ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 迷いの森のアリス。
- 日時: 2009/10/06 17:33
- 名前: 茉莉花 (ID: ucO1mLFu)
アリスは今日も森を行く。
行きたい場所などない。
だけれど歩き続ける。
どこから始まったのかも、どこで終わるのかも全て不明。
アリスは永遠にこの森を彷徨う。
********************
どーも、茉莉花です。
この掲示板では初の小説です。
ちなみにダーク系の小説も初めてなので上手く書けるかわかりませんが、どうぞ見てやってください。
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- Re: 迷いの森のアリス。 ( No.1 )
- 日時: 2009/10/08 20:31
- 名前: 茉莉花 (ID: ucO1mLFu)
彼女の名前はアリス。
誰がつけたのかも誰がそう呼び始めたのかも不明。
彼女はとある森に住んでいる。
…いや、迷っている。
そして彼女は、
どうして自分がここにいるのか、どうやって来たのかがわからなかった。
ある時、彼女は森で一匹の真っ白い兎を見つけた。
兎は森の中を駆けていく。
「待って!」
アリスはとても好奇心旺盛だった。
故に、その兎を追いかけて森の更に深くへ入っていってしまった。
兎はアリスに構うことなくただひたすら走り続ける。
アリスは必死になってその兎を追う。
だが一向に追いつかない。
とうとう兎が見えなくなってしまった。
見えなくなってからアリスは立ち止まる。
「ここは…どこ?」
アリスが知っていた場所は森の一角にすぎなかった。
この森は想像を絶する程に大きい。
この森だけ異空間に存在してると言われても不思議じゃないほどに。
無論アリスは夢中で兎を追っかけていて道など覚えていない。
帰り道がわからないのだ。
- Re: 迷いの森のアリス。 ( No.2 )
- 日時: 2009/10/09 07:07
- 名前: 更葉 (ID: FH8GDiLh)
初めまして〜!!
これからちょくちょく見に来ます(^^ゞ
更新ファイトです☆
- Re: 迷いの森のアリス。 ( No.3 )
- 日時: 2009/10/09 15:14
- 名前: 茉莉花 (ID: ucO1mLFu)
≫更葉さま
コメントどーもです。
見に来て下さるんですかッ!?
ありがとうございます★
更新頑張ります。
- Re: 迷いの森のアリス。 ( No.4 )
- 日時: 2009/10/09 15:52
- 名前: 茉莉花 (ID: ucO1mLFu)
周りには木しかない。
そのため、ここがどこでどうやったらここに来たのか、わからない。
兎を見失った今、アリスはどうすることもできなくなっていた。
「早く帰らなきゃ。」
とは言っても、もともと迷子でこの森にいる訳で、
帰る場所など本当は無いのだけれど。
アリスは来た方向を見つめる。
辺りが暗くなってきた。
最初からこの森には太陽の光など当たらないけれど、
より一層暗くなったのはわかる。
もうすぐ夜になる。
この森の夜は危険だ。
何が出てくるかわからない。
「どうしよう。」
次第にアリスは焦ってきた。
とりあえず見つめていた方向に駆け出す。
だが、どれだけ走ってもどこだかわからない。
アリスは疲れてその場に倒れこんでしまった。
木に寄りかかりながら上を見上げる。
辺りはもう真っ暗になっていた。
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