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修羅________    
日時: 2009/09/09 16:42
名前: 羅刹 (ID: BA35VKfF)

なぜ戦うのか・・・

なぜ刀を持つのか・・・

なぜこのような時代で、こんなになるまで生きてこれたのか・・・

私は死なぬのか…?

・・・・



主な登場人物

一途風ノ条(いちずかぜのじょう)
混迷の乱世に生まれ刀と槍をふるい続ける。
時に孤軍として、戦に割って入っては戦を納め続けている。

一途普棟斉(いちずふとうさい)
風ノ条の弟
忍者の道を選び修行を続けている。

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Re: 修羅________     ( No.1 )
日時: 2009/09/09 17:18
名前: 羅刹 (ID: BA35VKfF)

一章      人間


一話   過去の記憶

いつの騎馬がこちらに走ってくる。

乗っている一人の武士が、朱槍を振り回しこちらにやってくる。

「おおーーーーーーーーーーっ!!」

一声とともに、一凪。

五人ぐらいの兵は一気に倒れた。

周囲の兵はおびえだした。

「しゅっ修羅だーーーーーーーーーー!!」

敵の本陣では、

「修羅だーーーーーーーーーー!?」

「そうです!槍を振り回し近寄ってくる姿など、修羅そのもの!!兵はおびえ戦になりませぬ!!撤退しましょう!!」

「なにをゆうが、落ち着いてそのものを生けどれぃ!!撤退など幼稚すぎるわ!!」

「はっ、はっ!!」

兵を出した。

おびえる兵に取り囲まれた風ノ条。

しかし、一声もあげずに、馬から降りた。

「どどど、どうだぁ・・・かんねんしたかぁぁ」

そして、一歩前に出た兵たちが一斉に飛びかかる

風ノ条は静かに剣を抜き、一周する。

兵たちは二つに割れ、落ちた。

愕然とした空気だった。

「伝令!!修羅を襲った兵は全滅!!もはや、前線も壊滅状態です!!」

「ぬぬぬ・・・何かほかの手はないのか!!」

「大変です!!防衛部隊壊滅!!もはや修羅は目と鼻の先です!!!」

「なに!!仕方があるまい・・・撤退じゃぁ!!」

風ノ条は止まった。

本陣から気配が消えたからだ。

また乱を納めた風ノ条。

茶屋の先で、思い出に浸る。


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