ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- †捨て猫はガス室へ†
- 日時： 2009/09/19 19:46
- 名前： *。+猫愛桜+。* ◆ZYXB0j8IMM （ID: IZhvYfzu）
世界は戦争でできている 私は「 」でできている。
要らない捨て猫は 「ガス室」 へ送り出す。
このが世界は正義で出来ていたとしていても・・・
翼はあるが 私達捨て猫が空に飛び起つことは不可能
たとえ 愛で出来た 「黒翼」 があったとしても
なぜなら 捨て猫は 「 」 で出来ているから
アナタは 「愛」 で出来ているのでしょう・・・
「イイナ・・・イイナ・・・」
†登場人物†
桜蘭 優奈 １６歳 ♀ （オウラン ユナ）
桜蘭一族の跡取り。貴族達からは「黒猫姫」と呼ばれ
ている。神の生まれ変わりなどと呼ばれ、第二の聖者
として、あまり人前には姿を現すことは無い。
桜蘭 優希 １５歳 ♀ （オウラン ユキ）
桜蘭一族の第二後継者。知能が低く、教師からは
「捨て猫」と呼ばれている。両親からの虐待を受けて
いる。
桜蘭 愛奈 ♀ (オウラン アイナ)
優奈と優希の母。
桜蘭 咲自 ♂ (オウラン サクジ)
優奈と優希の父。
その他
「桜蘭一族」
現代で言うと、天皇の位置につく。
●●●●兆という財産を狙い、後継者の優奈を貴族達
は狙っている。(婚約を交わせば婚約者の物となる。)
普通、両親の咲自が後継者となるが、その間に生まれ
た長女・長男が後継者となる。
- Re: †捨て猫はガス室へ† ( No.26 )
- 日時： 2009/09/29 20:51
- 名前： *。+猫愛桜+。* ◆ZYXB0j8IMM （ID: CACdmHRe）
第四話 【道化役者は笑い出す】
□月１２日———
アイツが憎い、アイツが憎い、アイツが憎い・・・
アイツさえ居なければこんな苦しみなんてなかった。
アイツの事を考えると胸が苦しい・・・嫌だ。
なんで私は悪くないのにこんなに・・・嫌だ。
そうだ、アイツを苦しめてやる。絶対にッ！！
「ねぇ、お姉さま？」
優希は優奈に尋ねた。
「ん？何・・・」
「今、紅茶の香りがして・・・」
確かにハーブの香りがする。
「そうね・・・行きましょうか」
優奈はスタスタとキッチンへと向かった。
そう・・・優希が不適な笑みを浮かべていることも知らずに・・・
キッチン———
「あら、お嬢様」
メイドの瑠莉がお湯を炊いている。
「丁度、お菓子の準備をしているのですよ」
瑠莉が笑顔でお菓子と紅茶を運び出す。
「いただいてもいいかしら？」
優奈がたずねると瑠莉が笑顔でうなずく。
優奈はおいしそうに紅茶をすする。
ビシャッ！
「痛ッ！」
優奈が悲鳴をあげる。優希のこぼした紅茶が優奈の
手に降りかかる。
「まぁ、大変ッ！救急箱を持ってきますッ！」
瑠莉は医療室へと走り出す。
「ごっごめんなさい・・・」
優希が頭を下げる。もちろん技とだった。
———計画通り・・・
「さぁ、手を出してくださいッ！」
優奈が手を差し出すと、
傷に思い切り消毒液を含んだ綿と押し付けた。
「痛ッ！」
あまりの力で押し付けたため、血が出てきた。
そして、包帯で思い切り縛り付けた。
しかし、愛する妹に「痛い」と言えなかった。
———さぁ、苦しめ・・・
†続く†
- Re: †捨て猫はガス室へ† ( No.27 )
- 日時： 2009/09/30 16:27
- 名前： ｖチョコ猫ｖ （ID: qGyGaEcb）
- 参照： http://ドナルドの靴はしゃべるの？
面白いです！
なんか痛そう・・・
- Re: †捨て猫はガス室へ† ( No.28 )
- 日時： 2009/09/30 19:02
- 名前： *。+猫愛桜+。* ◆ZYXB0j8IMM （ID: m7pepIKd）
ありがとうございますッ！
そういえば、前にブログにコメしてくれた方ですか？
- Re: †捨て猫はガス室へ† ( No.29 )
- 日時： 2009/09/30 21:45
- 名前： 春風 ◆HL2fUAyECQ （ID: 9hHg7HA5）
面白いです!!がんばってください♪♪
どうしたら、そんなにうまくかけるのですか？？
- Re: †捨て猫はガス室へ† ( No.30 )
- 日時： 2009/10/01 17:50
- 名前： *。+猫愛桜+。* ◆ZYXB0j8IMM （ID: .3z5wMXL）
いぇいえ、そんな事ありません。
面白いと言ってくれてありがとうございますッ！
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