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Rea lized
日時: 2009/10/15 00:54
名前: 紅羅 (ID: INwilZwH)

閲覧thanksです!

これが初めての小説となります。

誤字脱字があると思われますがご了承ください。

<登場人物>
 空利 翔-くうり かける-
中学2年生。男。どこにでもいそうな普通なヤツ。しいて違う所を上げれば前髪をくくっている。
母は一昨年亡くなったらしい。

 橋本 羽輝-はしもと うき-
13才。女。眼帯にポニテでとても目立つ。ミステリアスな美少女。

 前田 一希-まえだ かづき-
中学2年生。男。翔の幼なじみ+親友。運動神経はいいが、頭は悪い。

 空利 諒-くうり りょう-
小5。翔の弟。


<目次>
プロローグ  下にあります
第1話 >>1
第2話 >>2
第3話 >>3
第4話 >>6
第5話 >>7



<プロローグ>

夢に見てたものが現実になる?

そんな事あるはずがない。

例えば目の前に沢山のスイーツがあると想像してみる。

そしたらすぐに沢山のスイーツが現れる。

んなことねぇだろ?

それは非現実に過ぎねぇだろ?

       

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Re: Rea lized ( No.1 )
日時: 2009/10/12 04:38
名前: 紅羅 (ID: INwilZwH)

<第1話>
-たいやきと美少女-


ただ走っていた。あてもなく。街のなかを。

親友と喧嘩したから。些細な事で。

それは15分前の事。

「なー、翔ぅー」

「んー?」

親友、一希の家でゲームしながら始まった喧嘩。

「お前、タイヤキ喰うとき頭から?尻尾から?」

「ぜったい頭」

「はぁ?普通、尻尾だろっ?」

「お前、アタマオカシーンジャネェ?頭だろ」

「いいや、絶対尻尾っ!!」

それが段々エスカレートしていっただけ。

本当に些細な事。

だけど、そのときは頭に血がのぼってた。

今は反省してる。

だけど自分から謝るのはカッコ悪いじゃん?

あ、今なにその幼っちいプライドとか思ってないよね?

別にいいんだけどさ……

「前髪ちょんまげ。」

可愛らしいロリ声が耳に入った。

前髪ちょんまげ…?

そりゃ、俺は前髪くくってるげどさ。

「何々?俺の事ですかぃ?」

と、振り向いた。

すると、身長140cmあるかないか位の眼帯ポニテ少女が居たぁぁぁあっ!

「おぅ。お前のことだ。」

少し偉そうなしゃべり方。なにこの仔。

萌えるじゃないかww

「んーで、俺に何の用ですか?」

初対面だし、ね?

一応敬語で。

「僕の名前は羽輝。13才。」

へぇー。13なんだ。もっと小さいかと思った。

「俺は空「言わなくていい。しってるから。」

俺がしゃべりかけたとたん口をはさむ。

知ってるってなにさ。このカワイ仔ちゃんストーカーか何か?

「お前は空利翔。中2、14才だろ?」

おぉ。わかってるじゃねぇか。

「ちなみに、こいつが原因で喧嘩した。そうだろ?」

そう言って美少女は紙袋を俺に差し出した。

それをうけとってあけてみると、アツアツのタイヤキ君が入っていた。

なぜこの仔は喧嘩した所までしってんだよ。

タイヤキの事だって。

「ちなみに僕も頭から食べる派だ。」

あ、俺と同じなのね。頭なのね。

「……これ食っていいの?」

せっかくのアツアツたいやき君だしさ。

食わねぇともったいないし。

「別にかまわないが、僕にもわけろよ。」

話を聞くのはたいやきを平らげてからでもおそくないだろう。

    

Re: Rea lized ( No.2 )
日時: 2009/10/12 18:49
名前: 紅羅 (ID: INwilZwH)

<第2話>
-眼帯と美少女-

2人でもしゃもしゃとタイヤキを平らげた。

「なんで羽輝ちゃんは俺の事しってんの?」

1番気になってた事。

初めてあったのに何でしってんのかって。

「……何でだろうな。何故かわかんけど分かってしまうんだ」

本人もわからないのかよ。

「そっか。……んじゃなんで眼帯なの?」

「ちょっと目立つ事になっててね、他人にみられたくない」

眼帯ってのも十分、目立つと思うんだけど。

まぁ、みられたくないのなら仕方ないが。

「俺に左目、みせてくれる?」
「嫌。」

即答ですか。俺もちょっとは傷つくよ?

まぁ、そりゃ他人やけどさ…

「ねー、羽輝ちゃn「羽輝、でいい。」

「…んじゃあ羽輝ね。この辺じゃ見かけないけどさ。どこにすんでr「家はない。」

……この仔は人の話を最後まで聴けないんですか?

親の顔が見たいよ……っ?

えつ?家ないの??

「!?んじゃあお母さんとかお父さんは?」

「知らん。」

「飯は?」

「買い喰い」

「寝るのは?」

「その辺で野宿。」

ちょwwなに言ってんのよwww

この仔、すました顔してとんでもない事言ってますぅぅぅぅうっ!!!

「えっ、……今日はどこで寝るの?」

「そこで。」

と、公園の滑り台を指さす。

えっwwちょwwwおまwwww

羽輝、ホームレスなのかっ?

「俺ん家、来る?」

こんな仔を公園に放置するわけにはいかんし。

「いい……の?」

「別に。弟がいるだけだしさ。」

母さんは一昨年亡くなった。

父さんは出張。

弟のりょう
俺が女ノ仔連れてても気にしないだろう。

「ありがとうっ!」

羽輝は、まぶしすぎる位の可愛い笑顔で微笑んだ。


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