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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 残酷な赤ずきん
- 日時: 2009/10/07 17:33
- 名前: 勇人 ◆NC1AxUg.ec (ID: DrxGkANi)
- 参照: 元、紅でござんすww
これは二次小説にたてるべきか? と悩む勇人です。
正直言って、赤ずきんを小説に出来るのか? や、
面白くなさそ〜、最低〜、などと思っている奴は、
今すぐ出て行け! オラアアアアァァァww
まあ頑張りますww
>>1 prologue
Page:1
- Re: 残酷な赤ずきん ( No.1 )
- 日時: 2009/10/07 17:30
- 名前: 勇人 ◆NC1AxUg.ec (ID: DrxGkANi)
- 参照: 元、紅でござんすww
prologue
ここは童話の世界。
童話……例えばシンデレラなどにでてくる登場人物などがいます。
童話の世界は、とても愉快です。
みんな笑って泣いて……とても楽しい毎日でした。
私は、童話の世界のいわゆる管理人です。
童話の世界の住人の生活を、暖かく見守っています。
ですが……。
私は、童話の世界の住人に殺されました。
変わり者の、赤ずきんに……。
- Re: 残酷な赤ずきん ( No.2 )
- 日時: 2009/10/07 17:45
- 名前: 勇人 ◆NC1AxUg.ec (ID: DrxGkANi)
- 参照: 元、紅でござんすww
01 殺人鬼「赤ずきん」
地面に落ちている死体を、私は眺めた。
ずたずたに切り裂かれた顔、体、手、足……。
やっぱり人を殺すのって、楽しいわ。
全てを切り裂いて、切り裂いて、とにかく切り裂く。
そして、でてきた血は、ずきんを染めるために集める。
醜くて、血生臭い死体は、人形にして遊ぶ。
私のストレスを解消するには、これしかなかった。
「……物足りない」
風が吹き荒れる黒い森の中で、私は呟いた。
「……物足りない、物足りない……!」
何かが足りなかった。
何かが足りない。何が足りない?
わからない。一生懸命考えてもわからない。
……そうだ……!
「心臓だ」
ナイフで胸を刺し、すだずたに切る。
そしてでてきた、血まみれの心臓をつかむ。
相変わらずウニョウニョしてて、気持ち悪かったが、仕方がない。
私は取り立ての心臓を、ポケットに入れ、死体と血の入った袋を担ぎ、黒い森をあとにした。
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