ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- sine〜唯一の希望〜
- 日時: 2009/09/04 21:13
- 名前: †森の花姫†。・+ (ID: GpNW5AXi)
「sine」この言葉は英語で「輝いてる」でっす☆
悲しい子猫のお話です、下手だけどみてネ(゜з゜)
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- Re: sine〜唯一の希望〜 ( No.1 )
- 日時: 2009/09/04 21:17
- 名前: †森の花姫†。・+ (ID: GpNW5AXi)
プロローグ
お母さんっ・・・!!
何で僕を捨てたの?
姉妹達、僕は何かしたって言うの・・・?
ねぇ・・・
何で、僕はこんな子猫なの?
ううん・・・、
僕は猫と犬のハーフだから・・・
- Re: sine〜唯一の希望〜 ( No.2 )
- 日時: 2009/09/04 21:29
- 名前: †森の花姫†。・+ (ID: GpNW5AXi)
登場動物
+エリナルナイツ ♂
猫と犬のハーフ。
親や仲間の猫や犬に嫌われたり
人間から有り得ないから、凄く嫌われたりしており
「何の為に生きてるの? 死んだ方が良いの?」と
思ってたところ、來に拾われた
+杏奈 ♀
エリナルナイツの母。
純潔犬とは初恋だったけど・・・。
後で仲間に殺された為、エリラルナイツを捨てた
+三上 來 ♂
エリナルナイツを拾ってくれた
以外に絵が凄くうまい。
名づけ親。
+エリカ マリナ ♀
エリナルナイツの双子の姉。
すっごく、ナイツを嫌っており、捨てられた時は
大喜びになる程。エリカが姉、マリナが妹
- Re: sine〜唯一の希望〜 ( No.3 )
- 日時: 2009/09/04 21:51
- 名前: †森の花姫†。・+ (ID: GpNW5AXi)
01 死にたいよ・・。誰か助けてよ・・・・
「キャッ! あの子猫? 犬って・・・今、噂の!?」
「えっ! マジでぇ!? キモくね? って、むっちゃ
可愛いじゃん! 超人気者でもなれってかんじだしぃ
つか犬と猫のハーフってありえなくね?」
・・・人間のキレイな女の人に言われている
僕は誰なの? 名前なんてない
だって・・・ お母さんがいないから・・・
それに・・・・
僕はありえない子だもん—————。
〜1ヶ月前〜
「イヤダァァっ!! お母さんっ!!!」
・・・・・僕は檻の中にいる。
お母さんは何処からか、檻の外にいた・・・・。
「お母さんって呼ばないで! アンタなんか。。。。
産まなきゃ良かった!! そうすれば・・・あの人は
死なずにすんだのにぃぃ!!」
そう叫ぶと、意地悪してくる姉とともに窓から去った
「うわぁぁアアああああっぁぁぁぁあぁ・・・・」
—————その後の事は知らない。
・・・・・・パチッ。
「ここ・・・は? 何処なの??」
そう思っていると、僕くらいの子犬さんが・・・・。
「君、気持ち悪いね。ま、人間からも意味不明だから
捨てられたんだよ、国際保護動物説がダメだね」
そう言い、去った・・・・・。
・・・・捨てられた? 何で・・・・?
あんだけ、嫌がらせや親に嫌われてしまった僕。
唯一の仲間さえも・・・ 見捨てられてしまったよ
ねぇ・・・
僕は生きるべきなの————・・・?
何で僕だけ・・・。
お母さん、エリカ姉ちゃん。マリナ姉ちゃん。
アナタ達を憎みます・・・・・
- Re: sine〜唯一の希望〜 ( No.4 )
- 日時: 2009/09/04 22:10
- 名前: †森の花姫†。・+ (ID: GpNW5AXi)
02 噂の所為で・・・。
僕は近くの公園のベンチで寝た。
冷たくて、寒かった————・・・・・。
バンッ!
腕に鋭い痛みで目が覚める
目の前には小さい子供がいた・・・・・
「ニャーワンっ!(誰だろう・・・)」
「うわぁー! 何コイツ? でも面白れーじゃん」
と石を散々投げられた挙句に・・・・
その子達の母親は僕をみるなり・・・・。
「ニュースで本当だったのね、気味悪いこと・・・」
・・・・・・ズキンッ!!
鋭い痛みは心までもを、襲ってきた
そのまま、逃げるようにその場を去ってしまう
「わぁっ! 金で売ったら売れるぞー!」
などとの声が聞こえ、僕を必死に捕まえにくる
散々逃げた。
だけど何もかも限界だ—————・・・
僕はその場で倒れてしまった
あぁ・・・ あの人達に売られる覚悟で
・・・・・・・・————————。
パチッ
「あ、気づいたみたいね、かっわいいなぁ〜!!
あ、僕は三上來。新人絵描き師なんだ。だけどね
意外と好評だけど、そんなに売れてないんだ(笑)
けど1か月分の給料が貰ってるし、普通の生活だよ」
僕の体には包帯が撒いており、ふわふわのベットだ
しかも・・・ 猫か犬専用の・・・・ ベットで・・
「ニャーワンっ・・・?(本当に・・・?)」
「可愛い声だね、そうだ! 君の名前はえーと・・・
エリナルナイツだよ!! どこかの国の意味だとね
幸せな紳士の意味さ、僕がエリナルナイツを守るよ」
・・・・・・嬉しい・・・・・。
僕に・・・ やっと、僕に・・・・
幸せが来た・・・・・・・。
「エリナルナイツ、ちょっと長いからナイツだね
愛称は、あはは♪」
僕は思う存分に甘えた。手に擦り付ける
とっても暖かいよ
また眠たくなっちゃった・・・・。
僕は暖かいベットで
甘い匂いと声に甘えながら寝た・・・。
- Re: sine〜唯一の希望〜 ( No.5 )
- 日時: 2009/09/05 13:18
- 名前: †クリスタル†。・+ (ID: GpNW5AXi)
03 僕の幸せは手放さないよ?
パチッ
あ、カツオ節だぁ〜!!
美味しそうだな♪ いっただきまーす
パクッ
ん〜! 美味しい☆
僕は無我夢中で食べた。しばらくすると・・・・
「ナイツ、美味しかった? 散歩でもする?」
「ニャーワン(うん)」
僕はカバンの中に入れられ、散歩をする事になった
街に出ると、みーんなこっちを見てくる
珍しそうに・・・。あ、あの時の小学生っ?!
「お、犬猫じゃん! お兄さんが飼ってるの?」
「うん、エリナルナイツって言うんだ」
「ふーん、ナイツねぇ・・・。じゃーねー」
その子達はその場を離れた
(良かった・・・ ハァ、お母さんは何処なの?)
そう思いながらも、静かに街を見た
お母さんは何処? お姉ちゃん達は?
その疑問ばかり、思ってしまう
捨てるほどいらない子なの・・・?
「ナイツ・・? 眠たいの?」
「ニャーワン・・・(うん・・・)」
「おやすみ。エリナルナイツ」
またもや寝てしまった僕。
その影でお母さんが悲しい目で
僕をみていただなんて
知らなかったよ・・・・・・。
ねぇ。お母さん、アナタは
いったい何の為に
僕をみていたの?
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