ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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ブラック・オブ・ファンタジー
日時: 2009/10/11 15:01
名前: 鈴羅 (ID: vjv6vqMW)

必ず…必ず君を捜すから
きっと捜すから
私がきっと捜すから、それまで…生きていてください…


………はじめまして!!何ヶ月ぶりかの小説です
ファンタジーにしたいです!
誰も見てくれなくとも
諦めないで、頑張ります!!

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Re: ブラック・オブ・ファンタジー ( No.5 )
日時: 2009/10/11 16:35
名前: 鈴羅 (ID: vjv6vqMW)

ザッ…黒いマントで身を覆い、彼女は旅を続けている

「うっ…」

戦闘での傷は深かった…
砂漠の泉
〈ロンドリアンの泉〉
そこは、砂漠の水があり
旅人達は、ここで傷を休める
「おねえさん、このお花買って?」

たずねて来たのは、ボロボロの服の幼い女の子、
黒マントの彼女は、ニコッと笑い
花を一輪とって、お金を渡した

「お嬢ちゃん、宿屋か、薬屋を知らない?」
深い傷をおさえ、聞いた

「あの緑の、建物だよ」

その先には、緑の建物
《宿、薬》と書いてある

「ありがとう」
そういって、黒マントの彼女は、去っていった…


………つづく

Re: ブラック・オブ・ファンタジー ( No.6 )
日時: 2009/10/12 17:07
名前: 鈴羅 (ID: Wx.cjsE7)

チャララン♪

扉をあけると鈴が静かに鳴った…

「すいません…」
黒マントの彼女は店員を呼んだ…
静かな砂漠の泉…

「はい!!なんでしょうか!」
奥から、忙しく出てきた女性
長い緑の髪、綺麗な顔立ち…

「すいません…深い怪我を負ってしまって」

黒マントの彼女は
緑の女性にケガを見せた
「はわわ!!これは!」
驚く女性の声に驚く黒マントの彼女

「それで…薬は?」
「あっ!!はいただいま!!」

バタバタ…

緑の女性は奥に戻り
少しして…

「一応、毒消しと、傷薬を」
「ああ…どうも」

傷を負ってから、数時間…さすがに、弱ってきた

店を出て……


………つづく

Re: ブラック・オブ・ファンタジー ( No.7 )
日時: 2009/10/12 17:15
名前: 鈴羅 (ID: Wx.cjsE7)

フラッ…
ふらついてきた…

「チッ…」
泉を抜けると…砂漠…砂漠…砂漠
次の町は遠いい

ずいぶん歩いて、
ザザッ!!!
魔物だ!

「何でこんな時に…」


………つづく

Re: ブラック・オブ・ファンタジー ( No.8 )
日時: 2009/10/29 14:07
名前: 鈴羅 (ID: h75hpYuB)

目まいと傷の痛み……
「れっ……レナーション!」
風の力…それで砂を舞い上げた……

フラッ……

「おい!!」
倒れかけた私に誰かが……

「リレット!!」
あの人?……いや……ち…が…う………

そのまま倒れてしまった…


………つづく




冷たい風だった……そして私はリレット……
黒いマントをはおる魔剣士……

「はっ!!」
リレットは夢を見ていた、昔の夢だ…
「おい…黒マント大丈夫か?」
!!きずかなかった……青い瞳の少年、あたしと同じくらいか?

「………あなたは?」
青い瞳の少年は明るく
「俺はルイズ!!」
「ルイズ?!」
聞き覚えがあった……

「憶えてるか?俺のこと!」
確か……あたしが聖伝城(せいでんじょう)で兵をしていた時……に……いた……ような

「憶えてない」
そんな記憶忘れてもいいわ

彼女は冷めた心で言った

「そっ…そうか…実は俺も旅をしてるんだ!もっと世界を見たくなった!」
明るい少年…こんな子が兵をしていたなんて……

ふと、窓を見ると……涼しい町並み、海…

「ここって!!」
ベットから起き上がり、窓を見つめた……
「ナムルガーナ……」


………つづく

Re: ブラック・オブ・ファンタジー ( No.9 )
日時: 2009/10/30 12:49
名前: 鈴羅 (ID: 8TaBVFdu)

リレットは不思議そうに、彼に問いた…

「なぜあたしを知っていた?なぜここに?」
「……僕が旅してるのは、リレット隊長のおかげだ…」

あたしは……昔…兵の隊長だった……
兵隊達に期待された女性の戦死……

「リレット?」
ボーっとしていた……彼はあたしに期待していた
でも、あたしは、あの人を追い続けて、そんな事考えてなかった……

「んじゃルイズは……あたしを……」
「隊長!!すみません!!隊長が旅をするため出て行って…
隊長みたいに、なりたくて!そしたら、見つけて……」

「そう……ありがとう」
「俺!!一緒に旅!!していいんですか?!」

今まで一人だったリレットは、初めての感覚だった……
暖かく、不思議だった

………つづく


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