ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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赤チェック模様
日時: 2009/10/08 11:40
名前: 苺牛乳 (ID: lOah4y4E)

どうも、はじめまして!
えぇ〜と、まずキャラクター紹介します。

主人公 
・林檎(13歳)
 赤いチェック模様のコートを着込んだ黒髪の女の子です。普段は物静かですがたまに感情的になります。
姉が狼男(ウルフ)に殺され、その恨み晴らすため旅に出ました。武器は銃や爆弾です。

・クレアス(18歳)
 銀色の髪を持ち、長身でイケメンな男です。ウルフなのですが物静かで変身時にも理性を保てる珍しいウルフ(普通のウルフは大抵殺人衝動を抑えきれない)林檎の乗り物的な存在です。

・カルト(24歳)
 茶色の髪を後ろでまとめた結構美人な女です。職業は情報屋でいつも林檎に臨時にお金が必要な時に職場を見つけてやったり、ウルフの発生地域を教えてくれたりする結構世話好きな人。

まぁこんな感じでやっていこうと思うのでよろしくお願いします。あっ、新キャラもどんどん出しますので
 

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Re: 赤チェック模様 ( No.1 )
日時: 2009/10/08 12:19
名前: 苺牛乳 (ID: lOah4y4E)

エピローグ

「お姉ちゃんただいま〜」
 
 赤頭巾を被った可愛らしい少女が元気な声で森の中の木でできた家に入って行った。中は薄暗く、家具などで散らかっていた。

「お姉…ちゃん?」
 
 少女は恐る恐る奥へと足を踏み入れた。するとほんの少しだけ蝋燭の灯が部屋から漏れていた。この子の姉の部屋だ。

「お姉ちゃん!」
 
 急いで部屋へ飛び込んでみるとそこには血だまりに沈んだ自分の姉とそれを静かに見つめる耳としっぽを付け、返り血に染まる男がたたずんでいた。今、この世界を騒がせる狼男(ウルフ)だった。

「ありゃ?妹さんかな?帰ってこなけりゃぁ〜、もう少し長く生きられたって言うのによ。運が悪いなぁ〜姉妹そろって」

 男は妹を見た瞬間、鋭い爪を手から生やした。爪にも紅い血が滴っている。あれはお姉ちゃんの血なのかな?

「さて、妹さんの肉はどんな切れ味なのかなぁ〜?」

 少女は恐怖に顔を歪ませ、走り出した。だがすぐに男に追い抜かれ、投げ飛ばされた。少女は玄関に叩き付けられそのまま床に押した。痛さに身もだえていると男は静かに近づいてきた。

「逃げるなよぉ〜。大人しくしてればすぐに痛みもなく君のお姉さんとこに送ってやるからさぁ〜」

 卑しい顔で舌なめずりをする男を見つめた。少女は手に何か冷たく硬い物に触れていたことに気づいた。
見てみると黒光りする銃があった。とっさに少女は銃口を男に向けてすぐ乱射した。

「うわぁぁぁあああああああああああああああ」

 男は体中を自分の血で汚し、けたたましい声をあげながら部屋の窓を突き破り家から出て行った———。



 ハッと私はベットから起き上がった。周りを見渡すと自分は今日借りた、宿屋の部屋にいることが解った。
「またあの夢か…」

 そう思うとなんだか空しくなって眼から涙が零れた。

「うっく、お姉、ちゃん。ごめんね?わだじ…がもうずこし、強かったら、だずけで…あげられたのに…ひっく、うぅ〜」

赤いチャックの模様のコートを涙で濡らして、私は泣き続けてしまった。




取り合えず作ってみましたw

Re: 赤チェック模様 ( No.2 )
日時: 2009/10/08 12:22
名前: 苺牛乳 (ID: lOah4y4E)

やっべ!エピローグじゃねぇ〜間違えた!!
正しくはプロローグです。
すいませんでした!!


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