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精霊浄化戦
日時: 2009/10/09 10:19
名前: 羽夜 ◆RZNKdBQtkc (ID: xYJBB/ey)

「精霊浄化」、そして「己」と戦う——。

◆ご挨拶
リクの方でライド様から、ネタ提供してもらいました。羽夜です。
光求戦争火の作者ですお。あちらも宜しくお願いします。
◇Rule
・荒らし・クレーム・パクリその他もろもろ禁止。
・あまりにも酷く雑談化した場合ロックします。
・アドバイスはいつでもこーい←
・感想欲しいです!下手でも上手でも何でもカモン!
◆目次
序章◆>>1 登場人物■メインキャラ>>2
解説用語■種類・属性 >>3
一話◆>>5

Page:1



Re: 精霊浄化戦 ( No.1 )
日時: 2009/09/23 14:05
名前: 羽夜 ◆RZNKdBQtkc (ID: xYJBB/ey)

序章◆

「行って来ます」の形の「バイバイ」を残して——。

赤い猫を肩に乗せ、木で出来た茶色のドアを閉めた少年は、泣くのを我慢し、とても悲しそうな笑顔で猫に「何処に行くんだ?」と訊いた。少年の親は、武器屋で働いている。と言っても、本当の親は二人とも亡くなり、少年は一人になってしまったのだ。その育て親にもサヨナラを言うのだ。辛いに違いない。
少年の服装は、真っ白なシャツ・・・・・・と言うより、泥で汚れて茶色になっている。そのシャツの上には、黒いジャケットを羽織い、ズボンも、ジャケットと同じ黒色だ。武器屋から貰った剣は、腰のベルトに付けている鞘に入っている。その少年の服装を見た猫は、

「もうちょっと綺麗な服を着ようとは思わないの?」
「俺は着る物があればいいんだよ」
「・・・・・・信じらんない」

精霊と契約したあの日、あの家にはもう戻らない。そう、決めたんだ————。
少年は、決心した様にそう心の中で言った。

Re: 精霊浄化戦 ( No.2 )
日時: 2009/09/23 14:07
名前: 羽夜 ◆RZNKdBQtkc (ID: xYJBB/ey)

登場人物■メインキャラ

フレイ=アルテミス
一人称「オレ」二人称「お前」三人称「こいつ、あいつ」
身長/154cm 体重/平均?

主人公。男。
ひょんな事から自然霊「クローゼ」と契約し、契約者となる。
一応15歳。チビ、小さいなどの類の言葉を言うと怒る。実はコンプレックス。
曲がった事が大嫌い。正義感が強い。そして熱血漢。後先考えずに行動してしまう。頭より先に体が動いてしまうタイプ。
人を疑う事がほぼ無いに等しい。ので良く騙される。
実は魔霊をも凌ぐ魔力を持っているのだが、本人は全く気づいていない。そのため、制御も出来ない。本人が気づかない内に暴走してしまう事もしばしば。
両親は10年前に死亡。
初めて精霊が見えたのは7歳頃。
15歳までずっと育て親の武器屋の息子として生きてきた。
武器は両刃の片手剣。
海のような蒼い髪に、黒い目を持つ。服は白いシャツに黒いジャケット。そして黒のズボン。
武器である剣は腰の鞘に仕舞っている。
ちなみに、武器は旅立ちの時に育ての親から貰ったもの。

クローゼ
一人称「私」二人称「あなた、君」三人称「あいつ、こいつ、あの人、この人」
身長/153cm(人間時) 体重/秘密(人間時) 

フレイと契約した自然霊。女。年齢不祥。
属性は風(後に月)。本体は赤い猫。
言いたい事はハッキリ言う。サバサバした性格。何が何でもハッキリしないと気が済まないタイプ。変な所で完璧主義。美形好き。意外と頭脳派。
フレイの事を暖かく見守りつつもやっぱり世話を焼いている。
自然霊の中でも下級の精霊で、他の自然霊と比べるとやや力が弱い。その事がコンプレックスになっている。
プライドが高く、馬鹿にされたりするのが大嫌い。

Re: 精霊浄化戦 ( No.3 )
日時: 2009/09/23 14:11
名前: 羽夜 ◆RZNKdBQtkc (ID: xYJBB/ey)

用語解説■種類・属性

人霊
最も契約している者が多く、力が通常より弱く、人型の精霊の事を指す。
後述の自然霊、魔霊よりも精霊としての力が弱く、契約するための試練は簡単だが、あまり強い魔力は持たない。
魔霊
契約している者が二番目に多く、魔力に特化した精霊の事。
主に影などの実体の無い姿をしており、契約している者にしか姿が見えない。
全体の能力としては平均的だが、魔力は最も多く、魔法を使う者が契約する事が多い。

自然霊
最も力が強く、契約している者が少ない。
主に猫、蝙蝠などの動物の姿をしているが、力を使う時には大きく姿が変わる。
魔力以外の能力は他の種族よりも大幅に特化しており、試練も難しい。

他にも、まだ種族はいるが、契約者が契約できるのはほぼ三種族のみ。


精霊の属性は、闇、光、風、水、炎、土、月の7種類があり、それぞれに苦手な属性と得意な属性がある。

属性関係について(強い→弱い)

水→炎
風→水
光→闇
炎→土
土→風
月→全属性

月が最強の属性とされているが、月の属性を持つ精霊は炎や水などと比べると極端に少ない。
闇の属性を持つ精霊が魔霊に多く、風、水、炎は自然霊に多い。
人霊に多いは光、土

Re: 精霊浄化戦 ( No.4 )
日時: 2009/10/07 18:00
名前: 羽夜 ◆RZNKdBQtkc (ID: xYJBB/ey)

一話◆契約 繋がり

「・・・・・・ねぇ、騙されたと思って契約してみない?」

その言葉を言ったのは、人間でもない、幽霊でもない、猫。赤い猫だ。契約を進まれているのは、見た目は13歳位の男。海色の蒼い髪は風になびき、黒い目はまるで驚いている様に開いている。

「何だ、それ。如何いう事だ・・・・・・?」
「だぁかぁら! 悪霊と化した精霊を浄化するのよ!! いい加減理解しないと怒るわよ?」

赤い猫が、怒りながら言う。そう、この契約の会話はかれこれ10回以上は続いている。それもその筈。この男は理解力と言う物が無いに等しいのだから。

「何で俺なんだよ」

保留

Re: 精霊浄化戦 ( No.5 )
日時: 2009/10/09 10:17
名前: 羽夜 ◆RZNKdBQtkc (ID: xYJBB/ey)

一話◆契約 繋がり

「・・・・・・ねぇ、騙されたと思って契約してみない?」

その言葉を言ったのは、人間でもない、幽霊でもない、猫。赤い猫だ。契約を進まれているのは、見た目は13歳位の男。海色の蒼い髪は風になびき、黒い目はまるで驚いている様に開いている。

「何だ、それ。如何いう事だ・・・・・・?」
「だぁかぁら! 悪霊と化した精霊を浄化するのよ!! いい加減理解しないと怒るわよ?」

赤い猫が、怒りながら言う。そう、この契約の会話はかれこれ10回以上は続いている。それもその筈。この男は理解力と言う物が無いに等しいのだから。

「何でオレなんだよ」
「・・・・・・いい!? あなたは精霊が見えるの! だから精霊と契約できるのよ! 分かった?」
「その・・・・・・契約ってお前等にとっては必ずしないといけない物なのか?」
「うん、そうよ! あなたがOKしてくれれば、私は生き残れるの!」

その赤い猫、クローゼがそう言った途端、その男、フレイ=アルテミスが目を見開いた。それを見たクローゼも驚いた様で、こう言った。

「何よ、あなた。如何したのよ」
「契約・・・・・・しなかったら、そのまま死ぬのか?」
「死ぬとは言わないわよ? 消滅してまた生まれ変わるから・・・・・・だけど私自身も消滅してしまうわ」
「んなっ・・・・・・!? 何でだよ!」

フレイは、大きな声で怒鳴りだした。すると、クローゼが「静かにして」と冷静に言って、フレイは顔を赤らめた。

「・・・・・・輪廻転生よ。輪廻は死んだ後も無限に生き返る。転生は生まれ変わる。その人の何もかもなくなってしまうの」
「・・・・・・分かった。契約する」

フレイは少し悩んだが、決心した様に言った。そんなフレイを見て、クローゼは、

「ありがとう」

と微笑みながら言った。


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