ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- あなたが悪い・・・。コメを下さい!!
- 日時: 2009/09/28 22:02
- 名前: 桜 ◆Lng61bQLHo (ID: A9v/NWj7)
あ、来ていただき、ありがとうございます!!
「二次小説」と、「社会問題系小説」で、書いている、桜と申す者です。
カキコでは、4作目の小説です。
更新が遅くなるかもしれませんが、応援よろしくお願いします!!
注意!!
・私が嫌いな人は、来ないで下さい!!
・荒らし&中傷は、今すぐ退散!!!!
・ここでは宣伝O・Kなので、どんどんしてください!
以上です。
必ず守って下さいね♪
では、私の小説を、お楽しみください。
☆★お客様☆★
・えりさん ・まゆか ・霊華 ・雛乃 ・菜波 ・雪乃さん ・vamtaさん ・千佳 ・べスさん
- Re: あなたが悪い・・・。コメを下さい!! ( No.22 )
- 日時: 2009/09/17 21:25
- 名前: 桜 ◆Lng61bQLHo (ID: A9v/NWj7)
第2話
「おはよー!!」
学校に着くと、みんなの挨拶が聞こえて来た。
私と涼は、学校に着いても、恥ずかしがる事無く、手を繋いで、どうどうと歩いていた。
そんな私達を見て、周りのみんなは、「ヒューヒュー!」とか、「二人とも、熱いねぇ〜。」とか、
私達を冷やかしてくる。
でも、私達は、全く気にしない。
だって、毎日の事だから。
学校の中に入り、二人で廊下を歩いていたら、
「水無月さん、おはよ!!」と、涼が挨拶した。
私は、さっきまでの楽しい気持ちが、急に沈んでいくのが分かった。
この子は、水無月 魚月。
私達と同じクラスで、特に目立たない、大人しい性格。
でも、私はあまり、この子の事が好きじゃない。
だって、「魚月は、涼の事が好き」という事が、もっぱらの噂だから。
- Re: あなたが悪い・・・。コメを下さい!! ( No.23 )
- 日時: 2009/09/18 21:39
- 名前: 桜 ◆Lng61bQLHo (ID: A9v/NWj7)
誰か〜、コメをぉぉぉぉ!!!!!
- Re: あなたが悪い・・・。コメを下さい!! ( No.24 )
- 日時: 2009/09/20 09:34
- 名前: 桜 ◆Lng61bQLHo (ID: A9v/NWj7)
第3話
私は、魚月が見えると、さっと涼の影に隠れた。
そんな私を、魚月は特に気に止めた様子の無く、薄気味悪い笑みを
浮かべながら、涼に会釈すると、行ってしまった。
そんな魚月の後ろ姿を見ながら、涼は、「水無月さん。もっと明るくなればいいのに・・・。」
私は、一瞬自分の耳を疑った。
でも、「涼は優しいから、クラスメイトに親切なだけ。」と、
無理矢理決めつけた。
この時の、涼の言葉が、あんな意味を持っていたなんて、
その時の私には、知る由もなかったんだ・・・。
- Re: あなたが悪い・・・。コメを下さい!! ( No.25 )
- 日時: 2009/09/21 09:28
- 名前: 桜 ◆Lng61bQLHo (ID: A9v/NWj7)
第4話
キーンコーンカーンコーン。
終業を知らせるチャイムが、高らかに鳴り響いた。
私は、帰る支度をし、正門へと急いだ。
「涼!!お待たせ!!」
私は、息を切らせながら、声を上げた。
すると、そこには、いるはずの人物・・・、涼がいない。
いつも、正門に寄りかかって、私を待っていてくれているのに・・・。
私は、不思議に思いながらも、辺りを見回した。
もしかしたら、まだ涼が校舎の中にいるかもしれないから・・・。
そう思いながら、少し歩いていると、体育館の方から、涼の声がした。
私は、不審に思いながら、体育館に向かった。
- Re: あなたが悪い・・・。コメを下さい!! ( No.26 )
- 日時: 2009/09/21 09:41
- 名前: 桜 ◆Lng61bQLHo (ID: A9v/NWj7)
第5話
少しずつ体育館に近づいていくと、涼の声が、体育館の裏から聞こえてくるのに気づいた。
私は、正直、体育館裏には近付きたくなかった。
あそこは、「幽霊が出る。」という噂があった。
涼は、その噂を信じてはいなかったけど、私は、
小さい頃から「霊感」がある。
でも、普通の人とは、少し違う。
確かに、私も霊が見えたり、声が聞こえたりするけど、
私は、私を裏切った人を、霊への生贄にしていた頃がある。
だから、もう、そんな事はしたくない。
私は、そう強く祈りながら、体育館裏を覗いた。
すると、そこには、信じがたい光景が広がっていた—。