ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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薔薇の園と破壊神
日時: 2009/09/12 15:08
名前: レミ ◆TYfuHMJM6g (ID: q6B8cvef)

シリアス・ダークは初めてのレミです。

過激に書く所もありますのでご注意。


プロローグ

私は、破壊神。

名前がない。

私の周りにはいつも血の海と涙と沈黙と死体たち・・・。

それの繰り返し。

私を止められる者がいない。

悲しい。




何もかも壊してしまう自分が。



そして、私は転生した。


どこにでもいるごく普通の少女に。










見てくれた方に感謝。

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Re: 薔薇の園と破壊神 ( No.1 )
日時: 2009/09/12 15:28
名前: レミ ◆TYfuHMJM6g (ID: q6B8cvef)

第一章 竜と薔薇の子


「ユウ、起きろ。風邪引くだろ。」

僕は・・・思いまぶたを開けた。

「んあ・・・兄ちゃん?おはよ〜」

あくびをして言った。

兄ちゃんは、呆れ顔。

「こんなとこで寝るなよ。」

「だって、ここ居心地いいし。」









僕らは、ユウ・アベラスとラウ・アベラス

双子の竜なんだ。

竜神族、そういう種族で、
人と同じ形になれるのは竜神族だけ。

でも、お母さんは、薔薇の国ロズアレスの女王様。

お父さんは竜神族の王様なんだ。





「そろそろ戻ろう。寒くなってきたから。」

「うん。」


僕らは、お母さんのところへ戻ることにした。










僕らはお城に戻った。

「ただいま〜」

「お帰りなさい、ユウ、ラウ。」

お母さんは僕らを抱いてくれた。

兄ちゃんも僕も笑顔を見せた。



こんな幸せが続くといいな。

そう思っていた。









だけど・・・・

もうじき

僕らの幸せが崩れてしまうなんてことは、

誰も知らなかった。



第一章 了

Re: 薔薇の園と破壊神 ( No.2 )
日時: 2009/09/12 21:32
名前: 紅葉 ◆YZgpCc4n/Q (ID: RkLyPv1r)

タイトルに惹かれてやって来ました、紅葉です。
双子の竜のお話なんですね。
おもしろそうです!!
続き、頑張ってください。

Re: 薔薇の園と破壊神 ( No.3 )
日時: 2009/09/16 17:56
名前: クロ ◆6AsRVTZrG2 (ID: 4TjuuFmy)
参照: http://claus.cocolog-nifty.com/bocaloid/

コメがあったので返させていただきます。

紅葉様>
ありがとうございます。
こんな没小説に来ていただいてありがとうございます。
泣けます。

Re: 薔薇の園と破壊神 ( No.4 )
日時: 2009/09/16 17:56
名前: クロ ◆6AsRVTZrG2 (ID: 4TjuuFmy)
参照: http://claus.cocolog-nifty.com/bocaloid/

あ、名前とトリップ変えました。

Re: 薔薇の園と破壊神 ( No.5 )
日時: 2009/09/16 18:24
名前: クロ ◆6AsRVTZrG2 (ID: 4TjuuFmy)
参照: http://claus.cocolog-nifty.com/bocaloid/

第二章 絆の千切れ

「お母さん、いってきま〜す」

僕らは今日もいつもの花園へ出かけた。

兄ちゃんは

「暗くなる前に戻るよ。」

といった。









いつもと変わらない花たち
いつもと変わらない空
いつもと変わらない風

何事もいつもと変わらなかった。





—————ついさっきまでは———。




空が暗くなってきた。

風も冷たくなってきた。


「おかしいな・・・。
 まだ昼なのに・・・・。」

兄ちゃんがつぶやいた。

「ユウ、帰ろう。今日はおかしい。」

僕もそんな予感はしていた。


僕と兄ちゃんは走り出した。

早く帰るために。





「待って。」

不意に声がした。


僕らは振り向いた。

そこには男の子が立っていた。



「待ってくれたの?
 あのまま逃げれば無事でいられたのに・・・」

男の子が笑った。

「でも、どっちかを持って帰ってこいだなんて、
 すっごく骨が折れるんだよね〜」

え・・・?

何の・・・話?

「あ、自己紹介まだだよね?
 僕は、テン・テニッカー。影の民だよ。」

テンは構えた。

「ユウ、逃げるぞ!!」

兄ちゃんは僕をつかんで走った。


テンは動いていない。


あきらめた・・・訳ないよね?





「僕から逃げられないよ。」

テンはいつの間にか僕の足をつかんでいた。

「ユウ!」





第二章  了



余談

私って能無し・・・

能無し・・・


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