ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 「そこの君!」〜振り向いたら殺される〜第一章完結
- 日時: 2009/09/23 18:41
- 名前: 北斗七星 (ID: wnkXBzTQ)
こんちゃーw※この小説はバットエンドになります。
登場人物
木下直人
主人公。知らない人はスルーする。
名堂田 闇乃吉
悪い亡霊。「そこの君!」と人に呼びかけてふりむいたら切り刻む。ねらいは直人らしい。なぜか直人のかんけいしゃを狙う。
プロローグ
最近(小説内の)町ではこんな都市伝説がはやっている。
読者の方は小説のタイトルでお分かりであろう。
そう、「そこの君!」とよばれて振り返る人は帰らぬ人となる。
警察は犯人を捜査中だが、こんな噂もある。
『やっているのは亡霊だ』
これは、そんな都市伝説ストーリーである・・・
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- Re: 「そこの君!」〜振り向いたら殺される〜 ( No.1 )
- 日時: 2009/09/23 12:13
- 名前: 北斗七星 (ID: wnkXBzTQ)
一番目のターゲット
霧松幸助
直人の親友。
- Re: 「そこの君!」〜振り向いたら殺される〜 ( No.2 )
- 日時: 2009/09/23 12:42
- 名前: 北斗七星 (ID: wnkXBzTQ)
第一話 一番目のターゲット*直人視点*
今日も俺と幸助は近くの公園で遊んでいる。
「そこの君!」
謎の声が幸助をよぶ。
「知らない人になんか振り向くな。」
「う・・・うん。」
「ねぇねぇお兄ちゃん!」
「ん?」
「いっしょにあーそぼ!」
「あ、うん。じゃあなにしてあそぶー?」
「うーん。そうだなぁー・・・
じゃあつみきー!!」
「いいよ。じゃお家にかえろうか。」
「うん!」
そして家
「さーてなにつくるー?」
「それはお前の好きでいいよ。ところで幸助。」
「なんだい?」
「あのさ、「おにいちゃーん!幸助くーん!つーみーきー!」
「はいはーい・・・」
約1時間後
「つまんない・・・」
「たしかに・・・」
「てか俺ら小三だし・・・」
「小三がつみきなんてやるか?」
それには俺の妹も同情したようで・・・
「じゃあおにごっこやろうよ!」
このおにごっこが不幸を招くとは誰にも分からなかった。
- Re: 「そこの君!」〜振り向いたら殺される〜 ( No.3 )
- 日時: 2009/09/23 18:37
- 名前: 北斗七星 (ID: wnkXBzTQ)
第二話 はなればなれ*幸助視点*
一番最初の鬼は幸助だった。
すると、かすかにきこえる自分を呼ぶ声。
「そこの君!」
もちろん僕はスルー。
(シカタナイ。コンナコトハシタクナカッタガ・・・)
「幸助!!」
この声は直人だ。
僕は返事を返そうと振り向いた。
いや、振り向いてしまった。
「なんだい、幸助・・・!!」
ふりむいてみると、そこにはだれもいなかった。
それは、闇乃吉は亡霊だからだ。
すかさず闇乃吉は幸助の前にいき、
「フフ、ニンゲンッテオロカナヤツ。」
そうつぶやいた。
幸助がきずいたころにはもう、おそかった。
闇乃吉はすでに背中に鋭い刃物をさしこんでいた。
しかも、幸助は闇乃吉にきずいたとたん振り向いたのだから、
刃が余計奥に入り、傷口もリンゴの皮をむくみたいに
長くなっていった。
「ぐっ!!」
「ヤッタ、ラッキー。ヤッパリニンゲンハオロカダナ。」
「ぐあっ、やめてくれ!!」
「ソロソロフィニッシュダ。」
闇乃吉は刃物をぐっとにぎり、力をこめておくに入れた。
「ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
幸助の腹からは、水溜り・・・いや血たまりというべきであろう物ができるほど血が出た。
そしてついに・・・
帰らぬ人となった。
「フフフ、モウキサマニヨウハナイ。デハワタシハツギノターゲットヲシトメニイクカ。マッテロヨククク・・・」
闇乃吉は次のターゲットのところに行った。
そのすぐあとに直人がやってきた。
「な・・・!これは!!おい幸助!!どうした!!しっかりしろよ!!まさかお前,振り向いちまったのか・・・?あの言葉に・・・」
第一章 完
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