!
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